大都市制度・地方創生調査特別委員会行政視察

視察日程

• 平成29年11月9日（木曜日）～11月10日（金曜日）

視察地及び調査事項

• 長野オリンピックについて（長野市）
• 地方創生について（上田市）
• 観光行政の推進について（上田市）

視察報告

 長野オリンピックについて（長野市）

【長野市の視察の様子】

【調査目的】

• 1998年に長野市で開催されたオリンピックに関して、開催に向けた取り組みやレガシーについて調査し、東京2020オリンピック・パラリンピックの競技会場都市である本市の機運醸成やボランティア体制の構築等の様々な取り組みの参考とする。

【委員の所感】

• 本市においても、ボランティアの育成については、市民の協力を得るための専門部会、地域ごとの協力会等を立ち上げると、組織体制として活動しやすいのではないかと感じた。また、長野市では、一校ごとに一国を事前学習し、交流をして、期間中はその国を応援する「一校一国運動」がレガシーとして有効であった。今後は、本市でも小学校、中学校、高等学校での取り組みや連携をどのようにしていくのか、具体的に考える必要がある。
• 長野市では、ボランティア文化の継承などを筆頭に、オリンピック・パラリンピック開催都市としてのレガシーが、これだけの年数が経っても脈々と流れているように感じた。また、子供たちには想像以上にインパクトを残すイベントであることを改めて実感した。

 地方創生について（上田市）

【上田市の視察の様子】

【調査目的】

• 上田市総合戦略の概要、各種事業や評価方法等について調査し、総合戦略を基にした本市の地方創生推進の参考とする。

【委員の所感】

• 上田市と同様に、本市でも大学をまちづくりにまきこみ、どう活かすのかが重要であり、大学が前面に出てもらう（主導してもらう）様々な手法を検討していく必要がある。
• 「まちなかキャンパスうえだ」など、町の商店街の中における学生と地域のフィールド作りは、商店街の空き店舗などを活用して実施することで、町の賑わいにも繋がり、本市にとっても有効な施策と考える。

 観光行政の推進について（上田市）

【「上田城跡公園」現地視察の様子】

【調査目的】

• 上田市の真田氏、上田城跡等の地域資源を活用した魅力向上や観光推進について調査し、本市特有の地域資源を活かした都市アイデンティティの確立や地方創生の参考とする。

【委員の所感】

• 今後は、トップセールスをどのように行っていくか、本市においても工夫が必要ではないか。
• 地域の資源や特徴を捉えたPRや協力連携について学ぶことが出来た。本市でも、市単独ではなく、近い市町村との連携等について検討し活かしていきたい。

視察報告書の閲覧

• 視察報告書は議事堂図書室にて閲覧することができます。