校長室

学校長挨拶

「未来をたくましく生きる生徒の育成」や「希望の登校、満足の下校」ができる若中を目指して！

校長　山田　雅一

若松中の保護者の皆様、PTAや育成委員会・同窓会等の皆様、いつも生徒たちの健やかな成長のために温かいお心遣いをくださり、ありがとうございます。今年度、若松中3年目を迎えます、校長の山田雅一（やまだ まさいち）です。今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

若松中は、生徒も先生方も明るく、元気で、大変パワフルな学校です。日々の授業に、学校行事に、そして部活動に大変熱心な取り組みで、その姿は、まさに「パワフル！」という表現がピッタリです。

学習面では、日頃の授業への取り組みはもちろん、英語発表会や総合展への自由研究の出展、「税に関する作文」の出品等で数々の賞をいただきました。特に自由研究では、2年前に教育長賞という、とても名誉な賞を受賞する他、昨年度は、旺文社主催、文部科学省・環境省・こども家庭庁後援の「全国学芸サイエンスコンクール」で2名の生徒が入選するとともに、応募した小中学校の中で第1位を受賞するという大変な栄誉に輝き、この上ない喜びでした！！

学校行事では、コロナが5類に移行したことで、体育祭や合唱コンクールなどが久々に学年ごとから全校での開催となり、「これぞ学校！」と思える熱心な取り組みで、改めて大きな感動を味わいました！実行委員を中心に生徒たちが一生懸命に取り組む姿や充実感溢れる笑顔は最高で、きっと、かけがえのない中学校生活の思い出となったことでしょう。

また、「若松中に部活動あり」というように、どの種目も日頃から大変熱心に練習に取り組み、総体やコンクール・発表会では、数々の素晴らしい功績を残すことができました。ほとんどの種目において千葉市での優勝や入賞、そして県大会への出場を果たしており、大変感激しました。特に、陸上競技部は千葉市・千葉県で男女総合優勝連覇を果たし、関東大会や全国大会にも出場するなど、素晴らしい活躍振りでした。また、ハンドボール部も男子は昨年度に引き続き関東大会出場、女子は3月末に行われた春の全国大会に出場することができました。その他にも、女子ソフトテニスや女子バレーボールなどが千葉市で優勝する他、サッカーを始め、多くの種目で市内ベスト8に入るなど、大変目覚ましい活躍でした！ぜひ、令和6年度も、さらなる躍進を期待しています！！

さて、昨年度は、新しく就任した鶴岡教育長の指針を受けて、学校教育目標の一部を見直し、「人間性豊かな心をもち、未来をたくましく生きる生徒の育成」とさせていただきました。これからの社会は変化が著しく、価値観が多様で、予測困難な時代と言われています。そんな世の中を、主体的によりよい判断をし、たくましく生きていかなくてはなりません。不登校の問題や貧困の問題、ヤングケアラーや虐待の問題など、解決すべき課題は山積していますが、何とか前を向いて、しっかり自分の足で歩いて行ける自立した大人にならなければなりません。ぜひ、一人でも多くの若松中生が、「未来をたくましく生きる生徒」になれるよう、私たち教員は、日々自分たちの指導を振り返り、自身の指導力を磨きながら、精進していく所存です。また、生徒が「希望の登校、満足の下校」ができるよう、そして「ABCの原則（A：当たり前のことを、B：馬鹿にしないで、C：ちゃんとやる）」を実行できるよう、日々の学校経営に努めてまいります。至らない点も多々あろうかとは存じますが、できることは精一杯取り組んでまいりますので、皆様のご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。