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更新日:2024年8月16日

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校長室

校長挨拶

『一人を全職員で』 加藤 秀樹

 本年4月1日に院内小学校に着任しました校長の 加藤 秀樹 と申します。歴史と伝統ある院内小学校の校長となり、身の引き締まる思いです。思えば33年前、教育実習生として約1か月間、院内小学校でお世話になりました。子供たちの元気で明るい笑顔、そして力のある面倒見のよい先生方・・・・今でも忘れません。次の年には無事、「先生」になることができました。今回、こうして院内小学校に着任したのも何かの縁だと思っています。33年前に受けた「恩」を、子供たち、保護者の皆様、地域の皆様に返していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年度の5月に新型コロナ感染症が5類に移行し、徐々に学校の日常が戻ってきました。今年度は、ある意味、「日常」からのスタートが切れました。4月9日の入学式はあいにくの雨でしたが、久しぶりに桜が咲き誇っていました。「雨降って地固まる」ともいいます。新入生81人を迎え、全校児童537名及び全職員46名で、しっかりと地に足をつけて一歩一歩進んでいきたいと思います。

 本校の学校教育目標は「自ら考え行動し、心豊かに、たくましく生きる子どもの育成」としています。ここから、目指す学校像を掲げていますが、今年度は、特に「子どもが大切にされ、楽しく学べる学校」に重点を置き、「楽しい学校」となるように、「一人一人を大切にする学校」=「子ども一人を全職員でみる」旨の話を、4月1日に教職員へも伝えました。

 では、「楽しい学校」とは、どのような学校でしょうか。私が考える「楽しい学校」とは、「今日は何をするのかな・・・・と毎日わくわくしながら登校し、『できた』『わかった』と充実感をもって生活し、一日が楽しかったと笑顔で下校してく」ことだと考えます。「一人一人を大切にする学校」「一人を全職員で」を合言葉に、「楽しい学校」目指して教職員が一丸となって取り組んでいきます。

 また、学校は、個々の思いや活動だけではなく、学級・学年集団、異学齢集団で学び、活動することとなります。その活動の中で、できた喜びや自分の成長の実感、みんなで達成した喜びを味わわせていくことが大切だと考えています。集団の中での活動ですので、時には思いどおりにいかない場合もありますが、そのような際にはご家庭や地域からの温かな応援をいただきたいと考えております。

 保護者の皆様、地域の皆様には、院内小学校の教育活動にご理解をいただき、変わらぬご支援をお願いいたします。