更新日:2024年4月30日

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インフルエンザについて知りたい。

質問

インフルエンザについて知りたい。

回答

インフルエンザの流行は、通常初冬から春先にみられます。
インフルエンザは空気中に拡散されたウイルスによって感染します。

症状

インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38度以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然あらわれ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザで、いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強く出ます。

特に、高齢者や、年齢を問わず呼吸器、循環器、腎臓に慢性疾患を持つ患者、糖尿病などの代謝疾患、免疫機能が低下している患者では、原疾患の増悪とともに、呼吸器に二次的な細菌感染症を起こしやすくなり、入院や死亡の危険が増加します。

小児では中耳炎の合併、熱性痙攣や気管支喘息の誘発、まれではありますが小児・成人を含めて急性脳症などの重症合併症があらわれることもあります。

感染予防のポイント

  1. 外出後や食事の前は、手洗いをする。
  2. 人混みや繁華街への外出を控える。
    特に高齢者や慢性疾患を持っている人は、感染したときに重症化する可能性が高くなります。
  3. 十分な睡眠及び休養をとり、バランスの良い食事をとる。
    日頃から、自己の免疫力を高めておくことも重要な予防策の一つです。
  4. 症状のあるときは「咳エチケット」を心がけ、マスクを着用する。
    マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。
    咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
  5. 適度な湿度(50~60%)を保つ。
    空気が乾燥すると、咽頭粘膜のウイルス粒子に対する物理的な防御機能が低下するため、インフルエンザに感染しやすくなります。
  6. 予防接種を受ける。
    ワクチンにはインフルエンザの発症をある程度おさえる効果や、重症化を防ぐ一定の効果が期待できます。

予防接種について

予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに、2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。
より効果的に有効性を高めるためには、毎年、インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。

予防接種法による接種を受けられる方(費用助成を受けられる方)

千葉市に住民登録があり、接種日時点で下記のいずれかに該当する方。
(1)65歳以上の方
※65歳の誕生日の前日より接種可能です。
(2)60歳以上65歳未満で心臓機能、じん臓機能、呼吸器機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に、1級相当の障害がある方

詳しくは「高齢者インフルエンザ予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。

予防接種法による接種を受けられる方以外の方

インフルエンザワクチンの接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適用されません。
全額自己負担となり、費用は医療機関によって異なります。

受付時間

電話による問い合わせ:午前8時30分から午後5時30分まで

休日

土、日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで)

問い合わせ先

  • 感染予防
    保健所感染症対策課
    TEL:043-307-7273
  • 予防接種
    医療政策課
    TEL:043-238-9941

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保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

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