緊急情報
更新日:2020年3月24日
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千葉市消防航空隊はヘリコプターの機動性を生かして、高層化、多様化する県と千葉市の消防事象に対し、さまざまな活動、訓練を行っております。ここでは、それらの活動について紹介いたします。
高感度・高画質カメラを搭載し、万一災害が起こった場合でも即座に現場に急行し、可視カメラや赤外線カメラにより、災害現場の映像を詳細に撮影し、消防局指令室や現場指揮本部へリアルタイムにゆれのない安定した映像と音声を電送することができ、適切な災害救助活動を行うことができます。
ヘリコプターを使用した救助活動は、高層建築物、海上、山岳地帯等、事故が起きた場合に地上の施設から孤立しがちな場所が対象になります。これらの場所にいち早く急行し、ホイスト装置などを使用し救助活動を行い、救助時間の大幅な短縮を図ります。
地上から火点に近づくことが困難な火災が発生した場合、ヘリコプターによる空中消火を行います。機体下部に装着された空中消火装置(容量900リットル)により上空から散水します。
空中消火を行う場合は、離着陸場に着陸し、水槽車から給水を受けますが、消火装置に装着される自給水用ポンプにより河川や湖沼にホバリングを行い、給水することも可能です。
空中消火を行う場合、火災の発生地点の条件によりヘリコプターの高度、速度、あるいは風向風速が変化します。これらの自然条件を含めた異なる条件下で、正確に火点に水を投下するには、多くの訓練が必要です。
災害の発生は、時間や場所が常に異なります。千差万別の状況に対応しヘリコプターの機動性を十分に発揮するためには、数多くの訓練が必要になります。また、災害対応はヘリコプターだけでは不可能です。消防隊、救助隊、救急隊あるいは消防艇と連携しての訓練も重要です。
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