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ホーム > 青少年赤十字

更新日:2020年2月11日

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蘇我中学校では全校生徒が青少年赤十字(JRC)に加入しています。

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青少年赤十字(JRC)とは

青少年赤十字の特徴

J・R・Cとは
J = Junior (ジュニア)
R = Red (レッド) 
C = Cross (クロス)

1 幼稚園、小学校、中学校、高校で活動します。
2 学校の先生が指導します。 
3 どんな活動をするかは、学校が決めます。 
4 メンバーに男女の区別がありません。  
5 政治や宗教、思想的なことに中立・公平です。 
6 世界で一番大きな青少年団体です。 
今、世界には約200あまりの国があります。
そのうち国連に加盟している国は192カ国
赤十字に加盟している国は186カ国 
日本のJRC加盟校は、およそ10000校です。

青少年赤十字はどのようにしてできたのでしょうか

 1914年の夏、ヨーロッパで第一次世界大戦が起こりました。
ドイツ、オーストリア、トルコ、ブルガリアの同盟国と、イギリス、フランス、ロシアを中心とする連合国の間で戦いが始まりました。
(日本、イタリア、アメリカも後に連合国として参戦しました。)
主にヨーロッパが戦場になりました。

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 機関銃など兵器の進歩と、塹壕を掘りながら陣地を進めていく戦術などのために、戦争は長期化し、同盟国の降伏で戦争が終わったのは1918年の冬でした。
この戦争で、900万人以上の兵士が戦死しました。兵士以外の死者は1000万人、負傷者は2200万人と言われています。

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  戦争の長期化によって被害は大きくなり一般の人の生活も苦しくなっていきました
このとき、アメリカやカナダ、オーストラリアの子どもたちは、戦争で苦しんでいるヨーロッパの人たちを何とかはげましたいと考えました。
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 そこで、学校の先生と相談して、学校でかいた作文や絵、学用品を集めました。包帯や机、椅子などを買うお金も集めました。
そして、これらを赤十字社に持っていき、戦争の犠牲になり困っている人たちのもとに届けてもらいました。

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  第一次世界大戦が終わり、子どもたちの活動は解散する国が多かったのですが、アメリカでは活動が続けられました。
一方、赤十字は、戦争時の救護だけでなく普段から健康増進の活動も行うことになり、1919年に国際的な組織として赤十字連盟が創立されました。
さらに、1922年の赤十字連盟第2回総会で第一次世界大戦での子どもたちの活動をヒントに、JRC(青少年赤十字)の創立が決議されました。
日本でも1922年5月5日に、滋賀県の守山小学校で最初のJRCができました。

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3つの実践目標

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3つの態度目標

気づき
なにげなく生活していると、気づかないことも、自分が注意深い生活を送ると、いろいろなことに気づいてくるものです。
また、新聞やテレビのニュース、インターネットなどで、世界中で起きていることを知ることも「気づき」につながるでしょう。

考え
問題に気づいたら、実態をよく調べた上で、何をするべきかを考えましょう。本当に必要なことを理解していないと、相手にとってはありがた迷惑になることもあります。

実行する
いくら良い考えでも、考えた だけでは意味はありません。勇気を出して実行しましょう。
実行してみて初めて気づくこともたくさんあるはずです。評価・反省をして活動をより良いものにしていきましょう。


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