更新日:2026年6月8日
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千葉のまちがひらかれてから900年目の節目となる2026年6月1日(月曜日)、
「千葉開府900年記念式典」を亥鼻公園にて挙行いたしました。
本市の歴史を改めて見つめ、次世代へと継承するとともに、未来へのさらなる発展へ向け踏み出す節目の機会となりましたことをご報告いたします。
6月初旬とは思えぬほどの強い日差しの中、ご列席・ご出演をいただきました皆様ありがとうございました。
また千葉開府900年に際しましてお祝いの言葉をお寄せいただき、感謝申し上げます。
千葉開府1000年となる、これからの100年に向け、皆様とともに歩みを進めてまいります。
千葉開府900年記念協議会 副会長 佐久間 英利(千葉商工会議所 会頭)
千葉市消防音楽隊による演奏
・アルセナール
・鎌倉殿の13人オープニングテーマ
千葉開府900年記念協議会 会長 神谷 俊一(千葉市長)
千葉知事 熊谷 俊人 様
千葉市議会議長 松坂 吉則 様
南相馬市長 門馬 和夫 様(千葉一族ゆかりの都市)
市内小学校・中学校・高校・大学の代表者18名によるメッセージ
千葉市立小学校(本町・寒川・大椎)
千葉市立中学校(葛城・末広・大椎)
千葉市立千葉高等学校、市立稲毛高等学校・稲毛国際中等教育学校
国立大学法人千葉大学
千葉市合同合唱団の合唱
千葉市立おゆみ野南中学校・新宿中学校・みつわ台中学校・加曽利中学校
・千葉市歌
・ふるさと(アイドルグループ嵐の楽曲)
千葉開府900年記念協議会 副会長 藤代 謙二(千葉市を美しくする会 会長)
千葉市関連国会議員、千葉県知事、千葉市選出県議会議員、千葉市議会議員、千葉一族ゆかりの都市首長、地区町内自治会連絡協議会会長、市内在住・在学のこども・若者代表 ほか
約250名(随行者・関係者除く)


千葉開府900年記念協議会会長を務めます、千葉市長の神谷俊一でございます。本日はご多忙の中、多くの皆様にご臨席を賜り、御礼申し上げます。千葉開府900年記念式典の開催にあたり式辞を申し上げます。
千葉のまちの歴史は、大治元年・西暦1126年、千葉常重が現在の緑区大椎町から、この亥鼻の地へ本拠を移し、初めて「千葉」を名乗ったことに始まります。
そして本日、私たちは「千葉開府900年」という大きな歴史の節目を迎えました。
常重の子であり、千葉一族中興の祖と称される千葉常胤は、時代の大きな転換点において、源頼朝を支え、鎌倉幕府成立への道を切り拓きました。混迷の中にあっても、未来を見据え、自ら行動し、新たな時代を創り上げていく、その先進の気風と挑戦の精神は、900年を経た今なお、このまちの底流に脈々と受け継がれているように感じます。
そして、千葉のまちの歴史は、開府からの900年にとどまるものではありません。
縄文の昔から、この地には豊かな海と緑があり、人々の営みが連綿と続いてまいりました。東京湾に面し、都川や鹿島川などの水系に恵まれ、温暖で穏やかな気候のもと、人々は自然と共生しながら暮らしを築いてきました。
さらにこの地は、古来より、陸と海の交通が交わる結節点でありました。近代以降は鉄道網や港湾、さらには空港アクセスの発展によって、首都圏有数の広域交流拠点へと成長しています。
現在の千葉市は、人口約99万8千人を擁する政令指定都市として発展を続け、100万人に迫っています。東京都内や成田空港への良好なアクセスを有しながら、海辺や里山、公園緑地など豊かな自然環境に恵まれ、利便性とゆとり、都市機能と安らぎが共存するまちとして、多くの人々に選ばれています。
しかし、それは決して偶然ではありません。900年の長きにわたり、この地を守り、耕し、道を切り拓き、人を育て、産業を興し、幾多の困難を乗り越えてこられた先人たちの不断の努力の積み重ねによるものであります。戦乱や災害、社会構造の変化など、時代ごとに幾多の試練がありました。それでもこのまちは、様々な背景を持つ人を受け入れ、新しい文化や価値観を取り込みながら発展を続けてきました。そこには、懐の深い市民性と、新しい挑戦を歓迎する風土が息づいています。
振り返れば、戦後の復興、高度経済成長、臨海部開発、幕張新都心の形成、最近では国家戦略特区や脱炭素先行地域への指定、さらには官民連携による公共空間の再編など、千葉市は常に時代の変化に挑みながら、新たな都市の姿を切り拓いてきました。単に時代に適応するだけではなく、自ら新しい時代のトレンドを生み出し、都市として進化を続けてきたことに、私たちは大きな誇りを感じています。
大正15年の「千葉開府800年祭」、昭和51年の「千葉開府850年記念」、そして本日の「千葉開府900年」。その時代ごとに、人々は先人に思いを馳せながら、このまちの未来を考えてきました。そして今、私たちもまた、大きな転換期の中にあります。人生百年時代の到来、人口減少社会への移行、気候変動や様々な災害リスクの増大、生成AIの劇的な進化による産業や働き方の変革、そしてそれらによる価値観の変化など、社会は大きく姿を変えつつあります。
だからこそ、900年という時間の重みを、単なる回顧として終わらせてはなりません。先人が築き、守り、受け継いできたこの千葉の価値を、次の時代へどうつないでいくのか。それが、今を生きる私たちに課せられた責任であります。この節目にあたり、私たちは「千葉一族からの学びを活かし、未来へ向けたひとづくり、文化づくり」を基本理念に掲げ、多くの市民、企業、団体の皆様とともに、様々な記念事業を展開しています。
特に嬉しく感じておりますのは、未来を担う若い世代の皆さんが、自ら企画し、行動し、新たな挑戦を始めていることであります。クラウドファンディングを活用した取組や、市民発のプロジェクトなど、この開府900年を契機として、新たな挑戦とつながりが生まれています。
900年の歴史とは、先人たちの挑戦と選択の積み重ねです。その歩みの上に、今の千葉市があります。私たちは、このまちに受け継がれてきた豊かさと可能性に、改めて誇りを持ちたいと思います。そして、開府1000年を見据えながら、子どもたちや若い世代が、「千葉に生まれてよかった」「千葉で挑戦したい」と心から思える、千葉の未来を築いていかなければなりません。
目指すべき都市像は何か。職住近接が可能な都市機能の中に、緑と水辺を感じられる住環境が兼ね備わる魅力を、到来する人口減少社会の中でも発展させていくことが重要です。創業や産業の成長分野への展開を重視しながら、文教のまちとして、他者との関わり・協働の中で、課題とその解決策を見いだし、周囲に共感を広げられる人材育成に注力する千葉市づくりが大切ではないかと感じます。市民、企業、団体等の皆様と将来像を共有し、解像度をあげることで、その実現に向けてともに行動していければと思います。
歴史を受け継ぐことは、単に守ることではありません。時代に応じて新たな価値を生み出し、未来へつないでいくことであります。先人への感謝と敬意を胸に、未来へ向けて、この千葉のまちをさらに磨き上げ、誇りと愛着に満ちた豊かな地域社会を、皆様とともに築いてまいりたいと思います。
結びに、本日ご列席の皆様をはじめ、千葉開府900年記念事業にご尽力いただいております、すべての皆様に、改めて深く感謝申し上げますとともに、今後とも本市発展へのお力添えを賜りますようお願い申し上げ、私の挨拶といたします。
このページの情報発信元
総合政策局総合政策部都市アイデンティティ推進課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階
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