閉じる

ホーム > 学校紹介 > 校長室

更新日:2024年4月19日

ここから本文です。

校長室

  

「半世紀の歴史の担い手として」

                                                      千葉市立みつわ台北小学校

第20代校長  中山  宏志

本校は、昭和51年4月に市内87番目の小学校(職員15名、児童数272名、8学級)として創立し、みつわ台南小、都賀の台小、源小の分離独立を経て、創立50周年まであと3年と時を刻んでまいりました。

これまで、平成2年度の「各教科」、平成6年度の「緑化推進」、平成8年度の「地域ぐるみ教育推進」、平成15年度、令和3年度の「幼保小連携」、平成23年度の「総合的な学習の時間」の研究(いずれも千葉市教育委員会指定)を行ってきました。過去の研究を土台にして現在のみつわ台北小学校があることを自覚し、なお一層子供たちのために研鑽を積んでいきたいと考えています。

さて、本校の学校教育目標は「自ら学ぶ意欲を持ち健康で思いやりのある児童の育成~生き生きと楽しく学び合える学校~」です。この具現化のために、三つの柱があります。

      1 「頭の元気なみつ北っ子」の育成(知育)

      2 「心の元気なみつ北っ子」の育成(徳育)

      3 「体の元気なみつ北っ子」の育成(体育・安全)

 

1については、みつわ台北小学力向上全体計画を作成し、基礎的・基本的な学習内容の習熟に重点を置いています。「家庭学習のすすめ」の活用と実践を図り、一人一台貸与の「ギガタブ」の効果的な活用を図っています。さらに、読解力向上の手立てとして、朝読書や並行読書等に力を入れています。なお、校内研究のテーマを国語として2年目を迎え、「言葉のinputとoutputを大切にする」ための工夫についての考察に一層力を注いでいきます。

 

2については、「思いやり」の気持ちの育成を基盤に、心の教育にあたっています。毎月の「えがおアンケート」により「友達に優しくする」心を育て、自分がされて嫌なことはしない、自分が言われて嫌なことは言わない、温かい心の醸成を図っています。一昨年度までの「特別の教科 道徳」の校内研究を踏襲し、引き続き、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度等を身に付けられるような子供を育てていくとともに、特別支援学級との交流、道徳科、特別活動、教科の学習等、学校の教育活動全体で心の教育に取り組み、子供たち全員が生き生きと笑顔で通える学校を目指したいと考えています。

 

3については、学校保健安全委員会の充実、つまり保健・給食・体育(体力向上)・安全指導の4者の連携に努めます。

「コロナ後」の生活になり1年となる今年度は、体力向上を目指した日常体育の充実(1日1回は外遊び、マラソン・鉄棒の奨励)を図ります。また保健・給食に関しては栄養職員による食育指導、保護者との連携による食物アレルギー対応、全校での手洗い・歯磨き励行に努めます。安全指導では、危機回避能力や防災対応能力の育成(防災・防犯・交通安全・SNS等)に引き続き取り組み、自助、共助の醸成を図ってまいります。

 

令和7年度には創立50周年を迎えます。創立時に植樹された保護者や地域の方々のおかげで現在約100種類、800本以上の樹木に包まれています。その先の50年を見据え、引き続きお知恵とお力をお貸しいただきたく存じます。

これからも子供たちと教職員が笑顔で生き生きとした表情で通えるような学校、卒業しても懐かしく思い出し、地域に愛される学校を目指したいと考えています。