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更新日:2023年4月28日

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校長室

新年度のスタートにあたって

校長 末廣 啓子 

満開の桜に迎えられ、新2~6年生が進級の喜びとともに明るい挨拶をして元気に登校してき ました。4月からは、学校でもマスク着用の考え方が見直され、着用を求めないこととなりました。久々に見る子どもたちの笑顔からは、新学年への期待と意欲を感じます。

令和5年度前期始業式では、体育館に集まった児童に向けて次のような話をしました。

『みなさんには「おちのこ」を目指してほしいと思います。おちのこは「お:思いやりの心を持ち ち:知恵を出し合い の:伸びようと こ:根気よく頑張る子」です。特に、思いやりの心は、「言葉遣いやあいさつ」にあらわれます。おはよう~ 一緒にやろう とか 手伝うよ、大丈夫。 またね など、友達に「温かな声かけや挨拶」ができると心が温まり明るい気持ちになります。「温かな声かけ」で、みんなが仲良くなり、この一年、クラス・学校が楽しみだと思えるようになると思います。そして、みなさんは、いろいろなことにやる気が出て、できるようになりたいことや、チャレンジしたいことが生まれることでしょう。そういう人は、自分の目標やめあてをもって頑張ることができます。・・・・略』

 「おちのこ」を目指して、学年に合った目標に向かいがんばる子どもたちを、応援し合う温かな学校にしていきたいと思います。

また、11日には13名の1年生が入学しました。担任に呼名されるととてもよい返事ができ、話を聞く姿勢も立派でした。入学式で1年生に、学校で楽しく過ごすために頑張ってほしいことを話しました。

『これから新しい勉強や生活が始まると、大変だな 難しいな できないから嫌だと思うことがきっと出てきます。できるまで、何度もやってみたり、先生や友達に教えてもらったりしてみてください。失敗しても大丈夫。学校は、できるようになるまで頑張る子をみんなで応援するところです。』

 子どもたちの成長は「できるようになるまで行きつ戻りつして獲得するその過程」といえます。その基盤は学校が「失敗しても大丈夫。学校は、できるようになるまで頑張る子をみんなで応援するところ」であることです。職員一同このことを保護者の皆様と共有しながら、心の通った教育活動をすすめてまいります。