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更新日:2025年3月5日

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校長室

 令和6年度がスタートしました

校長古川誠一

 お子さんの入学・進級おめでとうございます。
 今年の始業式・入学式では桜の花を見ることができ、例年と違った風景で春を感じながらのスタートをきることができました。今年度の花園小は1年生 126 名を含めて児童数 832 人、28 学級、 50 人の教職員でスタートしました。
 始業式・入学式では、昨年と同様にあいさつの大切さについて話をしました。人と人がコミュニケーションを高めていくにはまずあいさつが大切だと考えます。子供の時代にできないあいさつが、大人になってできるようになるのは大変難しいと思います。私が正門や東門の
前に立って登校指導をしていると、中学生が立派なあいさ つをしてくれます。恥ずかしさもある中学生がこのようにできるのは、花園地区の素晴らしい伝統だと感じています。この素晴らしいあいさつの伝統を、さらに伸ばしていければと思います。ご家庭でもあいさつの素晴らしさを教えていただければと思います。
 今年度は4月に土曜参観を計画しました。2つの目的があり、1つ目は早い段階で学校様子や取り組み、お子さんの様子を保護者の皆様に伝えたいということです。2つ目は 昨今地震が多くなり危機管理の上から早めに引き渡し訓練をしたいと考えました。なかなか平日ですと保護者の方の参加が難しいと考え、土曜日に設定させていただきました。主旨をご理解いただき、よろしくお願いいたします。
 子供たちが笑顔いっぱいで、生き生きと輝く学校生活を送れるよう教職員一同努力してまいります。保護者の皆様には引き続きご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

5月

校長古川誠一

 先日の学習参観・懇談会・引き渡し訓練は、多くの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。午後からの引き渡し訓練では、校舎内での引き渡しで混乱をきたすかと心配していましたが、保護者の皆様のご協力によりスムーズに行うことができました。ありがとうございました。

 さて、今年のゴールデンウィークはコロナの制限もなく、天候も良かったので多くの皆さんが出かけられたり、いろいろな行事に参加されたりしたことと思います。私も電車に乗って観光地に出かけました。当然たくさんの子供を連れた家族連れに会いました。その家族連れを見ていて、いろいろな親子関係があるなぁと思いながら次の言葉を思い出しました。

【子育て四訓】

 乳児はしっかり 肌を離すな

 幼児は肌を離せ 手を離すな

 少年は手を離せ 目を離すな

 青年は目を離せ 心を離すな

 これは10年前に学校現場を離れ、青少年サポートセンターという所に勤務していた時に掲示されていた言葉です。この言葉には、シンプルですが親としての「愛情のかけ方」と「親子の距離感の持ち方」について明確に表している素晴らしい言葉だと感じました。

 ○ 乳児はしっかり 肌を離すな

 しっかり抱かれていることで「守られている」「かわいがられている」と無意識の内に感じ、心や情緒の安定を築く時期

 ○ 幼児は肌を離せ 手を離すな

 ちょっと周囲に目が向き、自立の一歩が始まる。「いつでも手が届くところにいるよ」という安心感を持たせながら社会に足を踏み出させる時期

 ○ 少年は手を離せ 目を離すな

 友達や学校生活によって社会性が育つ。一人にしてと言い出すこともあるが「いつでもあなたのために駆けつけるよ」と見守る時期

 ○ 青年は目を離せ 心を離すな

 自立して大人として一歩を踏み出す。「何かあったら一緒に考えるよ」と心のよりどころとなり支える時期

 「離す」ということには自立に向けて踏み出せるよう支援することだと思います。それぞれの時期で離すということは大変難しいと思います。特に我が子の事となればなおさらでしょう。しかし子供同士のトラブルや子供自身で解決しなければならないことも最初から親が肩代わりして解決してしまうことも聞かれるようになってきました。小学校時代は「手を離すな」から「目を離すな」の以降の時期だと思います。また、電子機器をはじめ、いろいろなモノが発達し、それに伴って人間関係等がいろいろ複雑になってきている昨今です。学校も家庭と手を携えて「見守っていくよ」「相談にのるよ」ということを子供たちに発信していきたいと考えています。

 連休も終わり、気持ちの問題や疲れ・暑さで体調を崩す子供も例年見かけます。規則正しい生活と早めの対応が大切ですので、ご心配なことがありましたら遠慮なく学校へご連絡ください。これからもご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

6月

校長古川誠一

 今年の運動会は、練習の期間から雨に悩まされることもなく、私の教員人生の中でもほとんどない晴天続きで中味の濃い2週間でした。運動会当日もとても素晴らしい晴天、あまりの晴天で朝から熱中症対策がとても大切になると、これも初めての経験です。運動会を進める中で、低学年は2回教室に戻って休憩を取りました。中・高学年は幸い進行が早めにできたので特別教室や体育館に入り休憩をとることができました。保護者の皆様には、涼をとるような場所も確保できず、長時間グランドでお待ちいただくことになってしまいましたが、臨機応変に対応していただき暖かく見守っていただきありがとうございました。また、PTAの皆様には案内やパトロール、広報誌のための写真撮影など様々なお力添えをいただくとともに、お父さんクラブの皆様には後片付けをお手伝いいただきました。心より感謝申し上げます。

 さて、子供たちは当日に向け、一生懸命練習に取り組み準備を進めてきました。徒競走や高学年リレー・今年度復活した団体種目など最後まであきらめず一生懸命取り組む姿がとても立派でした。さらに応援団・実行委員会・各係なども最後の運動会を思い出に残る運動会にしようという6年生を中心に、意欲的に活動して運動会を盛り上げてくれました。また、どの学年の表現の演技も素晴らしいものでした。担任たちは不安を持ったまま当日を迎えたのですが、さすが「はすの子」。本番ではリズムに乗った軽快な動き、メリハリのついた力強い動き等どの学年も練習の成果を発揮できました。運動会では、子供たちが楽しむ様子と一段と成長した様子が感じられました。

 今年の運動会はコロナ以前に戻せないまでも、子供たちが思い出に残る楽しい運動会にしていこうという考えのもと大きく3つの事を変更しました。

1. 団体種目の追加

2. 熱中症対策に対応したプログラム

3. 7時30分登校による競技時間の確保

 今年度から保護者の皆様に参加していただく行事については、すぐーるを使って行事後1~2週間以内にご意見をうかがって次年度以降の参考にしようと計画しています。(4月に行った授業参観・引き渡し訓練については、後日ご意見を伺います。)ぜひ貴重な意見をお寄せください。

 さて、17日(月曜日)からは水泳学習が始まります。その準備として、12日(水曜日)には多くのPTAの役員の方・ボランティアの方々にご協力をいただきながらプール掃除を実施し、仕上げは6年生の子どもたちが行いました。例年、プール掃除の前にやごを捕獲していたのですが、今年度捕獲できたやごは、例年より清掃時期が遅かったこともあり羽化してしまったようで、クラスに数匹しか見つかりませんでした。2年生には残念な思いをさせてしまいました。水泳学習では、健康状態に留意するとともに、泳力の実態を踏まえ、安全で楽しい学習が進められるようにしたいと考えております。ご家庭でも健康観察などの面で、十分ご配意をお願いいたします。今月も、ご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

7月

校長古川誠一

 学校の蓮池では、オオガハスがすてきな花を見せてくれています。子供たちも「きれいなピンク色だ」「ハスの花はこんなに大きいんだ」と登校時や休み時間、花を見ながらいろいろ話をしてくれます。13日からは、地域の行事として観蓮会やハス祭りも実施されます。千葉市の花でもあるオオガハスが、自分たちの身近なものという愛着と地域愛が子供たちの心に育ってくれることを願っています。

 さて、あと数日で夏休みです。子供たちはとても楽しみにしているようです。学校がなくなり自由な時間が多くなりますが、夏休みにしかできないことをじっくりやってほしいと願っています。

〇 植物や動物をじっくり観察すると、いろいろな疑問が出てきます。ホウセンカの葉は何で規則正しく並んでいるのだろう?ダンゴムシはどうして左右交互に曲がっていくのだろう?なんとなく観察している中でもじっくり見てみると不思議なことがいっぱいあります。このように不思議に思うことが大切です。ぜひ、時間のある夏休みにいろいろな疑問をもち、解決に向けて取り組めるとすばらしいと思います。

〇 ある教育書を読んでいたら、中高校時代の学力は小学校時代の読書量と比例するという内容の記事を読む機会がありました。実際読書量の多い子供は学力が高いということを感じます。なるほどと思いながらその記事を読み進めました。読書は習慣が大切です。夏休みに読書の時間を習慣づけて少しずつでも読書の量を増やすことができればすばらしいと思います。

〇 先日の給食でトウモロコシが出ました。2年生が皮むき体験をしたのですが、トウモロコシの現物を触ったのが初めてという子供が結構いました。また、ゆでたトウモロコシが給食に出てきましたがどのように食べたらよいかわからず、担任や栄養教諭に質問する子供も数名いました。ご家庭ではトウモロコシは一般に使われる食材だと思いますが、缶詰などから粒だけが現れ、実際はどのようなものかわからない子も多そうです。笑い話ですが、子供に人気の寿司ネタのサーモンはピンク色をしたまま泳いでいると思っていた子もいるそうです。子供たちにいろいろな世界が広がるように、たくさんの経験ができるとすばらしいと思います。

 この夏休み、少し余裕をもって子供たちといろいろな体験をしていただけると子供たちの視野や考え方が広がっていくと思います。旅行でいろいろな体験をすることもとてもすばらしい事ですが、日々の生活の中で買い物に一緒に行く、一緒に読書をする、一緒に夕食の用意をしたり皿洗いをしたりするなど、少しお時間をとっていただくことがとても大切だと思います。また、夏休みにはギガタブを持って帰ります。ギガタブでいろいろ調べていただくこともよいのではないでしょうか。さらに、ゴミ出しや掃除、洗濯物をたたむ等の仕事の分担をして、できたときに認める・ほめることは、家族の一員としての自覚を育てる上ではとても大切になります。保護者の皆様にとって昼食の準備等、お忙しくなることもあると思いますが、充実した夏休みが送れるようよろしくお願いいたします。休み明けには、子供たち一人一人の成長した姿が見られるよう担任をはじめ職員一同楽しみにしています。

9月

校長古川誠一

 44日間の長い夏休みが終わり、学校には元気のよい子供たちの姿や声が戻ってきました。いろいろ子供たちに話を聞くと、それぞれに思い出がいっぱいの夏休みになったようでした。登校の様子では、始まってしまったという悲しい顔で、こちらから挨拶をしても無言で通り過ぎてしまう子供もいましたが、多くの子供たちが元気な挨拶と努力した夏休みの作品を持って登校することができ、嬉しく感じました。今年の夏は猛暑が続き、なかなか外で思い切り遊ぶという訳にはいかなかったと思います。昔に比べて、紫外線対策もあり、真っ黒に日焼けしている子供に会わなくなったなぁという感じもします。

 さて学校の再開にあたっての夏休み明け集会では、次の3つのことを伝えました。

 1つ目は、今年はオリンピックがありました。選手たちの自分の力を精一杯発揮して頑張っている姿にはとても感動しました。メダルにつながった人とそうでない人がいますが、どの選手も自分の持てる力を最大限に発揮できるように努力し、本番に挑んだことと思います。急には技ができるようになったり、タイムが伸びたりすることはありません。毎日の練習の積み重ねがオリンピックにつながったと思います。まずは目標をもつこと。目標に向かってちょっとずつでも頑張ることが大切だという話をしました。

 2つ目は、私が夏休み読んだ本で、とても勉強になった本について話をしました。内容は「自分の命は自分で守る」という内容です。昨今、「大きな地震が来るぞ」「台風がくるぞ」など、危険に関することがテレビなどで報道されています。災害から命を守る時、いつもおうちの人や先生が近くにいるとは限りません。どうしたら自分の命が守れるか、怪我がないようにできるかを考えて行動する必要があります。そのほかにも夏休み中、海や川遊びで大事な命を落としてしまった人のことや、交通事故で大きな怪我や亡くなった子供がいるという報道が多く見られました。危険を意識して、自分で命を守れる行動がとれるよう、いろいろ考えてくれると嬉しいという話をしました。

 3つ目は、暑くて家の中にいる機会も多かったので、生活のリズムが崩れている人も多いのではないかと感じます。早く学校のリズムを取り戻すためにも「早寝・早起き・朝ごはん」を励行してほしいという話をしました。早く学校生活のリズムを取り戻し、元気な学校生活を送れるよう保護者の皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

 夏休み明け、身体も心も成長し、今までとちょっと変化も見えるこの時期です。学校・家庭・友達関係などで不安なことがありましたら、遠慮なく担任や学校にご連絡いただくようお願いいたします。

10月

校長古川誠一

 5日間の秋休みも終わり、学校では令和6年度の後期が始まりました。前期の後半夏休み明けは、暑い日が続き水泳や体育の学習の中止・休み時間の外遊び禁止など子供が楽しみにしている事ができずストレスが溜まってしまうこともありました。熱中症等も心配されましたが大きな問題もなく子供たちは元気に前期を終えることができました。その中で、前期の大きな行事について2つ紹介したいと思います。

【農山村留学】

 今年で最後になる6年生の農山村留学(来年度から全市一斉に修学旅行に代わります)ですが、鴨川の宿泊先がトコジラミ駆除のため一時閉所になった関係で急遽時期・場所(大房岬自然の家)を変更して実施しました。6年の児童数が多いのでなかなかうまく日程が取れず、最終日が終業式と重なってしまいましたが、2泊3日の農山村留学を無事終えることができました。2日間雨で外の活動ができませんでしたが、最終日には晴れ間から海や周りの景色を見ることができ、よかったと思います。房州うちわづくり・野外での焼きそばづくり・キャンドルファイヤー等の活動で楽しい思い出がたくさん作れたと思います。

【花園地区敬老会】

 花園小は地域との連携行事として、毎年敬老会の祝賀行事に参加しています。1年生がプレゼントになる朝顔の種の摘み取り、3年生がプレゼントの種を入れる袋づくり、2年生が袋へのメッセージ書き、4年生が祝賀会での演技発表と全校で取り組んでいます。特に4年生は合唱・合奏・運動会での踊りと多くの演目を披露してくれました。私も来賓席で見ていましたが、おじいちゃんおばあちゃんが笑顔で手拍子をしてくれる姿を見ていて、とても気持ちが温まる光景でした。子供たちも元気よく笑顔で表現していて、教室での学習では経験できない素晴らしい体験ができたと感じました。

 後期に入っても大きな行事が計画されています。まずは、18日(金曜日)に行われる全校遠足。たてわり班で遊ぶ時間やクラスでの時間も計画しながら楽しい遠足になればと思っています。29日(火曜日)には6年生の陸上大会が実施されます。選手の皆さんが練習成果を発揮して記録を伸ばすことができるよう願っています。その他にも11月30日(土曜日)に「はすの子発表会」が予定されています。学習で学んだことを一人一人が自信をもって発表できるよう学習を進めていきたいと思います。

 前期の終わりには学校評価についてのアンケートにご協力いただきありがとうございました。自由記述欄には多くのお褒めの言葉もいただきありがたく感じました。また改善したほうがよい点についてもご指摘いただきました。内容を精査して、来年度に向けて改善していけるよう計画を立てていきたいと思います。詳細については後日学校だより臨時号として保護者の皆様にお知らせできればと考えています。 

 これから感染症についても注意深く見守っていきたいと思います。引き続き保護者の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

11月

校長古川誠一

 暑い日から急に朝晩が涼しくなり、過ごしやすい季節になり秋を感じられるようになってきました。学校では、勉学の秋・読書の秋・スポーツの秋など充実した活動をすることができ、子供たちは意欲的に学校生活を送っています。

 10月18日、楽しみにしていた全校遠足でしたが、雨天バージョンで学校内での実施となりました。子供たちは最初とても残念がっていましたが、教室内での活動やチェックポイントを回って課題に取り組むウォークラリーに、たてわりチームで楽しく参加していました。特に6年生は最上級生として、よく面倒を見ながらチームをリードしてくれていました。昔ほどたてわり活動の時間が取れなくなってきていますが、いろいろな面で子供たちを成長させていく活動だと強く感じました。

 10月29日には、千葉市小学校陸上大会が開催されました。途中で雨が降る場面もありましたが、子供たちの熱気で無事最後まで終えることができました。代表になった選手たちはとても広い青葉の森陸上競技場で自分の力を発揮して頑張りました。自己ベストを出した子もいれば、思うような記録が出ず悔し涙を流している子もいました。どの子も学校代表として精一杯頑張ったことは素晴らしい小学校生活の思い出になったことと思います。また応援の子供たちは、昨年と同様に競技場から送られてくるオンラインでの映像を体育館で観戦し、大きな声援を送ることができました。約1か月の練習の中で、どの子も記録が伸びたよろこびを感じ取ることができたことと思います。次に行われる球技部活動と合わせて運動のもつ「たのしさ」を感じ取り、中学校や大人になっても楽しめる生涯体育に繋がればよいと思っています。

 2年生の町探検・5年生家庭科のミシンの学習・6年生のキャリア教育の講師など、たくさんの保護者の皆様にご協力いただきありがとうございました。また、1年生は地域の方々にけん玉やおはじき、こま・めんこなどの昔遊びを教えていただき一緒に遊ぶことができました。1回20分程度の活動でしたが、とても教え方が上手で1年生はすばらしく上達しました。2年生の町探検では安全に活動できるよう各グループの見守りをしていただきました。5年生の家庭科のミシンの活動ではミシンの扱いに戸惑っている時にアドバイスをしていただきました。6年生のキャリア教育では地域の方なども含めていろいろな職業に就いている方々から仕事の内容ややりがい・苦労などについてわかりやすく話をしていただきました。1,2,6年生はこれらの学習をもとに11月30日(土曜日)に行われる「はすの子学習発表会」で成果を発表することになります。楽しさや驚き・思いなどを学年の発達段階に合わせて表現する姿をぜひご参観ください。(ちなみに3年生は千葉市について 4年生は福祉について 5年生は産業について すべて各学年の学習内容からテーマを選定しています)

 学校では、コロナウイルス・インフルエンザなどの感染症はほとんどありません。しかし、手足口病・マイコプラズマなどの感染症が多く出ています。1年生の1クラスが手足口病の感染が広がり3日間の学級閉鎖を行いました。感染スピードが早く多くの子供たちに発症するおそれもあります。手洗い・うがいなど予防していただくこととともに、もし疑いがあれば早めに医療機関を受診する・学校を欠席して様子を見るなどのご対応をよろしくお願いします。

12月

校長古川誠一

朝晩はめっきり寒くなってきました。これが普通だよ(平年並み)と言われてもとても寒く感じてしまいます。学校のイチョウの葉は例年より遅いようですが見事に色づきやっと落葉が始まりました。

先日の『はすの子学習発表会』には多くの保護者の皆様にご参観いただきありがとうございました。

1年「秋となかよし」

2年「花園の町のすてき大発見」

3年「千葉市大発見」

4年「ふれあい発見~今、私にできること~」

5年「つなげよう、ささえよう、私たちのくらしと産業」

6年「見つけよう!広げよう!ドリームプロジェクト」

コスモス学級「楽しいコスモスの思い出」

それぞれ生活科・総合的な学習の時間等で学習した内容を発表しました。1年生やコスモス学級の児童はノリノリで頑張っていました。2年生から6年生は自分のテーマに沿って調べたことを緊張しながらも堂々と発表していました。学級・学年でリハーサルをして当日に臨んだ子供たち、発表後多くの子供たちからとてもすっきりとした笑顔が見えていました。大きな自信につながったと思います。また、各クラスを回っていて思ったことは、どのクラスを回っても子供たちの参加している態度がとても立派でした。1年生のクラスではお店を盛り上げ楽しく活動していました。2~6年・コスモス学級の発表では、静かに参観でき、クイズなどにも積極的に参加していました。発表・参観どちらもとてもよく、学習の成果が発揮された『はすの子学習発表会』でした。保護者の皆様には、時間制限等がある中ご参観いただきありがとうございました。混雑や感染症の拡大を心配していましたが、大きな問題もなく実施することができました。ご協力いただきありがとうございました。

午後からはPTA主催の「はすの子おまつり」が開催されました。6か所のイベントの中から4か所を選んで参加できます。14時30分の開始前からすごい列ができました。職員が整列を手伝いながらお祭りスタート。ディズニーリゾート並み(?)の長蛇の列・待ち時間でしたが子供たちはルールを守って楽しく参加していました。材料の準備などいろいろ準備していただいたと思います。PTA役員の皆様、楽しい時間をありがとうございました。

あと2週間で冬休みになります。子供たちにとって冬休みはとても楽しいものになるでしょう。保護者の皆様には特に以下の3点を注意していただきますよう、よろしくお願いします。

1 イベントが多く児童は浮かれる場面が多くなります。特にお金の管理・プレゼントでもらった品物(ゲーム機・高価なもの)の管理は保護者の責任で行ってください。

2 SNS関連の問題が千葉市の多くの学校で多発しています。軽はずみな行動で自分が被害を被ったり、相手を傷つけたりして大きなトラブルになっている事案もあります。携帯電話は保護者が子供に買い与えているという原点に戻っていただき管理をよろしくお願いします。

※ 学校での対応が難しい事案については、千葉市サポートセンター・千葉県警少年センター等に要請をしてまいりますので、ご理解ください。

3 楽しいテレビ番組、いろいろな人が集まる場、お出かけ・旅行、どうしても生活が不規則になってしまいます。疲れが出てくるのは学校が始まってからになるでしょう。1月には、またインフルエンザ感染症等の広がりも懸念されます。規則正しい生活および健康管理をよろしくお願いします。

 冬休みに向けて、学校では生活指導を充実させてまいります。ご家庭でも楽しい冬休みになるようご協力よろしくお願いいたします。

1月

校長古川誠一

あけましておめでとうございます。

年末年始は穏やかな日が続き、楽しい冬休みが過ごせたのではないでしょうか。多くの楽しい思い出ができたことと思います。

休み明けの集会では校長から全校の子供たちに、今年はへび年(みどし)なのでそれにちなんだ話をしました。

まず、へびは脱皮を繰り返し大きく成長していきます。子供たちも自分から皮を脱ぐようにいろいろ努力して大きくなっていこうという話をしました。ただ食べて体が大きくなるのではなく、運動をして筋肉がついてくることで立派な体に成長するということも話しました。また、体だけでなく勉強したり、読書をしたりすることで頭も成長して立派な大人になっていくということも付け加えました。

次に「み・ど・し」にかけて、

『み』みんなで仲良く、つながりを大切に

今のクラスで友達と仲良くできるのはあと3か月です。4月にはそれぞれ進学・進級してクラスの友達とはバラバラになります。今のクラスの友達を大切にして、いろいろな人とつながりをもつことが大切です。小学校時代には多くの友達と接しながらコミュニケーション能力を磨いてほしいと思います。

『ど』どこでも笑顔、挨拶も忘れずに

笑顔は相手の気持ちを和ませてくれます。挨拶も人との距離を近付けてくれます。挨拶は4月当初から機会があるごとに話をしてきましたので、ずいぶんできるようになってきました。さらにもう一つステップアップして、笑顔で挨拶できる「はすの子」目指していこうという話しをしました。

『し』しっかり今やることを頑張ろう

今やらなければいけない勉強は、後に残さずしっかりその時に覚えることが大切という話をしました。また小学校時代は人生の基礎をつくる大事な時期です。算数や理科が好きで勉強を頑張る子、運動が好きで将来スポーツ選手になりたい子、読書が好きでたくさんの本を読む子、絵やマンガが好きで絵やイラストを描く子など自分の好きなことを見付け、一生懸命頑張ってほしいということを話しました。

『み・ど・し』で話した内容を職員でも共通理解をしながら、子供の発達段階に合わせた教育活動を行っていきたいと考えています。

昨年末からインフルエンザを中心として伝染病に罹患する人が増えてきました。報道等によるとこれから爆発的に患者が増加するのではないかという予測も出てきています。学校は集団で生活していますので、どうしてもクラス全体に広がってしまう危険があります。防ぐには基本的な予防策が大切です。手洗い・うがいの励行、睡眠・食事などの生活習慣を整えていくことで未然に防いでいけるよう学校では指導をしてまいります。ご家庭でもご指導・実践をよろしくお願いいたします。

今年一年子供たちが健やかに成長できるよう教育活動の充実に努めてまいります。今年もご支援ご協力よろしくお願いいたします。

2月

校長古川誠一

暦の上では春を迎えました。暖冬になるのかと思っていましたが、北陸・北日本を中心に大雪の便りも聞かれ、ここ関東も寒い日が続きました。また、寒暖差も大きく、体調を崩す子供も多くならないか心配しています。

1月22日(水曜日)に検見川小学校を会場として、瑞穂小学校を含めた3校で球技大会が行われました。6年生は約2か月間、優勝を目指して朝や放課後練習をしてきました。私からは「チームワークを第一に考え一生懸命プレーしてほしい。」「自分たちを支えてくれた友達、保護者、先生方に感謝の気持ちをもってプレーしてほしい。」「3校とも花園中学校に進学する仲間。相手の良いところを見つけよう。」という話を壮行会でしました。当日は練習してきた成果を発揮することができました。結果は女子が優勝、男子は3位でした。女子は実力差が大きく圧倒的な強さでした。男子はほとんど実力差がなく、ちょっとしたところで得点を奪われてしまい残念な結果となってしまいました。選手の6年生はとても輝いていて最高学年としての誇りをもてるチームとなり、頑張っていました。試合終了後は悔し涙やうれし涙、友達との歓喜の渦、ねぎらいや励ましの言葉など、教室ではなかなか見ることができない素晴らしい光景を見ることができました。6年生にとって心に残る素敵な思い出ができたことと思います。6年生の保護者の皆様、朝早くから練習へのご協力いただきありがとうございました。

1月31日(金曜日)には今年度最後の学習参観・懇談会を行いました。平日にも関わらず多くの保護者の皆様に参観していただきありがとうございました。お父様の参観が予想以上に多いことにびっくりしました。また、駐輪場が足りなくご迷惑をおかけしたことと思います。1時間の参観でしたが、子供たちの成長した様子が参観できたことと思います。懇談会にも多くの方にご参加いただきありがとうございました。担任からは、これまでの成長の様子や今後の学校での取組、来年度に向けて等についてのお話ができたことと思います。

朝、校門の前であいさつをしていると1年生の女の子に「校長先生はどうしていつも笑っているの?」と声をかけられました。一瞬「えっ」と思いましたが、「同じあいさつでも笑顔であいさつした方が校長先生も気持ちがいいし、みんなもちょっと楽しい気持ちにならないかな?」と答えました。「そうだね!私も笑顔でおはようって言うね。」と言って笑顔で挨拶をして校庭の方へ去っていきました。その日は何となく楽しい気分で一日を過ごすことができました。今年度の初めから「あいさつ」については機会があるごとに発信してきました。たくさんの子供たちが進んで挨拶ができるようになってきました。そして次のステップが相手の目を見ることと笑顔での挨拶だと思っています。とくに笑顔(笑うことが含まれますが)については、

・お互いを認め合うことでコミュニケーションが深まる。

・笑顔を作ることで脳が活性化される、表情筋が鍛えられる。

・ストレスが抑えられる、免疫力が高められる

などの効果・効能があるそうです。先程の1年生との会話もまさにその効果があったと思われます。

これから年度末のいそがしい時期に入っていきますが、笑顔にあふれた学校でそれぞれが卒業・進級を迎えられるよう努力してまいります。また、今の学年で一人一人がしっかり成長できるよう子供たちの指導・支援をしてまいりたいと思います。引き続き、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

3月

校長古川誠一

5月の陽気かと思えば翌日には雪がちらつく気温であったりと、寒暖差が大きく体調を崩す子供が増えるのではないかと心配な毎日です。その中でも学校の木々の芽は少しずつ大きくなってきていますし、花壇の花もすてきな花を咲かせてくれています。もう近くまで春がやってきています。

さて、2月28日(金曜日)に「6年生を送る会」が行われました。昨年度と同様に縦わり班での送る会です。縦わり班は全部で25班、1年~6年まで一学年それぞれ5人~6人で構成されています。一班30人ぐらいで年間10回程度活動します。その班の中で今回は6年生への感謝を伝える会が行われました。

はじめの言葉(3年生)

1年生 歌のプレゼント『ありがとうの花』 プレゼント(メダル)

2年生 合奏『かぼちゃ』 ダンス『紅蓮華』 プレゼント(ことば)

3年生 リコーダー演奏『パフ』

4年生 手話と歌『ライラック』

5年生 6年生クイズ はなむけのことば

6年生 レクリエーション お礼のことば

おわりことば(4年生)

と、それぞれの学年にいろいろことが分担され、また趣向を凝らした演技などがあり、楽しい送る会となりました。今回の送る会から5年生が進行を務めました。企画から練習を含めると1か月近く取り組んでいます。当日もとても緊張していたように見受けられましたが、下級生をリードしながらスムーズに会を進めることができました。この日は学校評議員会も同時に行っていたので、評議員の皆様と一緒に参観しました。「どの班もそれぞれの子供たちが一生懸命取り組んでいる姿にとても感動しました。」とお褒めの言葉をいただきました。私も、卒業する6年生と在校生の距離が近く、年間に何回も一緒に過ごしているのでコミュニケーションも取れていて、とてもホンワカした6年生を送る会になっていて、思い出に残る会になってよかったと感じました。

 あと2週間たらずで卒業式、6年生にとって花園小での日々を思い出に残る充実したものにしていきたいと思います。また最後の授業である「卒業式」を立派な式にしていきたいと思います。在校生も3週間で修了式です。今の学年の内容をきちんと終わらせ輝かしい気持ちで進級できるようまとめを行っていきたいと思います。

この1年間、保護者の皆様および地域の皆様にはご理解とご協力、そして温かい励ましをいただき心から感謝申し上げます。残りわずかとなりましたが最後までご支援よろしくお願いいたします。