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更新日:2026年3月31日

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校長室

 

校長挨拶

「残り姿」という言葉から

校長小原圭子

寒暖差が激しい毎日が続いておりますが、桜のつぼみが膨らみ始め、子供たちは元気に学校生活を送っています。2月25日には「ありがとう集会」が行われました。在校生は心を込めて、歌を歌い、踊り、感謝の言葉を発表し、卒業していく6年生に気持ちを伝えました。また、6年生も合奏で、保護者の皆様、地域の皆様、先生方、在校生に感謝の気持ちを伝えることができました。

さて、令和7年度最後の学校だよりは「残り姿」という言葉についてです。「残り姿」とは「終わったあとの姿」「その場からいなくなった後の姿」を感じることを言います。「その場にいた人々の心が想像できる気持ちのよい姿」のこととして用いられます。

学校では、下校後の教室や昇降口で日々感じることができます。下校後の校舎内を歩くとき、窓が締まり机やいすが整頓され、黒板がきれいに掃除されている教室を見ると「今日もしっかりと学校生活を過ごして、学習ができたのだろうな」と子供たちの「残り姿」を想像できます。(逆に心配になる光景もありますが・・・。)

このような「日々の残り姿」の他に、もっと「深くて大きい残り姿」を感じることもあります。それは、3月の卒業式や修了式が終わった後の学校の中です。掲示物が外され、荷物もなく掃除が行き届いた教室。すっきりとした誰もいない机といすだけの空間ですが、そこへ足を踏み入れると、1年間、ともに学び生活していた「深くて大きい残り姿」を感じます。担任ならばひと際大きく感じることでしょう。1年間に起こった様々な出来事、あの時の「笑顔」あの時の「涙」あの時の「感動」・・・。次の学年を待つ「何もない教室」ですが、そこには「今生活している子供たちの残り姿」が残るのです。更に言うと、「もっと大きい残り姿」もあります。卒業して10年後や20年後などに学校を訪れると、きっと「在りし日の残り姿」を「思い出」として感じることができると思います。

子供たち一人一人の毎日の「残り姿」が積み重なり「学校の校風」となり「伝統」となっていきます。どのような「残り姿」を残すことができるか、1年間の締めくくりの時期こそ、自分自身を振り返り、学年のまとめをしてほしいと思います。

今年度を振り返ると、大雨や酷暑の心配をしながら学校での教育活動を行ってきたという印象が強く残っています。どちらも対応を誤れば大きな事故につながりかねないリスクですが、保護者の皆様や地域の皆様のご協力のおかげで、事故につながるようなことはありませんでした。学校としても必要と思われる情報をお伝えし、子供たちの安全を最優先に考えて対応してまいりましたが、来年度以降も同様の状況が発生することが考えられます。今後も、学校・家庭・地域が連携しながら、安全第一で子供たちを育んでいきたいと考えております。

さて、3月18日には6年生19名が卒業していきます。そして、24日には修了式を迎えます。令和7年度の学校生活も残り少なくなってきましたが、これからは今年度の取り組みを振り返り、来年度の学校生活に生かせるように1年間のまとめを行っていきます。ぜひ、ご家庭でも、これまでの生活をお子さんと一緒に振り返っていただき、頑張ったことを認め、今後の活動への意欲を高めていただきたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様、今年度も本校の教育活動に対して、ご理解とご支援をいただきましてありがとうございました。令和8年度もよろしくお願いいたします。

いじめ認定の取消について

平成28年度いじめ認定の取消について(PDF:91KB)