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更新日:2023年12月5日

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百日咳に注意!!(咳が長く続くときは注意しましょう。)

近年、成人で百日咳と診断される方が増えています。
予防接種から時間が経って免疫が低下した、成人などの百日咳患者から、新生児や乳児へ感染するおそれがあります。
咳が出るときには、手やハンカチで口を押さえたりマスクを着用するなど飛沫が周囲に飛び散るのを防ぐ、「咳エチケット」を守りましょう。
咳が続くときは早めに医療機関を受診しましょう。

百日咳とは

百日咳は、百日咳菌による気道感染症で、特徴的な咳が数週間続きます。

感染経路

  • 患者の咳に伴うつばやたん(飛沫)に含まれる百日咳菌が、鼻やのどの粘膜に感染して症状が出ます。
  • 百日咳菌の感染力が最も高いのは初期で、百日咳の特徴が現れる前です。

潜伏期間

  • 5日~10日(最大3週間程度)

症状の経過

  • カタル期→痙咳期(咳発作期)→回復期の三期の経過を取ります。


カタル期(約2週間):たんのからまない咳・くしゃみ・鼻水・微熱

痙咳期(咳発作期、約2~3週間):普通の風邪のような症状ではじまり、スタッカートと呼ばれる断続的な咳と咳のあとに息を吸い込むのでヒューという笛を吹くような音(ウープ)が続きます。1日平均15回程度まで咳発作の回数が増えます。

  • 新生児や乳児では、咳で呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起き、重症化することがあります。
  • 成人やワクチン接種後の感染者では、症状が典型的でないため見逃されやすいことがあります。

予防や治療について

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