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更新日:2024年2月13日

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校長室

 

感謝の気持ちをもって

 1月31日に千葉県出身の琴若が、大関に昇進しました。千葉県出身の力士が大関になるのは69年ぶりだそうで、新聞やテレビでも大きく取り上げられていました。私は、特に相撲に明るいわけではありません。しかし、同じ千葉県民としてこのニュースは嬉しく、関心をもちました。

 いつの時代でも昇進伝達式での口上は、大きく取り上げられますが、琴若関の口上は「大関の名に恥じぬよう、感謝の気持ちをもって相撲道に精進してまいります」でした。これは、小さい頃からずっと先代や先生方から言われてきていたことで、一番大事にしている思いだそうです。難しい言葉ではなく、26歳の若者らしい素直な言葉で大切なことを伝えたこの口上を、素晴らしいと思いました。また、小学生の子供たちと長く関わる立場にいる私にとっては、大事なことを小さな時から伝え続けることが大切なことを、改めて認識させてくれるニュースとなりました。

 2月の西の谷小学校の生活目標は「お世話になった人や物に感謝しよう」です。1年間楽しく学べたのはおうちの方や担任の先生をはじめ、多くの方が自分を支えてくれたからだ、ということに子供たちが気付けるよう教育活動を進めていきたいと、この口上を聞きながら思いました。

 そして、1年間無事に子供たちが学校に通ってこられたのは、保護者の皆様や地域の皆様のご協力があったからです。私たち職員も西の谷小学校に関係するすべての皆様に感謝の気持ちをもち、伝えていきたいと思います。

 いつもありがとうございます。

2023年のご協力に感謝いたします

 本日、2023年最後の登校日を迎えました。今年も学校内外で様々な変化があり、それに対応しながらの学校経営となりました。

 この変化の中で、特に子供たちの学校生活に大きく影響を与えたのは、コロナが5類に移行したことと、夏が酷暑だったことではないかと思います。

 コロナが5類に移行し、5月から子供たちは少しずつマスクを外し、普通に生活できるようになりました。早速、運動会では応援団合戦やリレーが4年ぶりに復活しました。また、音楽発表会や西の谷フェスタも制限なく実施できました。子供たちが「精一杯活動するよさ」と「保護者の方に学習の成果を見ていただけることの良さ」を改めてかみしめています。

 また、統計史上一番暑くなった今年の夏は、熱中症指数とにらめっこしながらの教育活動の実施となりました。体育や休み時間の外遊びが中止になったり、活動時間が制限されたりして、暑さを恨めしく思った子供たちもたくさんいたことと思います。

 これ以外にもたくさんの変化があり、時に翻弄されそうになることもありましたが、2023年卯年を無事終えることができそうです。

 これもひとえに保護者の皆様のご理解とご協力があればこそと、感謝しております。

 ありがとうございました。

 どうぞ、よいお年をお迎えください。

前期の終了にあたり (終業式の話 抜粋)

 1      4月に立てた目標をどれだけ達成できたかを振り返りましょう

・半分くらい達成できている人は、そのままのペースで頑張りましょう。

・半分以上達成できている人は、油断せずに歩みを進めましょう。

・目標を忘れていた人は、記録を見返し、初心を思い出してから、後期の歩みを進めましょう。

2  先生の話をよく聞き、自分の成長に自信を持ちましょう

 皆さんのことを一番近くでよく見ていた担任の先生から見た成長の記録「あゆみ」を渡します。受け取るときに先生が話してくださる、自分の成長したところをしっかりと聞き、その言葉を信じ、自信に変えていきましょう。

3  楽しい学校・楽しいクラスを作ることができたか振り返りましょう

 皆さんの学級は、楽しい学校、楽しいクラスになってきていますか。先生方に聞いてみると、

・困っている友達をみんなで見守ったり、クラスのために進んで仕事をしてくれたりする人がたくさんいます。

・声をかけなくてもやることが分かっているときには自分たちで声をかけ合って勉強に取り組むことができます。

・時間は守るし、自分の役割は責任をもって果たすし、とにかく進んで行動できます。

・遊びがうまくいかなくても、みんなで話し合って、自分たちでルールを作って仲よく遊ぶことができます。

・優しい子や自分で考えて行動できる子が多いです。

・集中して勉強できます。

など、クラスの良いところをたくさん教えてくれました。どれも楽しい学校につながる「よさ」で、素晴らしいと感心します。今日は是非、みんなでクラスの良いところ探しをしてみてください。

 5日間の秋休みを挟み、後期が始まります。学習をするにも、運動をするにもよい季節です。秋休みは健康と安全に気を付けてゆっくり休み、「後期も頑張るぞ」という気持ちをもって11日にまた会いましょう。

前期後半が始まります

 8月28日、長く暑かった夏休みが終わり、前期の後半がスタートしました。夏休み明けに元気に登校することの難しさは、報道されている通りですので、子供たちが笑顔で登校して来てくれたことがとても嬉しかったです。また、子供たちを迎える教室の黒板には、担任から子供たちへのメッセージや黒板アートなどがかかれていて、担任の先生方も、子供たちを温かく迎えようと事前に準備をしてきたことがわかる8月28日の朝でした。

 転入生5名を迎え、534名での前期の後半のスタートです。

 とにかく暑い中での教育活動の再開となりますので、熱中症指数を確認し、場合によっては柔軟に教育課程を変更し、健康第一で進めていきます。また、トイレ・エレベーター工事が本格的に始まっていますので、安全にも十分注意を払いながら教育活動を再開していきます。

 そして、なによりも、夏休み明けの子供たちの心の安心・安全を守っていくため、引き続き保護者の皆様へ丁寧に説明をしていくことと、連携を取りながら進めていくことを大切にしていきます。

 前期後半も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

学校に「合唱」が戻ってきました!!!

 6月14日に音楽発表会に参加する4年生を励ますための壮行会を行いました。その中で、4年生が、「野菜の気持ち」「ツバメ」の2曲を披露しました。

「野菜の気持ち」は、音程のない合唱曲で、グループごとに声を合わせて野菜の名前をリレーしたり重ねたりする曲です。リズムに合わせて声を出すのが難しそうな曲でしたが、どのグループも見事に声がそろっていて、楽しい気分になりました。

 2部合唱に挑戦した「ツバメ」では、美しい歌声を披露しました。誰もが一度は聞いたことがあるこの曲を同じ学校の友達が一生懸命歌う姿に、美しい歌声で上手に歌う姿に、指揮者とピアノの伴奏に合わせて声を響かせる姿に、全校の子供たちが感動しました。歌う楽しさと音楽が持つ力を全校児童とその場に居合わせた大人に教えてくれました。

 コロナ禍ではやりたくてもできなかった友達と声を合わせて歌を歌う「合唱」が学校に戻ってきました。

 とても嬉しく思います。

 合唱の楽しさを、声を合わせる喜びを、再び子供たちと味わっていきたいと思います。

学習の楽しさやできる喜びを味わえる6月に

 ゴールデンウィークと運動会という大きな行事を終え、五月の後半の学校には日常生活が戻ってきました。それでも、絵をかく会の作品作りや作文指導、学年によっては校外学習の準備などこの時期に重点的に取り組むべきことがあるので、時間割通りに授業を進められる日ばかりではありません。しかし、先生と子供たちが、教室で教科書とノートやギガタブを広げて学習に取り組める時間が増えています。

 6月は、後半から水泳学習が始まりますが、それまでは、この何の変哲もないように思われる日常生活の中で、子供たちに学習の楽しさや、わかる・できる喜びを味わわせることを大切にしていきます。

「楽しい学校 西の谷小」を目指し

 19学級、523名の児童と36名の教職員で令和5年度の西の谷小学校がスタートしました。今年度も、保護者の皆様と連携しながら、各学級で子供たちが楽しく過ごせるよう、学校経営をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今年度、千葉市の学校教育推進計画が示す目指す子供の姿が「夢と思いやりの心を持ち、チャレンジする子供」から、「夢と思いやりの心を持ち、未来を拓く子供」に変更となったことを受け、本校においても、大きくかつ急速に変容する社会において、どのような状況であっても、未来を切り拓いていける心も体もたくましい子供を育んでいきたいと考え、今年度、学校教育目標を「学びを大切に、心豊かでたくましい子供を育む」に変更いたしました。

 この目標の実現を目指し、まず、子供たちが毎日学校で出会う学びを大切にしていきます。また、学びを通し、子供たちの好奇心や物事に挑戦する心、粘り強く取り組もうとする心、友達と関わり、協力していこうとする心など、「豊かな心」を育んでいきます。さらに、心も体も「たくましい子供」となれるよう教育活動を進めていきます。やさしく、かしこく、たくましい子供を育んでまいります。

 今年度の学校経営で一番大切にしたいことは、校歌の最後の歌詞「楽しい学校 西の谷小」の通り、532人の子供たちにとって、西の谷小学校が「楽しい学校」であることです。子供たちが「学校が楽しい。学校が好きだ。」と思えるよう努めていきます。

 そのために、今年度以下の3点に特に重点を置き進めていきます。

(1) 一人一人が生き生きと活躍できる学級づくりを大切にしていきます。

 1.担任をはじめとする教職員が子供たちの個性や特性をできる限り理解するよう努めます。

2.子供たちが集団の中で責任をもって役割を果たす場と居場所がある学級づくりをしていきます。

3.人格と個性を尊重しあい、他者との協調性が育める学級を目指します。

(2) わかる授業の推進をしていきます。

1.ギガタブなどのICT機器も活用しながら、基礎的・基本的な内容が身につくように学習指導を工夫します。

  2.個別最適な学び(一人一人に効果的な指導を行うことや、一人一人の興味関心に応じてそれぞれが学習課題に取り組むことができるようにする)を推進します。

3.探究的学習、体験活動を通し、子供たち同士や多様な他者と協働できるような学習を推進します。

(3)行事の再構築をしていきます

 子供たちに学びがあり、成長する機会となる行事となるよう、行事を再構築していきます。再構築の視点は、以下の3点です。

1.コロナ禍前に戻すべきか

2.コロナ禍に工夫して活動したことを継続すべきか

3.整理すべきか

 それぞれの行事の目的を明確にして取り組んでいきたいと思います。

 子供たちにとって通いたい学校であるよう、また、保護者の皆様にとって通わせたい学校であるよう努めてまいります。ぜひ、子供たちを毎日学校に送り出してあげてください。そして、お子さんのことで困ったことがあったときには、いつでもご相談ください。今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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