ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療・生活衛生 > 健康 > 感染症 > 感染症情報 > 長期間休業している入浴施設、プール、特定建築物の管理者の皆様へ~再開時のレジオネラ対策に注意しましょう~

更新日:2023年9月28日

ここから本文です。

長期間休業している入浴施設、プール、特定建築物の管理者の皆様へ~再開時のレジオネラ対策に注意しましょう~

長期間休業している施設を再開する際には、レジオネラ症への感染防止対策に注意する必要があります。

入浴施設、プール、特定建築物の管理者の皆様は、以下の注意事項をご確認ください。

入浴施設

長期間休業している入浴施設(公衆浴場、旅館の共同浴場)では、循環ろ過器を使用している場合、ろ過器や配管にレジオネラ属菌が増殖している危険性が高く、施設再開時にレジオネラ症の発生リスクが高まります。

これは、休業中、施設が長期間使用されないことで、循環ろ過器やその配管等に浴槽水が滞留し、内壁に生物膜が形成されてしまうことが原因です。

このため、営業者の皆様におかれましては、通常時の衛生管理に加えて、次の事項に注意し、十分に消毒してから再開するようお願いいたします。

注意事項

再開前

  • 浴槽に接続している装置とその配管を洗浄・消毒し、生物膜を除去する(ろ過器、循環ろ過配管、気泡発生装置、水位計等)。
  • 浴槽を清掃する。
  • 浴槽にお湯をはり、レジオネラ属菌の水質検査を実施する。

再開時

  • 残留塩素濃度をこまめに測定し、0.4mg/L以上を保つ。
  • 貯湯槽内の湯の温度を60℃以上に保持する。
  • 水質検査の結果が出るまでは、毎日換水・清掃し、気泡発生装置の使用を控えることが望ましい。

通常時の衛生管理については、レジオネラ症を防ぐには(入浴施設の営業者の皆様へ)のページをご覧ください。

プールの採暖槽、気泡浴槽等

長期間使用を停止していたプールの採暖槽、気泡浴槽等のエアロゾルを発生させやすい設備等においても、ろ過器や配管にレジオネラ属菌が増殖している危険性が高く、施設再開時にレジオネラ症の発生リスクが高まります。

このため、通常時の衛生管理に加えて、入浴施設と同様の対策を行うようお願いいたします。

通常時の衛生管理については、遊泳用プール(保健所環境衛生課)のページをご覧ください。

特定建築物

長期間使用を休止していた特定建築物では、給水・給湯系や冷却塔系の水が滞留し、レジオネラ属菌が増殖している可能性があります。

建物の使用を再開する際には、加湿装置、冷却水、給湯設備等について、適切な点検・管理を行い、安全性を確保してから施設の使用を再開してください。

通常時の衛生管理については、建築物衛生法に関する情報(保健所環境衛生課)のページをご覧ください。

 

個別の施設の維持管理についてのご質問は、保健所環境衛生課(公衆浴場・旅館043-238-9939、プール・特定建築物043-238-9940)にお問い合わせください。

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部生活衛生課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所9階

ファックス:043-245-5556

seikatsueisei.HWM@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?