更新日：2020年2月21日

都市建設委員会行政視察報告書

視察日程

• 令和元年11月13日（水曜日）～11月15日（金曜日）

視察地及び調査事項

• コンパクトなまちづくりについて

• 公共施設の維持管理について

• 緑のまちづくり計画について

• 金沢方式無電柱化について

• 第２次金沢交通戦略について

視察概要

　視察報告書ダウンロード（PDF：440KB）

  コンパクトなまちづくりについて（富山市）

【富山市の視察の様子】

【調査目的】

• 本市では、人口減少・少子高齢社会にあっても、将来にわたって持続可能なまちを実現するため、集約型都市構造への転換を図る必要があることから、具体的な取組みの一つとして、平成30年度に立地適正化計画を策定した。
  集約型都市の実現に当たっては、コンパクト・プラス・ネットワークの観点から、立地適正化計画を踏まえた地域公共交通ネットワークの見直しが必要であり、現在、令和２年度末を目途に、地域公共交通網形成計画の策定に向け調査・検討を行っているところである。
  富山市は、平成28年に地域公共交通網形成計画を公表しており、全国に先駆けて持続可能な都市経営を目指し、公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくりを政策の基本として掲げている。
  この政策理念のもと、超高齢社会に対応したまちづくりや、子どもたち・子育て世代にとって暮らしやすいまちづくりなど、様々な施策を展開していることから、本市施策の参考とすることを目的とする。

  公共施設の維持管理について（富山市）

  【調査目的】

• 全国的に多くの自治体では公共施設等の老朽化が進んでおり、今後、これらの維持や機能更新などに多額の費用が必要であり、公有財産の有効活用、維持管理経費の最適化等が求められている。
  このような中、富山市においては、公共施設等総合管理計画を策定し、将来にわたる都市経営や将来のまちづ
  くりの視点を踏まえた集中と選択により、適正な施設配置や運営、維持管理に取り組んでいることから、本市施策の参考とすることを目的とする。

 緑のまちづくり計画について（金沢市）

【調査目的】

• 本市においては緑と水辺のまちづくりプランに基づき、地域特性を踏まえた緑の維持管理や緑化の推進に取り組んでいるところである。
  金沢市では、様々な機能を持つ自然や緑を、市民生活における重要な社会基盤であるグリーンインフラと捉え、
  新たな時代を見据えたまちづくりの課題解決に向けて、平成31年２月に緑のまちづくり計画を策定した。この計画に基づき広く市民や地域、事業者と連携、協力しながら総合的な緑のまちづくりを進めていることから、本市の施策の参考とすることを目的とする。

 金沢方式無電柱化について（金沢市）

【金沢市の視察の様子】

 

【調査目的】

• 本市では、無電柱化を推進するため、基本方針、整備路線、期間等を定めた無電柱化推進計画を策定し、安全・安心なまちづくりを目指しているが、金沢市は、まちなみの特徴を活かし、かつ、地域の実情にあわせた整備手法を組み合わせた無電柱化を推進していることから、今後の本市施策推進の参考とすることを目的とする。

 第２次金沢交通戦略について（金沢市）

【調査目的】

• 本市では、令和２年度末を目途に地域公共交通網形成計画を策定し、公共交通ネットワーク全体を一体的に形づくり、持続させることを目的に、地域全体の公共交通のあり方、市民・交通事業者・行政の役割を定め、地域にとって望ましい姿を公表することとしている。
  金沢市は、将来にわたる持続的な発展に資する交通によるまちづくりを実現するための行動計画として第２次金沢交通戦略を策定し、歩行者と公共交通を優先するまちづくりの推進、及びまちなかを核にネットワークでつなぐまちづくりに取り組んでおり、新しい交通システムを幹とする交通ネットワークの再構築や交通機能の連携強化等を進めていることから、本市施策の参考とすることを目的とする。
  

視察報告書の閲覧

• 視察報告書は議事堂図書室にて閲覧することができます。