緊急情報
更新日:2024年1月29日
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これまで気象庁の発表する緊急地震速報は、震度5弱以上が予想される場合に震度4以上が予想される地域に発表されていましたが、2023年2月1日から、発表基準に長周期地震動階級の予測値が追加され、長周期地震動階級3以上が予測される場合も発表されます。
緊急地震速報の発表条件と対象地域
発表条件 |
震度5弱以上を予想した場合 +(または) 長周期地震動階級3以上を予想した場合 |
対象地域 |
震度4以上を予想した地域 +(または) 長周期地震動階級3以上を予想した地域 |
※赤字部分は2023年2月1日から追加された条件・地域
長周期地震動とは、大きな地震で生じる周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長いゆっくりとした大きな揺れのことです。
長周期地震動により、高層ビルは大きく長時間揺れ続けることがあります。
また、遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百km離れたところでも大きく長く揺れることがあります。
長周期地震動により高層ビルが大きく長く揺れることで、室内の家具や什器が転倒・移動したり、エレベーターが故障することがあります。
「長周期地震動によるビルの揺れ方」(気象庁ホームページより)
2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0 最大震度7)では、長周期地震動により、東京都内の高層ビルで大きな揺れを観測しました。低層階に比べて高層階で大きな揺れとなりました。
また、震源から約700km離れた大阪市(最大震度3)の高層ビルでエレベーター停止による閉じ込め事故、内装材や防火扉が破損するなどの被害が発生しました。
長周期地震動階級とは、高層ビル内における被害の程度などから4つの階級で揺れの大きさを表したものです。
緊急地震速報が発表された場合には、姿勢を低くして、頭を守り、じょうぶな机の下等安全な場所に避難するなど、身の安全を確保しましょう。
また、いざという時に備えて、家具などの転倒防止金具や窓ガラスへの飛散防止フィルムの設置、大きく移動する危険性のあるキャスター付家具類の固定など、日頃から備えておきましょう。
長周期地震動について(気象庁ホームページ)
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/choshuki/index.html(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
緊急地震速報に関するリーフレット (気象庁ホームページより)
このページの情報発信元
総合政策局危機管理部危機管理課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟3階
電話:043-245-5151
ファックス:043-245-5597
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