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更新日:2021年10月15日

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いそべ日記

令和3年度

令和2年度のいそべ日記

 

10月15日(金曜日)

紆余曲折

幅1メートルの白線。

ゴールは100メートル先。6年生が臨む陸上大会ならば、隣の白線を踏み越したら失格です。そもそも「蛇行」してしまったら、余分な距離を走ることになります。タイムが上がるはずもありません。

陸上競技はさておき、話は日々の生活。右へ左へ「寄り道」することは日常です。立ち止まったり、回り道をしたり、時には引き返したりすることが、新たな出会いや発見につながることもあるでしょう。

時に引っ張り
時に背中を押し
そしてある時には、何もせずに見守り

目的地は遥か彼方。見えているのはそれぞれの中継地点。そこへ向かう道もそれぞれ。

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10月14日(木曜日)

躍動

流れるアップテンポの曲。
時折聞こえる手拍子の音。

グラウンドに並んだ子供たちの視線は朝礼台へ。「鏡」の動きをする大人に合わせてステップを踏みます。

見慣れた光景。
いつもの活動。
少しずつですが戻りつつあります。様々な不安や制約がなくなったわけではありませんが、生き生きとする子供たちの様子を見る場面が増えてきました。感染予防に対する高い意識は継続させたまま、待ち望んできた日常へ。

いそっ子運動発表会に向けた練習が進みます。

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10月13日(水曜日)

リスタート

登校時刻。傘をさした子供たちの列が昇降口へ続きます。日数にすればわずか5日間。秋休み明けといっても、子供たちの様子に変化は見られません。しかし、それぞれの時間を過ごし、貴重な体験をしたり、自分を見つめ直したりした子もいることでしょう。うまくいかなかったことはリセットし、

い きいき
そ うぞう
べ こまず(へこまず)

過ごす毎日へ。令和3年度も残り半分。あいさつと温かい言葉が行き交う学校に向けて、後半がスタートしました。
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10月7日(木曜日)

折り返し

少々古めの今年のカレンダー。10月11日は赤数字。かつては10月10日だった体育の日が、現在ではスポーツの日と名前を変えて第2月曜日へ。しかし、今年はオリンピックの関係で7月へ移動。まるでクイズ問題のよう。昭和世代には難解な現在の祝日です。

世の中では平日となった10月11日ですが、千葉市の小学生は秋休み。子供たちにとって、休みであることは変わりません。日数にすればごくわずか。その間にやるべきことは、半年間の振り返りや、後半への意識作り等々いろいろありますが…。

まずは体調を崩すことなく楽しく過ごし
明るく元気に後期を迎えること

充実した秋休みとなりますように。
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10月6日(水曜日)

目標

昨日から始まった陸上練習。練習期間や規模は縮小傾向。コロナウイルス感染予防対策の観点から、大会そのものの運営について検討されてきたことを思えば、例年通りといかないのは仕方がありません。

量より質
結果よりプロセス

そんなフレーズがいつもよりも話題になる予感。

しかし、大人の理屈が常に子供たちに通用するとは限りません。子供たちにとって、複雑に絡み合った厳しい条件を結び付けて考えることは大変な作業です。練習に参加する子供たちに問えば、「記録を伸ばしたい。」という声がいつものように聞かれることでしょう。

大切なのは目指すゴール。状況を見極めてどこに導くか。大きな責任が問われていると感じます。まずはよい準備から。

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10月5日(火曜日)

対話

「いい感じでとれていたのに、迷路が始まったよ。」

朝から職員室前が賑やかです。台風を避けて避難していた朝顔の鉢を外に出し、1年生がリース作りの準備開始。絡み合ったつるを取り外すために協力するのは6年生。最初は優しく見守っていましたが、1年生に疲れが見え始める頃には真剣そのもの。
「先生、取れないのは切ってもいいですか。」
「先生、切れちゃいました。」
1年生は6年生を呼び、6年生は大人に相談。最後は、協力し合って顔の大きさほどの「輪」にして作業完了です。

種を植え、水をやり、花を咲かせて、再び種に。そこから学ぶことはたくさんありますが、その前後にも様々な発見や成長のチャンスがあることでしょう。入学してから半年の1年生と、そこから5年の月日が経過した6年生。その関わり合いは最たるものかもしれません。大人も子供も幸せを感じるひとコマ。
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10月4日(月曜日)

落葉

月曜日。朝の挨拶はいつもより元気がないような気がします。遊び疲れでしょうか。それともたまたまなのでしょうか。少なくとも、これから始まる一週間に少々憂鬱になるのは、大人だけの話であってほしいものです。

さて、学校沿いの道。落ち葉が目立つようになりました。先週末の風に吹き飛ばされたこともあるとは思いますが、木々の葉の色が変わってきたことも確かです。

登下校は通常の時刻に戻りました。いつものリズムに戻る中で、誰に頼まれることなく、竹箒やてみを手にする人の輪が自然に広がることを想像しつつ…。

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10月1日(金曜日)

視点

予報によれば、台風16号の影響が最も大きくなるのは子供たちが帰る頃。安全を考え、急遽下校時刻を早めることになりました。

担任から下校時刻の変更を聞き、
「早く帰れるぞ!」
「お家で何をしようかな。」
と考えた子供たちもいるかもしれません。

進路は、発生した頃の予想からはかなり南のコース。時間の経過とともに風雨は強くなったものの、上陸することはないまま通過の見込み。それでも、コース上となった八丈島や伊豆諸島にとっては深刻さが増したということ。台風が気になる日は再びやってくると思いますが、

自分だけが良ければいいのではない。
自分と周囲の望むことが同じとは限らない。
そしてさらには、
誰かが自分のことを気にかけ、支えてくれている。

そんなことにも目が向くようにしていきたいと思います。まずは、誰にとっても大禍なく台風が通過しますように…

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9月29日(水曜日)

温故知新

「あっ。栗。」
「緑だ。」
登校してくる子供たちから声が聞こえます。
「煎って食べようか?」
という大人の声には
「いいよ。」
とつれない返事。

ずいぶん昔のことです。校庭には大きな栗の木。職員玄関には小さな籠。この季節、休み時間が終わるとその小さな籠は針をまとった大小の種で一杯になります。そして、秋の味覚は給食の時間へ。そんな日々を過ごしたことがありました。

時は流れ、子供たちを取り巻く環境も、世の中の価値観も大きく様変わりしています。同じようにはいかないことを重々承知しつつ、古き良きものを見極め、大切にしたいと思う朝の出来事。

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9月28日(火曜日)

蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

暦の上では夏が終わり、これまで活動していた生き物たちが冬ごもりの支度を始める頃。吐く息が白くなる毎日はまだまだ先のことですが、季節が変わりつつあることを朝夕の風から感じることができます。

校舎前。いくつかの花壇はすでに冬を越す準備。この土の中にも春を待つ虫たちがいることでしょう。そんな自然の営みの中、学校生活は折り返し地点へ。

深まる秋。台風16号の動向は気になりますが、空は青空。何をするにも良い季節となりました。

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9月27日(月曜日)

連続

空は朝からうろこ雲。風も爽やか。過ごしやすい一日を予感させます。

花壇の彩りは過去のこと。コスモスの丈はさらに高くなりましたが、昇降口へ向かって続く花々の列はすっかり色を変え、すっかり秋らしい雰囲気になってきました。
そんな中、ふと見れば収穫を待つ実が3つ。空がもう少し青ければ、水やり後の雫が鮮やかさをさらに際立たせてくれたことでしょう。

来週末には前期終了。学校生活はひと区切りですが、見えるもの、手にするものは途切れることなく続きます。

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9月22日(水曜日)

想像

「昨日、緑色の小さなどんぐりが落ちていたよ。」
登校してくる男の子の言葉。
「へえ、珍しいね。」
しばらく会話が続きます。
「どんぐりといったら茶色じゃないの。」
と問いかけると
「若いうちは緑なんだよ。」
という返事。さらに
「鳥が実を食べようとして、落ちたのかもしれない。」
と言葉が続きます。

季節の移り変わり
自然の営み
実感しているのは大人よりも子供たち。

昨日は中秋の名月。
深まる秋。

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9月17日(金曜日)

爽秋

夏休み明け直後。
大きな緑色の葉が際立っていた鉢も
青紫の大輪が美しかった鉢も
大半がすっかり色を変え、
少々寂しい雰囲気。

後片付けの日が近くなってきたようですが、

種をとったり
落ち葉を清掃したり

学習は途切れることなく続きます。

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9月16日(木曜日)

寄り道

登校時刻。
正門横で流れを外れて
プランターの前に2名の男の子。
「どうしたの?」
と声をかけると、
その視線の先には小さな黄色の羽ばたき。

数分後
2人の歩みは昇降口へ向かいますが、
職員室前で再び止まります。
今度は朝顔の鉢の中で何やら見ています。

安全が最優先。物事がシステマチックに進む毎日。
何が気になったのかわかりませんが、
何だかほっとする瞬間。

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9月14日(火曜日)

表裏

小さな膨らみ。
先週も今週も、見た目には変化が感じられず。
並びにそっと手を伸ばし、力を入れてみるものの、
手ごたえはごくわずか。
今年も実りには至らず。

自然の恵みと
それを形に変える農家の方々の力。
いつもは意識していないことの裏に隠れているたくさんのこと。
それを感じることができるだけでも
意味があるのかもしれません。

台風14号の動きが気になってきました。
現在吹いているのは
爽やかな秋の風。
静かに秋が深まりますように。

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9月10日(金曜日)

開花

「朝顔って、朝咲くから朝顔なんでしょ?」
数日前。職員室前を歩く男の子の言葉。

子供たちの気付きや感性には関心するばかり。
そこに自分の知識や興味があれば話は弾みます。
しかし、そうでない場面も多々。

「そうなの?知らなかった。確かめてごらんよ。」
と返すと
「嫌だよ。」
と期待とは異なるひと言。こちらの得意分野であれば熱量で引っ張ることはできますが、そうでないと会話は別の方向へ。

日々アンテナを高くして、自分自身の興味や関心も広げることの大切さを感じる瞬間。

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9月9日(木曜日)

学び

体育館に並んでいるのは車いす。お招きしたのは、車いすバスケットボールチーム「千葉ホークス」の選手と運営スタッフ・ボランティアの皆さん。競技のルールから車いすの体験まで、限られた時間の中で5年生が学びます。

共生
多様性

様々なキーワードを目にしますが、学びは様々。障害の有無に関わらず、アスリートの生き方や取り組みからも、学ぶことは少なくないと思います。

昨日。あるクラスでのこと。
「パラリンピック。耳の不自由な方は出ないらしいよ。知ってる?」
「知らない。何で?」
そんな何気ない会話も学びにつながるかもしれません。

身に付けるべきことはたくさんありますが、興味や関心が広がり、それが自分の生きる力となること。そんな学びも大切にしていきたいと思います。

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9月2日(木曜日)

朝顔

里帰り?していた鉢が、少しずつ学校へ。
お家の方が運んできてくださる場面をよく目にしますが、時には、小さな両手でそれを抱え、登校してくる子の姿も見られます。

さて、職員室前に再び並んだ朝顔。色は違えど、その大半は小さな球体をまとっています。次の世代へ繋ぐ準備が進む中、鮮やかな青紫と豊かな緑に包まれた鉢もあるようです。日の当たり方や水やりの仕方が違うのか、それともたまたまなのか、理由は定かではありません。

子供たちも朝顔も、それぞれの場所で過ごした夏休み。その間で、手にしたものは違うでしょう。それでも、それぞれの歩みで進んでいれば、それが一番のこと。

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9月1日(水曜日)

秋冷

「ひまわりがずいぶん倒れているよ。」
登校してきたある子の言葉。
「そうだね。花の様子もずいぶん変わってきたね。」
と返すと、
「うん。」
と言いながら昇降口へ向かいます。

今日は曇り空。太陽は隠れ、灰色の空が広がります。それでも、この涼しさは待ち望んでいた以上のもの。ひと息つきながら、季節が移り変わっていることを実感する朝。
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8月31日(火曜日)

静寂

スピーカーからは柔らかなオールゴールの音色。静かに時間が流れます。

今日から給食開始。子供たちにとっては、楽しみな時間のひとつに違いありませんが、求められるのは「黙食」です。ここ最近の状況をふまえ、さらに「黙働」も必要となれば、残念ながら楽しそうには見えないのが正直なところ。しかし、リスクを最小限に留めるには仕方がありません。担任以外の職員も加わり、配膳や見守りを続けます。

コロナ禍。子供たちにとって、これまでと同じような楽しさを感じる瞬間が激減していることは疑いようのない事実です。それと引き換えに、我慢や気遣いを手にしていると言っても、子供たちの気持ちを考えれば大人の論理でしかないのかもしれません。

それでも、気持ちは前向きに。一人一人が自分なりの楽しさを見つけつつ、確かな力を身に付ける毎日となるように、できることを考えていきたいと思います。

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8月30日(月曜日)

期待

子供たちが登校してきます。ここ数日は、まるで「熱気」を身にまとって生活しているような気候。少し前の秋を感じた瞬間が嘘のようです。いつもよりも多めの荷物をもって歩く子供たちの額にも、汗が流れます。

さて、地域によって違いはあるものの、夏休みが終わる時期となりました。メディアに流れるのは、インタビューに答える子供たちの姿。さぞかし憂鬱になっているに違いないと思いきや、
「友達に会えるから楽しみ。」
と前向きな発言を多く聞きました。

誰もが少なからず不安を抱えたままの学校再開。完璧な対策や疑いようのない正解がないままの毎日ですが、少なくとも
「学校は楽しみ。」
と感じることができるように進めていかなければと思います。

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8月24日(火曜日)

処暑

暦の上ではすでに秋。昨日の雷雨には驚かされましたが、朝晩は過ごしやすくなってきたように感じます。

校舎前の花壇には、「ひげ」をたくわえたトウモロコシが並びます。記憶が確かならば、一年前はわずか2本。今年はそれよりも多いようです。生き物も農作物も、元気に育てるのは簡単なことではありません。昨年度、秋の実りは実現せず。思い通りには進まないことを知りつつ、今年こそはと期待しています。

実りの秋
食欲の秋
芸術の秋
スポーツの秋

来週から子供たちが戻ってきます。落ち着いた雰囲気の中、それぞれの秋を楽しむ日が早くやってきますように…。

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7月30日(金曜日)

速さ

朝から局地的な雨という予報はどこへやら。発達した雲は見えますが、青空が広がっています。

朝の水やりをどうしようかと外を眺めた視線の先に、鮮やかな黄色の大輪。近付いて見上げると、広がる空とのコントラストが見事です。

校舎前の花壇には、たくさんの向日葵が並びます。背丈はずいぶん伸びましたが、黄色に染まるのはまだまだこれから。鮮やかに花を咲かせているのは、まだこの2つだけ。

夏休みが始まって10日程。再び世間が騒がしくなってきました。不安の尽きない毎日ですが、子供たちにとって大切な夏休み。体調を崩すことなく、たくさんの学びのある有意義な日々が続きますように。花を咲かせる向日葵のごとく、それぞれのスピードで…。

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7月16日(金曜日)

明日から夏休み。さぞかし、子供たちの気分は盛り上がっていることでしょう。そんなことを思いながらむかえた朝。空は青空。白い雲が鮮やかに見えます。

さて、登校時刻になりました。ウキウキ気分で昇降口に向かう子供たちが続出と思いきや…何だか元気なく、挨拶の声も小さいように感じます。

よくよく考えれば、自宅から歩いてきた子供たち。朝から気温が急上昇した今日、学校に到着するころには体温も上昇して元気がなくなるのも当然です。それでも、教室に到着すればかつてはなかったクーラーの涼風。あともうひと息!と思いながら背中を見送ります。

長い休みだからこそできること。
夏休みしかできないこと。

きっとたくさんあると思います。楽しい日々の先に、それぞれの力となることが数多くありますように。

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7月15日(木曜日)

雨上がり

気が付けば窓の外は雨。それはあっという間に激しさを増し、まるでシャワーのよう。見えるもの全てを濡らしていきます。見慣れた風景がかすむほどの雨粒のカーテン。数日前の雷雨を連想したものの、その後には鮮やかな七色のアーチがかかったことを思い出して、不安半分、期待半分。

そんなことを考えているうちに、空は再び青空に。夏休み目前。例年ならば、全校一斉に大掃除というところ。コロナ禍の現在、午後は水泳、大掃除、学級活動等々、それぞれの活動を進めます。

学校の「いつも」が少々異なるようになって、ずいぶん日が経過しました。確かなことは、道が違えど目指す先は変わらないということ。一歩一歩進む日が続きます。

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7月12日(月曜日)

コントラスト

蒸し暑いだけですっきりとしない天気が続いた先週。そして突然の雷雨に驚かされた昨日。天候に恵まれない日が続いてきましたが、今日は朝から青空が広がり、強い日差しが降りそそぎます。

絶好のプール日和。今日は高学年が入る日ですが、そこから子供たちの歓声が聞こえることはありません。コロナウイルス感染対策の観点から、求められるのは発声を控えた学習。

子供たちは無言で黙々と泳ぎます。毎年の様子を思えば、少々どころか、かなりの違和感があることは否定できません。それでも、よく見れば目の輝きはいつもと同じ。表情の真剣さはいつも以上かもしれません。

空は青空。子供たちが泳いでいた水面も静けさを取り戻しました。深い青色が、輝くような水色を包みます。新たなものを受け入れつつ、変わらないもののありがたさを感じながら、夏休み前最後の週が始まりました。

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7月9日(金曜日)

朝からあいにくの雨。今日も、プールは「ない」一日となりそうな朝です。

子供たちが登校した後の昇降口。傘がきれいに並んでいます。4月、
「パンパンとして…」
「クルクルっとね。」
と、声をかけていた1年生の傘立ても例外ではありません。

たかが傘立て。されど傘立て。
見慣れた1コマからも、子供たちの成長を感じることができます。

ふと思い立ち職員玄関へ。こちらも傘はきれいに並んでいます。時に見守り、時に声をかけ、子供たちの成長を促すことはもちろんですが、背中を見せることも大切であると実感します。

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7月8日(木曜日)

期待

「先生、今日はプールある?」
まるで朝の挨拶のごとく、あちらこちらで耳にするフレーズです。
「プール?毎日あるよ。なくなるわけないじゃん。」
という冗談は通じません。子供たちは真剣そのもの。

20年近く前でしょうか。水不足で水泳指導が中止になった年がありました。昨年度は、コロナ禍で同様に実施せず。感染対策で制約が少なくないとはいえ、多くの子供たちにとっては、例年以上に楽しみの時間となっていることでしょう。

昼過ぎ。冷たい雨が降ってきました。午前中「あった」プールは、なくなることに。仕方がないこととはいえ、子供たちの気持ちを思うと…

抜けるような青空が待ち遠しい午後。


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7月7日(水曜日)

夏空

校舎沿いの花壇。気が付けば向日葵が背を伸ばしています。大輪が青空に映えるのはまだ先のことですが、その日はそれほど遠くないのかもしれません。

その花壇の横。4年生が校外学習へ向かいます。5年生は、体育館で養護教諭による救命講習。プールでは水泳学習が行われています。

夏休み目前。それでも変わらず日々の学びは続きます。変わらない日々の積み重ねが、成長という大きな変化につながるようにしていかなければと思います。

今日は七夕。一人一人の願いがかないますように…。

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6月15日(火曜日)

数日後

正門付近の側溝の中。気が付けば、マリーゴールドが花を咲かせました。その後、通過する子供たちの間で話題になったかどうかはわかりません。

梅雨入りしたとはいえ、今日の日差しはかなり強烈。根を張り、たくさんの花を咲かせるには、余りにも厳しい環境です。しかし、生命の尊さや可能性を感じるには十分。どこかで「感動」や「追究」が広がっているといいなと思っています。
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6月10日(木曜日)

自覚

体育館に並ぶレサシアン。半年ほど前の「こども救命講習会」でも見た、同じ光景です。今日も美浜消防署職員の方々をお招きしましたが、今回ご指導いただくのは我々職員。

間もなく始まる水泳指導。コロナウイルスの感染予防の観点も加わり、いつも以上に注意を払いながらの学習となります。しかし、それを理由に安全が損なわれるようなことがあってはいけません。

この研修で想定されるような場面が、決して起きることのないようにするのは当然のこと。それと同時に、子供たちの命を預かっているということに対して、襟を正していかなければと思うばかりです。

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6月9日(水曜日)

発見

「あっ!ここに…。」
先週のことだったでしょうか、朝のことです。正門を入ってすぐの側溝の中で育つマリーゴールドを見つけた子がいました。
「きっと、ここから種が飛んだんだよ。」
と、職員玄関前に並んだ、ポットを指さします。

その後、すっかり忘れていましたが、ふとしたときに思い出し、のぞいてみれば、側溝の中には緑の立派な姿。つぼみも少しふくらんだような気がします。
誰かが水やりをしているわけではないでしょう。そういえば、昨年度は朝顔がきれいな花を咲かせた場所。自然の神秘やそこに生きる動植物のたくましさに、少し触れたような気がします。

オレンジ色の花が咲くころ、再び子供たちの話題になればと楽しみにしています。
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6月4日(金曜日)

アナログ

先日、子供たちとの間で話題となったギガタブ。目を輝かせて画面を見つめる子供たちの姿を、教室でよく見るようになりました。操作に戸惑う大人をよそに、子供たちは新しいことをどんどん吸収していきます。
このコロナ禍。あらゆることに距離を保って臨むことが求められています。その手段として、このタブレットは、一つのツールとして役に立つことでしょう。

その一方。相手の目を見て話すことの大切さを、再び問われているようにも感じます。携帯電話が一般的になった頃。機器を通した文字では、気持ちが十分に伝わらなかったり、誤解を生じたりすることが幾度と話題となりました。ギガタブを操作する子供たちにとっては、生まれる前のこと。そんな議論を知る由もありません。

正しい情報の取捨選択
取り扱う側のモラル

そして何より

顔を合わせて関わり合うことの素晴らしさや難しさ

しっかりと伝えて

想像する力をもち
相手の気持ちを思いやる子に!
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6月3日(木曜日)

感覚

「卒業前の奉仕作業みたい。」
と教頭先生がひと言。

6年生のあるグループが、職員玄関を清掃しています。通常の清掃でも、奉仕作業でもありません。家庭科の学習、「クリーン大作戦」です。よく見れば、1階ろう下の反対方向、保健室の辺りにも6年生の姿を確認することができます。

それぞれの作業がしばらく続いた後、

「いいなあ。」

とある男の子。どうやら、他の場所を清掃していた子の仕上がりが羨ましかったようです。確かに、汚れていた傘立てのトレーは、白い輝きを取り戻しています。それに対して、自分が作業を進める戸のレール部分の汚れはなかなか取れず、このひと言に。それぞれの様子を見ていましたが、どちらも作業は一生懸命。汚れの質や状況が同じではないために、結果が少々違っただけのことです。少なくとも、下を向く必要はありません。

「何だか気持ちがいいよね。」

この清掃中、別の場面でのひと言。自主的であっても、他人からの指示によるものであっても、どちらも清掃には違いありません。しかし、どちらであっても、きれいにしようとする喜びやきれいになったことへの満足感の有無は大切なポイントでしょう。単なる習慣ではなく、その心を育てていきたいと思います。

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6月2日(水曜日)

ドキドキ

昼休み。静かなろう下に数名の姿。それぞれが教室前に立っています。何だか違和感のある光景に、近づいて尋ねると
「リーダー探しのオニなんだ。」
と笑顔の返答。

今日の昼休みは、にこにこタイム。今年度初めてのなかよし活動となります。これまで控えられてきた他学年との活動。感染症予防を意識しつつ、各教室に分かれて久しぶりの実施となりました。
この時間の活動は、1年生を迎える会。どの教室も落ち着いた雰囲気のスタートです。皆の前に並ぶ1年生の表情はやや硬く、静かに時間が流れます。
さて、冒頭の場面は迎える会の後半。この頃には緊張もすっかり解けたようです。どの教室からも、盛り上がっている雰囲気が伝わってきます。

ひょっとしたら、緊張していたのは1年生ではなく、進行役の6年生だったかもしれません。事前の準備から当日の運営まで、やらなければいけないことがたくさんあったことでしょう。

普段とは異なる場面や集団で感じる『ドキドキ』は、心を鍛えるチャンスとなるに違いありません。そういったことを、ひとつずつ、少しずつクリアして、今日より明日。明日より明後日。少しでもたくましく…。そして、

へこまず
へこたれず
最後まで頑張り通す子に!
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5月28日(金曜日)

意欲

「一日の中で、一番楽しいのはどんなとき?」
朝の正門付近。登校後の子供たちと雑談です。給食の時間だと即答する子もいれば、思案顔になる子もいます。しばらくして、
「ギガタブを使っているとき。」
との声。
「ギガタブで何をするのが楽しいのかな。」
と尋ねましたが、何か具体的な活動の話題とはなりませんでした。どうやら、『自分の』タブレットを手にし、それを操作すること自体が楽しいようです。

子供たちからすれば当然のこと。けれども、我々大人はそれで満足するわけにはいきません。タブレットはあくまでも手段のひとつ。子供たちの前向きな気持ちを、学びの目的達成に。しばらくはマニュアルを手放せない日が続きそうです。

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5月27日(木曜日)

天気予報

昨日夕方。雲はやや多めでしたが空は明るく、その後の天体ショーに期待は広がるばかり。翌日の会話の盛り上がりを想像しましたが、月が見られたのは皆既月食後の9時頃。残念ながら赤い月は画面越しに鑑賞するだけとなりました。

さて、今日は全国学力学習状況調査。6年生が国語や算数の問題と向き合います。その後の意識調査に取り組んでいるうちに、そろそろ給食の時刻となりました。集中し続けた午前中。心も体も疲れたことでしょう。

給食後は気分転換に外遊び!といきたいところですが、あいにくの雨。今宵も月の観測は厳しいようです。明日は晴れますように…。

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5月26日(水曜日)

SORA

「おはよう!」
「…」
返事はありません。それもそのはず、口元には手にした水筒。蒸し暑さは感じませんが、1年生にとって、朝から学校まで歩くのは大変な作業です。喉が乾くのは当然のこと。

喉が潤い落ち着いたようです。
「おはようございます。」
と小さな声。そのまま正門に向かうのかと思った矢先、
「ねえ。今日、月が赤いんだよ。」
と続きます。
「知っているよ。スーパームーンでしょ。いつ頃赤くなるか知ってる?」
と尋ねると、
「知らない。」
との返事。
「8時過ぎ。20分ぐらいで終わっちゃうらしいよ。」
「え~。」
会話は続きます。

天気予報は晴れ。空を見上げ、何かを感じる瞬間があればいいのですが…。明日の会話が盛り上がることを願いつつ。

ところで、今日の1年生。学校では、そら豆の皮むき体験。きっと、たくさんの驚きや感動があったことでしょう。そのつぶやきも気になるところ。

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5月25日(火曜日)

晴雨

体育館横。花壇の中。気になっていた三角形が、ついに影を作りました。とは言え、たまたまタイミングが合わなかっただけのこと。天候に恵まれなかったこともありますが、珍しい出来事というわけではないでしょう。それでも、何だか得した気分になりました。

さて、同じ頃。校舎をはさんだ反対側では、2年生が自分の鉢を観察しています。日差しが強く見えますが、風は爽やかです。
間もなく給食準備の時刻。観察を終えて水やりをしていた子供たちへ、
「そんなに『じゃばじゃば』やらなくていいんだよ。」
と大人の声。

「1週間分やらなきゃ。」
と子供の声。水をこぼしながら教室へ急ぎます。

1週間やらなかったのか、それとも、これから1週間は水やりをお休みするのか…。どちらにしても、気になっていることは確かなようです。
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5月24日(月曜日)

意識

今日は1年生の交通安全教室。千葉西警察署から、交通課の方々をお招きして学習を進めます。学習といっても教室で行うわけではありません。昇降口前で大切なお話を聞いた後は、実際に校外を歩きます。

信号が青でも、なかなか横断歩道を渡らない子。
隣の友達の動きに合わせてどんどん歩く子。
大人の声に反応して歩き出す子。

皆、並んで静かに歩いていますが、様子は少しずつ違うようです。

入学して1か月半が過ぎました。学校生活にも慣れ、放課後の行動範囲も広がっていることでしょう。「自分の命は自分で守る」と言ったら、少々大袈裟かもしれませんが、事故なく安全に過ごすことが何より大切であることは間違いありません。周囲の様子に注意を払う意味や必要性を、我々大人が繰り返し伝えていかなければいけないと改めて感じます。

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5月21日(金曜日)

再び風の日。雨は小康状態ですが、朝から木々が大きく揺れています。

「これでバリアーを張るんだ!」

と手にした傘を開く男の子。傘が壊れてしまうことも心配しつつ
「風に飛ばされたら大変だから、傘を閉じたほうがいいよ。」
と声をかけます。
その隣を歩く男の子。それに呼応し、傘を開きながら、

「風の磁石は協力だ…」

とつぶやきながら歩きます。

子供たちの豊かな感性に触れる瞬間。

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5月20日(木曜日)

色彩

ここ最近のいそべ日記。写真の色が今ひとつ。色鮮やかな1枚が欲しいなと思いながら日は経過。青空を予感させたのは早朝のこと。今日はチャンスと期待したのもわずかな時間です。子供たちが登校する頃には、再び広がる灰色の雲。

さて、登校してくる子供たち。青空が曇り空に変わっても、その「元気」は変わらないようです。むしろ、青空で蒸し暑さを感じる朝よりも、今朝のような涼しい気候の方がよいのかもしれません。どの子も明るい挨拶とともに通過していきます。

ところで、ずいぶん昔のこととなりますが、教室で挨拶を話題にしたことがありました。

花壇の前に校長先生。
どうやら花を植えているようです。
こちらには背を向けていますが、あなたは挨拶をしますか?

もちろん挨拶をする。
作業の邪魔になるからそっと通り過ぎる。

記憶は薄れつつありますが、子供たちの反応は様々でした。
続きはまたの機会にし、元に戻って朝のこと。通り過ぎる子供たちの様子も様々。皆同じである必要のないことは確かです。それでも、お互いが気持ちよく過ごすためのスタートライン。何を考えてどう行動するか。それが明日、明後日につながっていくことを伝えていきたいと思います。

あれこれ考えているうちに空は青空!

といきたかったのですが、鉛色は変わらず…。

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5月19日(水曜日)

雨模様

昼休みの職員室前。「何しているの。」の問いかけに、「学校探検!」の元気な声。1、2年生にとっては、学校の中にはまだまだ未開のエリアがあるようです。興味関心は当然のことですが、「静かに右側を歩くんだよ。」と安全に過ごすことを促します。

外は雨。せっかくの「にこにこタイム」も、元気に走り回ることができません。降り出したのが業間休みの後だったことが救いです。

沖縄・奄美地方の梅雨入りに続き、西日本と東海で記録的に早い梅雨入りとなりました。平年並みなら6月7日頃が梅雨入りの関東甲信越地方も、同様に早くなるのかもしれません。

自由な時間の過ごし方が制限されたり、蒸し暑い日が続いたりと、梅雨にはあまりいいイメージがないのが正直なところ。でも、のんびりと本を読んだり、友達と談笑したりするのも有意義な過ごし方。青空を待ち望みつつ、こんな日も楽しく過ごせたらと思います。

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5月18日(火曜日)

背中

早朝。昨日の大風はやみ、柔らかな日差しが窓から差し込んでいます。しかし、子供たちが登校する頃には雲が広がり、蒸し暑さが気になる朝となりました。

さて、学校の周り。塀沿いの所々には落ち葉が集合中。どうやら、清掃やボランティア活動によって掃き集められたのではなく、自然の力によるもののようです。昨日の風に吹かれ、アスファルトの隙間から顔を見せてさらに背を伸ばそうとしている草のもとに集まっています。

集合場所の中心は、誰かが意図的に植えたわけではない草花。いわゆる雑草です。抜いてしまえば、落ち葉が集まることもなく、きっときれいに見えることでしょう。でも、割れ目や隙間から力強く生長を続けるその力や、もう少ししたら小さな花が咲くことを想像しているうちに時間は経過。

ところで、残念ながら落ち葉の下から白い吸い殻が2本。見せるべき大人の背中について考えているうちに、子供たちの列はすっかりなくなり、朝読書の時間。今日も気持ちよく過ごせますように…。

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5月14日(金曜日)

雨上がり

空は青空。日差しが強く感じます。

朝の校舎前。
「いっぱいにした。」
と、ペットボトルを手にして歩く男の子。笑顔で花壇の脇の鉢のところへ向かいます。まさかと思いつつその後の様子を見ていると、当然のごとく水やり開始。どんどんペットボトルの中の水を注ぎます。近付いて、
「昨日雨が降ったから、そんなにあげなくてもいいんじゃない?」
と話しかけましたが、どこ吹く風。あっという間に500mlの水を全て注いで、作業は終了。

植物の生長には水は不可欠。しかし、その量やタイミングも重要であることは、それとなかなか結び付かないのでしょう。自身を振り返ってみても、知識として獲得したのはもっと先だったような気がします。

根腐れだけは避けたいところ。教えるべきか気付かせるべきか…考えているうちに、日差しはさらに強くなり、校舎前の鉢に降り注ぎます。これならあっという間に土が乾くことでしょう。今日のところは心配無用。

ふと見れば、あちらこちらに小さな芽。こちらにもひと安心の朝。

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5月13日(木曜日)

太陽

数日前のある教室。
「先生!太陽ってどちらから昇るんだっけ?」
と話しかけられました。「西から昇った~♪」というアニメの歌詞で覚えた自身の体験を語ったところで伝わるはずもありません。結果的に、
「毎日のことから考えてごらん。」
と、返答は無難なものに。何だか突き放した感じになってしまったかなと思いましたが、「あっちが東で…」とつぶやきながら考えています。

さて、数日後。体育館の脇で目にしたものがありました。地域の方が手入れをしてくださっている花壇の一角。これなら方角を確認できると近付きましたが、恥ずかしながらじっくりと見るのは初めてのことです。長年の風雨に耐えてきたプレートに彫られているのは、「精密日時計の見方」という文字。

残念ながら今日は雨模様。すでに梅雨入りした地域もあるようですが、関東地方はおそらくまだ先のこと。三角形が作る影を見るチャンスは、これからもたくさんありそうです。

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5月12日(水曜日)

新緑

山間の田には水が引かれ、水面に映る夕日が美しい頃。学校でも田植えが始まりました。とはいえ、スペース的にはごくわずか。苗を植える作業はあっという間に終了のようです。それでも、稲穂が揺れるのはまだまだ先のこと。実りの秋を迎えるまでは、まだまだ長い道のりがあることに気付いていない子も少なくないでしょう。

容器の中のやごを気にしている子。

梅雨の長雨や夏休みの日照りを心配する子。

雀がつつく様子を見て、何か策はないか考える子。

収穫に至った粒の量から何かを感じる子。

「学び」は多種多様。教科書に書かれていることや、大人が伝えるポイントだけとは限りません。

あれこれ考えていると、職員室には学校探検の子供たち。2年生が1年生を優しく導きます。これもまた学び。

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5月11日(火曜日)

朝顔

4校時。理科室には6年生。集気びんと気体検知管を手にしているところを見ると、どうやら燃焼による空気の変化について調べているようです。マッチをする姿は、何だかぎこちなく見えます。

足を進めて校庭へ。職員室前には1年生。体育の学習ではありません。こちらは朝顔の種まきの真っ最中。
「土を入れたら種をまいていい?」
「水はどのくらいあげるの?」
何事も確かめたくなるのが1年生。不安がなくても、確認作業は怠りません。そんな中
「雨が降ったら水をやらなくていいんだよね。」
という女の子の声。

子供たちの理科離れが話題になってからずいぶんと日が経過しました。一説には、我々の理科離れが原因であるという耳の痛い話も…。分析はさておき、素直な疑問やつぶやきは大切にしていきたいと思う、昼前のひとコマ。

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5月10日(月曜日)

初夏

緑が深まり、落ちる葉はめっきり少なくなりました。それでもいつもの3名は、変わらず正門付近を掃き掃除。大きな竹箒やてみの扱いにも、だいぶ慣れた様子です。

さて、今日の6校時時は委員会活動。第1回目から約1か月が経過しました。その間、この3名の活動に数名が加わることはありましたが、残念ながら活動の輪はそれ以上広がらないまま第2回目の今日を迎えます。

ボランティア活動を継続する3名には、ただただ感心するばかり。その思いをつないでいくにはどうしたらよいものか…。妙案が浮かばないまま季節は初夏へ。吹く風は爽やかです

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5月7日(金曜日)

興味

朝の1階。職員室前。印刷室のコピー機を見つめる小さな目。手には健康観察表。どうやら保健室へ向かう途中のようです。
「手紙だな…。」
と、次から次へと出てくる様子を見ながらひと言。
「う~ん。手紙ではなく、仕事で使うもの。」
仕事の文書という表現では伝わらないことは重々承知。しかし、丁度よい言葉が見つからないままこちらも返答。取り繕うと考えたわけではありませんが、
「ところで、お仕事の途中ではないかな。早く届けたほうがよいと思うよ。」
と声をかけると、姿が見えなくなりました。

数分後。印刷室の前には見覚えのある背中。こちらは53ページのコピーが終わって、綴じこんだところです。左手にはコピー機に読み込ませた原稿。右手にはその27枚。
「触ってごらん」
と綴じこんだコピーをその子の手元へ。
「あっ。温かい!どうして?」
「でしょ。なぜだろうね。教室へ帰ったら先生に聞いてごらん。」

教室は1校時が始まる頃。話題が広がるようなタイミングではなかったでしょう。それでも、どこかで驚きや不思議がつながっていくことを信じつつ…。

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5月6日(木曜日)

雨上がり

連休明け。あいにくの空模様。しかし、雨は弱く、傘をささずに手にしたまま歩く子もたくさんいます。

昇降口には密を避ける子供たち。上履きを履く順番を待つ子が増えてきました。しかし、以前のように長蛇の列になることもなく、どの学年の子もどんどん中へ入っていきます。

例外は1年生。休み明けで、手さげ袋から上履きを出す手間もあるのでしょう。明らかに他学年よりも列は長くなっています。それでも、先月のように指示する大人の大きな声が聞こえることはありません。時折強まる雨を避けた子供たちの列は、置かれたマーカーに沿って、校舎沿いに静かに伸びていきます。

自然か学びかは定かではありませんが、よい習慣として身に付いてきたことは確かのようです。学年が上がれば上がるほど、その数は増えていくのでしょう。

間もなく業間の時刻。天気予報のとおり、空が明るくなってきました。

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4月30日(金曜日)

準備

昨日の大雨と大風が嘘のよう。青空が広がり、爽やかな風が吹いています。明日から再びお休み。しかも連休。朝の挨拶をする子供たちの声は、それも理由なのでしょうか、いつもより高いような気がします。

登校する子供たちが歩く横。玄関前にはポットが並びます。中をのぞいてみるとマリーゴールドの苗。土づくりをしていたのはつい先日だったような気がしますが、あっという間に大きくなっています。太陽の日差しを浴びて、花壇へ移される日を待ち望んでいるかのようです。

午前中、体育館では1年生の防犯教室。警備会社の方々をお招きして、我が身を守る術を学びます。種を蒔くだけで終わりにできないのは、植物も人も同じ。押したり引いたり、褒めたり指導したり。日々、声をかけつつ、時には黙って見守ることが、自ら根を伸ばすことにつながるのかもしれません。

明日からの5日間。学校での学習はお休みです。しかし、学びの場が学校だけでないことは確かなこと。さらに根を伸ばす毎日であることを願いつつ。お天気に恵まれますように…。

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4月28日(水曜日)

GW

給食後。5校時。外から子供たちの元気な声が聞こえてきます。見ると2年生の姿。移植ごてを手に、学年花壇の草取りをしています。その向こうでは体育の3年生。準備運動を終えると鉄棒へ移動します。その脇には校舎を見上げる5年生。絵をかく会に向けて構図を考えているようです。少々遅れて外へやってきたのは1年生。校庭はますます賑やかになりました。

いよいよゴールデンウィーク。子供たちの気分も盛り上がっているに違いありません。泳ぐこいのぼりも何だか気持ちよさそうに見えます。学校の中でも外でも、楽しい時間が続きますように。

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4月27日(火曜日)

感謝

今日は朝から校内TV放送。セーフティウォッチャーさんの紹介です。多くの子供たちにとっては違和感のない出来事ですが、入学してからまだ日の浅い1年生にとっては、見慣れない姿が画面に映ります。1年生は、この後体育館へ移動して顔合わせ。

これまでも、これからも、関わり方はそれぞれ違いますが、誰もが多くの支えの中で毎日を過ごしています。改めて感じる朝。

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4月20日(火曜日)

行動

竹ぼうきを手にして正門に向かう後ろ姿。一週間前から落ち葉掃きをしている数名です。どうやらボランティア委員会の子たちのようですが、聞くところによると、取組の内容や分担の詳細はまだ決めていないとのこと。

学校の中で、自分たちでできる仕事を分担して取り組むのが委員会活動。しかし、仕事として責任を果たすことにしては、「ボランティア」にはなりません。ボランティアをするのではなく、ボランティアを促す、そんな委員会活動になるとよいなと思います。

皆が幸せになるための取組がボランティア活動。この背中を見て、心が動く子がたくさんいることを願っています。

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4月19日(月曜日)

変化

「先生。ないんだよ…。」

登校してきた男の子。よくよく聞いてみるとこいのぼりの話です。どうやら、一番上の吹き流しがなくなっていることが気になった様子。

確かに、一番上には吹き流しがありません。昨日の強風で飛ばされてしまったのか、それとも不具合があったのか…。そもそも、吹き流しがあったのかどうかさえこちらは記憶していない状態。恥ずかしながら、慌てて金曜日の写真を確認することとなりました。

子供の気付きや発想には、いつも感心させられるばかり。こちらも感性豊かに過ごしていきたいと思う、今日この頃です。
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4月16日(金曜日)

こいのぼり

 

登校時刻。掲揚塔を見上げるランドセルが2つ。地域の方が寄贈してくださったこいのぼりが今年も泳ぎます。

甍の波と雲の波

屋根より高いこいのぼり

これまで気にもとめませんでしたが、頭に思い浮かぶこいのぼりの歌は2つ。2人の話題となったかどうかは定かではありません。それはともかくとして、見上げたこいのぼりは空高く、とても大きく見えたことでしょう。

たとえ流れが急であっても、たくましく登っていくことを願うのは皆同じ。空気は冷たく感じますが静かな朝。昨日のような風は吹かず、鯉は静かにその瞬間を待っているかのようです。

「こいのぼり」は夏の季語。春の陽気はどこへやら。季節は行ったり来たり。

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4月15日(木曜日)

表裏

校舎裏。昨年度同様に、ブルーシートの上では土づくりが進んでいたようです。表に回るとグラウンドからは子供たちの元気な声。2年生が鬼ごっこをしています。

種をまくだけでは大きく育ちません。土壌を豊かにすることが重要であることは、花壇も教室も同じです。事前の準備を軽視することなく、気付きを大切にしていきたいと思います。

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4月14日(水曜日)

オノマトペ

「パンパンとして…」
「クルクルっとね。」

雨の中。1年生が登校してきます。

「傘の雫を落としてね。」
「傘の紐をかけましょう。」

と言うよりも、擬音・擬態で伝えたほうが伝わります。どこかで学習したわけでもないでしょう。何だか不思議です。

自然に身に付くこと
学びで身に付くこと

言葉に限ったことではありませんが、これから少しずつ豊かになっていくことを改めて感じます。

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4月12日(月曜日)

青空

校庭には5年生。体操服姿で整列しています。その近く、放送室前と保健室前には1年生の姿。ランドセルを背負って並び始めています。黒と赤の2色だったのは数十年前の話。色とりどりの背中はすっかり見慣れた光景ですが、そのランドセルはいつもより何だか大きく見えます。

入学式後。2日目。集団下校とはいえ、お家の方と離れ、自分一人で歩くのは初めてという子もいるかもしれません。6年間はスタートしたばかり。これから、たくさんの経験を積んでいくことでしょう。

空は青空。何をするにもよい季節となりました。

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4月9日(金曜日)

午後

5校時。昨日入学した1年生はすでに下校していますが、他の学年は、給食後の学習が続きます。

体操服に着替えて体育をする学級
花壇の花を観察して遊具へ走る学級
学級写真を撮影する学級

活動は様々ですが、どの学級からも
「先生!先生!」
という声。担任が歩き始めると、小走りで続きます。

誰もがマスク姿。距離もあって表情を確認することができません。それでも、目は輝いていることを確信するひと時…

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4月8日(木曜日)

2文字

9時53分。新入生呼名。

手を真っすぐに挙げて返事をする子
少々恥ずかしそうに返事をする子
大きな声で返事をする子

十人十色。一様ではありません。今日から始まる小学校生活。経験することや感じることもそれぞれ違うことでしょう。けれども、6年間のスタートであることは同じです。

挨拶の「あ」
安全の「あ」

何より大切なことは、明るく元気に過ごすこと。

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4月7日(水曜日)

大切なこと

朝の正門。6年生が落ち葉掃きをしています。仕事として6年生に割り当てられていたわけではありません。いわゆる「ボランティア」です。

活動する6年生を横目に登校してくる下級生。挨拶の声はいつもより大きく、トーンも高め。列が途絶えたタイミングで時計をみると、登校の時間にはまだ余裕があります。

新しい学年になり、子供たちの気持ちも前向きになっているのでしょう。自分のことを第一に考えるのは当然として、

誰かのため
みんなのため

そんな言動が増える一年にしたいと思います。

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4月6日(火曜日)

初日

風に花びらが舞い、桜色はすっかり緑色に。暖かな日が続いていましたが、何だか肌寒く感じる朝です。

校舎に賑やかな声が戻ってきました。自己紹介をしたり、新しい教科書を運んだり、どの教室も明るい雰囲気で一杯です。

今日から令和3年度がスタートしました。新たにした気持ちを大切に過ごしていけるよう、見守りたいと思います。

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4月1日(木曜日)

絨毯

校庭の桜が舞い、地面をピンク色に染めています。

朝、姿を見せた子が校門前で足を止めて、行ったり来たりしています。
「どうしたの。」
と尋ねると
「今日から高学年ルームに初めて行くから…。」
との返事。

4月。新しい一年がスタートしました。希望や期待は膨らみますが、新しい環境や責任に、誰もが不安を感じる瞬間があるでしょう。そんなときはこの花びらのごとく、それを美しく散らし、気持ちのよい「春」にしたいと思います。

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