校長室
更新日:2024年4月18日
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新年度のスタートにあたって
校長 末廣 啓子
校庭の桜や花壇の菜の花に迎えられ、新2~6年生が進級の喜びとともに、新しい教室や新しい先生方との出会いにわくわく、どきどきしながら元気に登校してきました。
始業式では、今年度、特に頑張ってほしい2つのことについて話ました。一つ目は、思いやりの心です。思いやりの心は、「言葉遣いやあいさつ」にあらわれます。「おはよう」「一緒にやろうよ」とか「手伝うよ、大丈夫」「またね」など、友達に「温かな声かけや挨拶」ができると心が温まり明るい気持ちになります。「温かな声かけと挨拶」を大切に、仲良く楽しいクラス・学校にしていってくださいということです。二つ目は、知恵を出し合うことです。学校で勉強してわかるようになったこと、できるようになったことは、知恵として、みんなが生活していくために必要な力になります。どうすればよいか考え、知恵を出し合い、行動することが大切ということです。この2つのことを考えながら、自分なりの目標(めあて)をもち、そして、友達の目標も応援しながらみんなで頑張ってほしいと思います。
また、4月9日には14名の1年生が入学しました。担任に呼名されると「はい」とよい返事ができ、話を聞く姿勢も立派でした。入学式で1年生に、学校で楽しく過ごすために頑張ってほしいことを話しました。『これから新しい勉強や生活が始まると、大変だな、難しいな、できないから嫌だと思うことがきっと出てきます。できるまで、何度もやってみたり、先生や友達に教えてもらったりしてみてください。失敗しても大丈夫。学校は、できるようになるまで頑張る子をみんなで応援するところです。何かができるようになったら、「で~きた」と教えてください。』
子どもたちの成長は「できるようになるまで行きつ戻りつして獲得するその過程」といえます。その基盤は学校が「失敗しても大丈夫。学校は、できるようになるまで頑張る子をみんなで応援するところ」であることです。職員一同このことを保護者の皆様と共有しながら、心の通った教育活動をすすめてまいります。子どもたちが「わくわく登校」して、「いきいき活動」し、そして、「にこにこ下校」できるよう、全職員で力を尽くしてまいります。保護者の皆様、地域の皆様のお力添えをいただく中で実りある一年にしていきたいと思いますので、ご支援とご協力をお願いします。