緊急情報
更新日:2023年5月22日
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花の都・ちばのシンボルキャラクター「ちはなちゃん」のモデルになっているこのオオガハスは、千葉市の花で県の天然記念物にも指定されています。
このハスの実は1951年、検見川の東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場【花見川区朝日ヶ丘町】)の古い地層から発掘されました。
この発掘作業は故大賀一郎博士を中心に、地域の方々、地元の小中学生など、大勢の方の協力によって進められました。
昭和26年3月30日、明日で発掘作業は打ち切りという日の夕方、地下15尺(4.5メートル)の草炭層のすぐ下の青泥層の泥水をすくっていた女子中学生のふるいに1粒の実がかかったのです。急きょ、発掘作業は続行されることになり、その後2個のハスの実が発見されました。
3粒のうち1粒は翌年7月18日に見事に開花しました。今では県内外はもとより、世界各地に植栽されています。
ハスはインド原産で、古い時代に大陸から渡来しました。葉は円形で、春に初めて出る葉は、水面に浮き、その後に出る葉は水上に高く伸びます。
花期は7月~8月。夏の早朝に開花し、正午ごろ閉じます。
つぼみが開くとき、ポンと音がするといわれますが、物理的に音が出ることはありません。果実の付いている様子は蜂の巣に似ています。古代ハチスの名のあるゆえんです。
花見川区では、主にしらさぎ公園などで、オオガハスを見ることができます。
皆さんも発掘当時に想いをはせながら、早起きしてオオガハスを見に行きませんか。
都市アイデンティティ推進課のオオガハスのページについても、ぜひご覧ください。
オオガハスの歴史や魅力を、未就学児向けに紙芝居でお伝えします。
また、花見川区役所では、オオガハスの子ども向け紙芝居の貸出しを行っています。
紙芝居の動画や貸し出しの詳細は以下のリンクのページにあります。
詳細⇒https://www.city.chiba.jp/hanamigawa/somu/oogahasu-kamisibai.html(別ウインドウで開く)(別ウインドウで開く)
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