介護ロボット等導入支援特別事業費補助金（平成28年度実績）

平成28年度に実施した介護ロボット導入費用の補助金制度における、介護ロボットの導入状況を公表します。

介護ロボット導入状況

マッスルスーツ

導入事業所

導入効果

• 腰痛への不安が軽減され、利用者の移動が安全に安心して出来るようになり、心に余裕ができた。
• 飛躍的に重みを軽減できているわけではないものの、腰痛を抱えている介護者は装着している場合の方が安心できる。
• 肉体的負担に起因する精神的負担の軽減が見込まれる。
• 介護職員を採用する時に、入職を決めるきっかけのポイントが高い。
• 何を付けているか不思議に思う利用者がおり、説明をすると大変さを理解していただき、会話の幅が広がった。

主な課題

• 重量があり、長時間装着して作業することが困難である。
• 装着に時間がかかる。

 ページの先頭へ戻る

リトルキーパス

導入事業所 

導入効果

• 介護者による常時の見守りが必要であるが、坂道や段差での歩行時には軽度の力で押すことができるので、利用者の歩行状態の改善につながっている。
• 利用に慣れている方は、常時の見守り同行から、全体移動の見守りに変更できており、その間は、より重度の見守りが必要な方の介助に移行できている。

主な課題

• 歩行スピードが本人よりも早くなることがあり、設定について利用者の理解力が求められる。

ページの先頭へ戻る

RT.1

導入事業所 

導入効果

•  歩行不可能な方の歩行に取組み、成果をあげている。
• 介護ロボットによる歩行誘導が行われることによって、介護職員の負担が軽減された。

主な課題

• 見守りサービスをメールで受信するが、細かい情報まで送信されてくるので、履歴が多く、全てを確認することは困難。

ページの先頭へ戻る

カリストエール

導入事業所 

導入効果

•  端座位や離床など利用者の状態に応じて、検知してナースコール連動で鳴動することにより、効果的・効率的な見守りが可能となった。これにより、転倒や転落等の重体な事故を抑止できており、介護職員の精神的負担の軽減につながっている。
• 職員不足の状況下で、人の目だけでは見守りを強化することが困難であるため、目が離せない方の見守り強化に大きな効果があった。

主な課題

• 利用者の状況・状態に合わせて、4種類（起き上がり・端座位・離床・見守り）の時間を設定することが出来るが、利用者の動き等を見誤り、利用者が単独で動いても全く反応しなかったりと、利用者の状況・状態に適した設定が難しい。

ページの先頭へ戻る

高齢者見守りケアシステム

導入事業所

導入効果

• 離れていても、利用者の様子が分かるようになり、介護者の負担軽減につなげることが出来た。
• 利用者の生活リズムを1日単位、1週間単位、1か月単位等といった継続した期間で把握することが出来るようになったので、利用者に対して在宅生活の助言が可能となり、介護サービスの質の向上につながる。 

主な課題

• ベッド周りを中心とした見守りが可能だが、今後は居室で転倒することのある利用者の状態も確認できるように、部屋全体の様子が分かると良い。

ページの先頭へ戻る

眠りSCAN

導入事業所

導入効果

• 非装着型センサーのため、睡眠を妨げることなく見守りが出来て、解析プログラムにより睡眠と覚醒の判別、呼吸数の測定により、おむつ交換やトイレ誘導等の時間帯の見直しにも役立っている。
• 携帯端末を使用し、リアルタイムでモニタリングが出来るため、夜勤スタッフの安心な見守りをサポートできる。

主な課題

• ベッド臥床時の位置によって、センサーが反応しないことがあった。
• 安全面の兼ね合いで利用を見合わせなくてはならないことがあるため、電源コードを必要としないタイプがあると望ましい。

ページの先頭へ戻る

ケアロボ

導入事業所

導入効果

• 赤外線センサーにより、夜間の離床行動や徘徊行動が確認でき、また撮影した写真がメールで送信されるため、瞬時に利用者の状況が確認でき、他の利用者の介護業務を行っている際にも、業務の優先順位をつけることができ、過不足ない介助が出来るようになった。
• センサーが反応することで、介護者がいち早く訪室でき、様子確認や介助ができたことで、転倒を未然に防いだり、失禁してしまう前にトイレ誘導したりすることが出来た。 

 主な課題

• センサーの照射範囲内であれば、介助中でもセンサーは一定の間隔で繰り返し反応するため、画像として送られる量が膨大となる。
• 多床室の場合、同室の他の利用者の動きに反応してしまうことがある。

ページの先頭へ戻る

顔認証徘徊防止システムLYKAON

導入事業所 

導入効果

• 徘徊の恐れがある利用者をシステムに登録し、何かあれば検知アラートが鳴るので、職員の徘徊監視の負担が軽減され、職員は安心感を持って入居者へのケアに集中できる。 

主な課題

• システムの操作研修に参加する必要がある。

ページの先頭へ戻る

おでかけキャッチ

導入事業所 

導入効果

• 利用者に負担無く導入が出来て、センサー音も警報音ではなくやさしい音楽なため、介護者、利用者ともにストレスに感じること無く、見守り業務の負担軽減を図ることが出来た。
• 利用者の動きに職員が素早く気づけるようになっている。職員の負担が軽減され、安心感を持ってケアに集中できる。

主な課題

• センサーの感知機能が良すぎて、風で揺れるカーテン、観葉植物等にも反応してしまい、本格的に使用する前に、設置場所の選定に調整が必要であった。

ページの先頭へ戻る

OWLSIGHT

導入事業所

導入効果

• 直接居室へ行かず、他の業務を行いながらでも、専用のスマートホンで動きやベッド上の様子がある程度分かるので、まめに見守ることが出来て、気になる利用者の安全確認が出来るため、夜勤者のストレス軽減に役立った。

主な課題

• ベッドの位置や高さが変わるとセンサーが正確に反応しないため、簡単にベッドを動かせない。

ページの先頭へ戻る

シルエット見守りセンサ

導入事業所

導入効果

• 常時見守りしなくても離床動作等に気づくことが出来る。
• センサーが鳴った際は、手元のパソコンや端末でシルエットを確認することで、あえて訪室する必要が無い等、介護者の負担軽減につながっている。 

主な課題

• センサーの設定が細かく、機械操作が苦手な介護者にとっては難しい。

ページの先頭へ戻る

ネオスケア

導入事業所

導入効果

• 起き上がりを検知し、通知が来た際にモバイル端末で画像確認が出来るため、すぐに訪室するかどうかの判断が可能となる。 

主な課題

• カメラが大きく、気に障る利用者もいる。

ページの先頭へ戻る

見守りケアシステム　M-1

導入事業所 

導入効果

•  見守りの時間の軽減になっており、介護者の業務負担軽減及び転倒事故減少になっている。

主な課題

• 設定が細かいため、機械操作の苦手な介護者には設定が困難な場合がある。

ページの先頭へ戻る

このページの情報発信元

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページを編集して、改善提案する改善提案とは？