更新日:2023年5月10日
環境経済委員会行政視察報告
視察日程
視察地及び調査事項
視察報告
「wonder japan2020」特別展示について(各種デジタルサイネージの他、「おもてなしイノベーション」と題したICT技術等)(パナソニックセンター東京)
【視察の様子】
【調査目的】
- 本市では、年々増加している訪日外国人観光客(インバウンド)の受け入れ推進に係る各種施策を推進している。そのような中、光IDやデジタルサイネージ等、先進技術の開発・展示を行われているパナソニックセンター東京、及び当該技術を利用し、多言語対応デジタルサイネージを世界で初めて導入された東京ビッグサイトにおいて実際に見て、触れ、説明をきくことで、本市のインバウンドに対する取り組みの参考とすることを目的とする。
【委員の所感】
- ICTを活用した様々な取り組みについて、実際に目で見て確認できたことに大きな意味があった。中でも既に羽田空港や成田空港等でモデル事業が展開されている多言語の交通ルート案内や障害者、老人、傷病者等の移動のための自動車いすや、電線地中化に併せた配電ブースを利用した電動車いすへの充電機能やコンセント等、これからのまちづくりを考えていく上で、重要な取り組みを実感することができた。
- 光ID技術や最先端技術の利用等を学ぶことができたのは非常に良かったと感じている。特にデジタルサイネージ、LinkRayは遠くから情報を入手できる点、情報をこまめに更新できる点など、QRコードや掲示による啓発とは違った情報発信手法として、今後注目していきたいと思う。
光ID、デジタルサイネージ、その他、各種インバウンドに関する施策・取り組みについて(東京ビッグサイト)
【視察の様子】
【委員の所感】
- 東京ビッグサイトでは4か国語対応にて情報発信しており、場内案内サインも4か国語対応している。総合案内には日英対応可能な人員配置は工夫されている。LinkRayの使用の方法など、初期段階の手間が多すぎないか、歩きスマホにならないように注意することが大事。注意喚起をどのように行うのか、一つの課題と感じる。
- パナソニックセンター東京で視察を行ったデジタルサイネージについて、実際に使われている現場でその活用方法を確認することが出来た。交通案内やレストラン・ショップガイド、催事情報などのコンテンツが表示されていたか、今後はコンテンツについて模索しながら充実させていきたいとのことだった。幕張メッセについても、地域状況や周辺の環境などに考慮して、利用者にとって利便性の高い情報提供ができるような形を考えていきたい。また、多言語対応の取り組みについても参考になることが多かった。
視察報告書の閲覧
視察報告書は千葉市役所低層棟7階図書室にて閲覧することができます。