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更新日:2026年4月23日

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校長室

歴史が重なり合う奇跡の年に       伝統を受け継ぎ、新たな一歩を

校長写真

昨年度に引き続き、緑町中学校の教育に携わらせていただきます校長の吉田悦子です。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。校庭の桜は名残を惜しむように舞い、代わって瑞々しい若葉が、新しい季節の訪れを告げています。この清々しい風の中、新入生111名を迎え、全校生徒360名、教職員36名で、令和8年度がスタートしました。

さて、本年は私たちの住む千葉市、そして本校にとって、歴史の重みを再確認する特別な奇跡の年となります。第一に、今年は千葉開府900年という記念すべき年です。1126年に千葉常重公がこの地に居館を構えてから九世紀。先人たちが築き上げてきた不屈の精神や豊かな文化は、今も私たちの暮らしの中に、温かく脈々と流れています。第二に、緑町中学校が創立80年という大きな節目を迎えます。地域と共に歩んできた80年の月日の中で、卒業生たちが大切に繋いできた「自主・寛容・錬磨」の校訓は、今も色褪せることなく、生徒たちの清々しい姿の中に、しっかりと息づいています。

この歴史的な門出に際し、誇らしく思うニュースがありました。生徒会が中心となって取り組んでいるバイオネストの活動が、NHK『おはよう日本』で全国に紹介されたのです。さらに生徒たちは、千葉市の脱炭素キャラクターエコ葉の普及にも、熱心に取り組んでくれています。この活動の何より素晴らしいのは、生徒たちが自ら課題を見つけ、知恵を出し合い、周囲を巻き込んでいくその主体性の輝きです。自分たちの手で未来を良くしようとする姿勢は、900年、80年と時間を繋いできた先人たちの、「今の自分に何ができるか」を問い続けた精神と、重なり合っています。バイオネストやエコ葉の普及に熱心に取り組む生徒たちこそが、次の100年の伝統を創り出す主役になると私は確信しています。  

本年度、本校ではこうした生徒主体の活動を大切に見守り、伝統を受け継ぎながら、新しい価値を創造する力を育んでまいります。この大きな節目に、緑町中学校が地域とともに輝き、未来への確かな一歩を刻む一年となりますよう、皆様の変わらぬご理解と温かなご協力をお願い申し上げます。