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学校紹介 > 校長室

更新日:2024年3月8日

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校長室

校長 地曵 克浩

卒業式に向けて   令和6年3月5日

 6年生は、3月18日、いよいよ卒業の日を迎えます。卒業生と保護者の皆様に、心からお祝いを申し上げますとともに、ご支援ご指導をいただいた多くの地域の皆様に厚くお礼申し上げます。

この1年間、6年生は“すごろく”(すごい6年生)をテーマに、みんなで協力しながら全校の先頭になり、様々な場面で頑張ってきました。その取組の中で、それぞれに自信と誇りを身に付けてきたことと思います。小学校生活6年間で学んだこと、教えられたこと、気付いたこと、それら全てがこれからの生き方につながっていくと確信しています。

「卒業」は、終わりでもあり、新たなスタートでもあります。卒業生が自分の夢に向かって、一歩一歩努力を重ね、夢を実現していくことを心から期待しています。

残された在校生にとっても、3月25日は1年を締めくくる大切な修了式です。この1年を振り返り、自分の成長に自信を持つとともに、次の学年に向けてしっかりと目標を持たせたいと考えています。保護者や地域の皆様には、子供たちへの引き続きの励ましをお願いいたします。

夢に向かって   令和6年2月1日

能登半島地震の発生から1か月が経過しました。亡くなられた方々へのお悔やみと、被災された皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興を祈念しております。学校生活を無事にスタートできた私たちは、こうして日常の生活を送れることに感謝しながら、一日一日を大切に過ごしたいと改めて感じています。
さて、このような年始めではありましたが、子供たちには素敵なプレゼントが学校に届きました。テレビ等でも紹介されていますが、大谷翔平選手からのグローブです。冬休み明けの集会で、大谷選手からの手紙とともに紹介しました。全校児童がこのグローブに触れられるよう、現在は各学年を巡回中です。
大谷選手からの手紙は次のとおりです。(一部を抜粋)

この3つの野球グローブは学校への寄付となります。
それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。
このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。
この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。
貴校の益々のご発展をお祈り申し上げます。
野球しようぜ。

大谷翔平

 私たち大人は、子供たちに多くのことを期待します。それは「夢」「希望」「挑戦」という、私たちも抱いていたことを次の世代にもつなげたいという思いからかもしれません。子供たちの未来は無限の可能性を秘めています。その可能性に向かってはばたく新しい年になってほしいと思います。私は子供たちに話をする機会がある度に、夢や目標をもとう、その実現には努力が必要であることを伝えてきました。どんなことでも、努力なしには進めません。自分の夢や目標に向かって、まずは第一歩を踏み出してみることが大切です。子供たちが踏み出す一歩は、どんなに小さくても、小さすぎるということはありません。一歩を踏み出す時に保護者の皆様には、お子様の背中をそっと押していただければと思います。
Dreams Come True!

冬休み 令和5年12月14日

12月(師走)になりました。「光陰矢の如し」という言葉の通り、早いもので今年のカレンダーも最後の1枚となりました。白い息に冬の訪れを感じますが、子供たちは元気一杯に活動しています。6年生は1月の市球技大会に向けて、サッカーとバスケットボールの練習に励んでいます。

 さて、10月の学校だよりでお伝えしたとおり、体育科の研究報告会を、先月21日(火)に開催いたしました。100名を超える参会者の方々からは、運動の楽しさを味わいながら生き生きと活動する子供たちの姿に、称賛のお言葉を多数いただきました。この報告会の開催にあたり、ご理解・ご協力をいただきました保護者の皆様、来校者への案内や受付等のお手伝いをいただきましたPTA役員の皆様方に深く感謝し、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

 また、12月2日(土)の学習発表会には、たくさんの保護者の皆様にご来校いただきました。お子様の頑張る姿、成長した姿をご覧いただけたことと思います。また、午後のいぶき祭りにも多くの皆様にご参加いただき、大盛況となりました。子供たちの心に残る素晴らしい祭りになりました。実行委員をはじめ、関係者の皆様に感謝申し上げます。

 そして23日(土)からは冬休みとなります。今年は例年よりも少し長めに17日間のお休みがありますが、年末年始の慌ただしさの中で、あっという間に終わってしまうかもしれません。そこで、あまり欲張らず、「これだけは」という計画を立て、やり通したという実感を味わうことが大切だと思いますので、お子様へのアドバイスをお願いします。その際、家族の一員として、家の仕事も役割を決めて、ぜひ毎日実行させてほしいと思います。また、1年を振り返り、新しい年に向けて、決意や目標を決めることも冬休みにぜひ行ってほしいことです。

どうぞ良い年をお迎えください。

研究報告会  令和5年10月16日

秋晴れの陽気が心地よい頃となりました。校庭のハナミズキは葉を赤く染め、キンモクセイの香りも漂っています。
5日間の秋休みを終え、10月11日に後期の生活がスタートしました。991人の子供たちのため、教職員一丸となって教育活動に取り組んで参ります。引き続き皆様方のご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 さて、先日「すぐーる」にてお伝えいたしましたが、千葉市内の教員を主な対象とした研究報告会を、
11月21日(火)に開催する予定です。
 本校では昨年度から、千葉市教育委員会より体育指導の研究指定を受け、研究主題に「主体的に学ぶ児童の育成」を、副題に「ともに学び、楽しさを味わう体育学習」を設定し、実践研究を行ってきました。体育科の究極的な目標である、生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を育成するという、学習指導要領に示された趣旨を踏まえたものです。
豊かなスポーツライフの実現に向け、小学校期にまず求められる役割は、運動好きな子供を育てることにあると考えております。様々な運動と出会う小学校時代に、仲間とともに楽しく運動した経験こそが、生涯にわたって何らかの形で運動とかかわりながら生きていく基盤になるものと考えます。そこで私たちは、運動のもつ楽しさを軸とした授業づくりを行い、研究に取り組んで参りました。
 本研究報告会の開催にあたり、PTA役員の皆様方には来校者への案内等のお手伝いをしていただきますこと、心より感謝申し上げます。また、下校時刻の変更等を伴うこととなりますが、保護者の皆様方のご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

国際大会に思う 令和5年9月15日

 44日間の夏休みが終わり、子供たちの元気な姿が学校に戻ってきました。記録的な暑さは、9月になってもおさまらず、連日30度を超える日が続いていますが、空の様子はいつしか秋めいてまいりました。

 今年の夏は、7月の水泳を皮切りに、女子サッカー、陸上、バスケットボールなどの国際大会が行われ、先週からはラグビーのワールドカップも始まりました。日本代表選手の活躍は、私たちに感動と勇気を与えてくれました。また、これらの国際大会は、競技する人も観戦する人も、お互いの考え方や習慣の違いを認め合い、心を通わす良い機会だと感じています。グローバル化がますます進む社会を生きていく子供たちには、自分の得意分野で様々な機会を通して世界の人々と心を通わせ、自分の夢や希望に向かって大きく羽ばたいてほしいと願っています。

 さて、9月は前期の締めくくりとなる大切な月です。後期へ向けて新たな一歩を踏み出せるように、ご家庭での励ましをお願いいたします。私たち教職員も一丸となって、子供たちのために頑張ってまいります。変わらぬご支援ご協力をお願いいたします。

夏休み 令和5年7月14日

とても暑い日が続いています。校庭の花壇では、向日葵が日毎に背を伸ばしています。
 いよいよ明日からは44日間の夏休みに入ります。長いお休みですので、生活のリズムをくずさないよう、まずは規則正しい生活(早寝早起き朝ごはん)を心がけるとともに、夏休みにしかできないことに挑戦して、楽しい思い出をたくさんつくってほしいと願っています。そして、夏休みは普段と違った体験をする中で、いろいろな人との出会いが待っています。この頃、来校される方や地域の方から「小中台小学校の子供たちは、挨拶がよくできますね。」というお褒めの言葉をいただいています。挨拶を通して人とのつながりを広げ、新しいことに気付きながら、また一つ成長してほしいものです。
 保護者の皆様には、子供たちが健康で安全に生活し、充実した夏休みとすることができるよう、お子様と夏休み中の生活についてご確認いただくとともに、地域の皆様方には、引き続きの見守りをお願いいたします。
 

令和5年6月15日

校長室前の花壇に植えられた紫陽花が、色鮮やかに咲いています。子供たちが育てているアサガオやミニトマトも、大きく育ってきました。
先日の学習参観では、混雑緩和のため二部制とさせていただきましたが、皆様のご理解ご協力により、安全かつ円滑に実施することができました。ありがとうございます。子供たちの頑張る姿をご覧いただけたことと思います。
新しい学年がスタートして2か月が経ち、様々なことに慣れてきた頃ではありますが、子供たちは日々の生活の中で、思い通りにならないことにも出会っています。学習のこと、遊びのこと、友達のことなど、むしろ、思い通りにならないことの方が多いかもしれません。
そんな時、どのように折り合いをつけていくのか、その方法を学ぶことも生きていくうえで、とても大切なスキルであると思います。そのスキルを身に付けていくためには、多様な体験をすること、そして、たくさんの人と出会うことが大切だと考えています。
遊びの中での譲り合いや、あきらめずに努力を重ね、今までできなかったことができるようになることなど、一つ一つの体験を通して、子供たちは頑張る力や我慢する心、人に感謝する心など大切な「生きる力」を身に付けていきます。そして思い通りにならないことに日々立ち向かい、乗り越えながら子供たちは成長していきます。
周囲の大人は、そんな子供たちをあたたかく見守り、必要に応じてアドバイスをしていくことも、子供たちの成長には欠かせないものだと思います。保護者、地域の皆様方には、子供たちへの励ましを今後ともよろしくお願いいたします。

運動会 令和5年5月16日

初夏の日差しに青葉輝く季節となりました。新年度がスタートして1か月が経過し、子供たちは新しい教室、新しい友達、そして先生にも慣れてきたようです。
さて、5月20日(土)には「若草運動会」を行います。既にご案内しておりますとおり、児童数や熱中症を考慮し、12時30分を終了予定とする二部制で実施します。ただし、昨年度までとは異なり、コロナ関連の制限が緩和されましたので、全校体操や応援団パフォーマンス、団体種目などを復活させました。
子供たちは運動会本番に向けて、一生懸命ダンスなどの練習に取り組んでいます。また5・6年生は、運動会を運営し、支えるための係活動にも従事します。先日はその打合せが行われ、真剣な表情で参加していました。
運動やスポーツは「すること」だけではなく、「見ること」「支えること」「知ること」など、多様な関わり方により、楽しさが広がります。この運動会はまさに、それらの楽しさを味わうことができる行事であると思います。
この運動会をとおして、運動に親しむ子供がさらに増えてほしいと願っています。

新年度を迎えて 令和5年4月17日

 校長室前に植えられているハナミズキが、見頃を迎えています。本格的な春がやってきました。新入生162名を迎え、全学年児童993名と教職員の新しい組織で、希望と期待の中で令和5年度の教育活動が始まりました。
今年度も、「未来をになう人間性豊かな子供の育成」という学校教育目標のもと、「進んで学習する子供」「誰とでも仲良くする子供」「ねばり強く頑張る元気な子供」の育成をめざし、全教職員が協働し、さまざまな実践に一生懸命取り組んで参ります。
本年度はすべての学年で学級編制を行いました。どの学級も同じスタートラインに立っています。始業式では、たくさんの友達と早く仲良くなり、お互いの良さや違いを認め合い、励まし合って伸びていけるようなクラスを、みんなの手でつくっていきましょうと、子供たちに話をしました。豊かにかかわり合う子供たちの姿を期待しています。各ご家庭や地域の皆様の、変わらぬご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
なお、新型コロナウイルス感染症については、様々な活動に課せられていた制限は、この4月より大幅に緩和もしくは撤廃されてきておりますが、本校が大規模校であるという状況は続いております。今後の学校行事等の実施に際しては、当面の間その特性を踏まえながら対応していくことになります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。