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千葉市議会トップページ > 環境経済委員会 > 環境経済委員会行政視察報告書

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更新日:2018年12月25日

環境経済委員会行政視察報告書

視察日程

  • 平成30年10月15日(月曜日)~10月17日(水曜日)

視察地及び調査事項

視察報告

6次産業化の取り組みについて(熊本市)

【熊本市の視察の様子】

熊本市

【調査目的】

  • 熊本市では、熊本県産の農水産物を活用した新商品の開発に必要な経費の一部を助成する「熊本市農商工連携等新商品開発事業」を実施しているほか、生産者と事業所の情報交換のツールとなる「くまもと農商工連携サイト」を運営するなど、農商工連携による地域産業の活性化と農水産物のブランド化・販路拡大を図っている。本市においても「土気からし菜」や「いももち」のブランド化に向けた取り組みを行うなど、市内産農産物のブランド化・流通拡大を進めているため、熊本市の取り組み・課題等を調査し、今後の施策の参考とする。

【委員の所感】

  • 市内産農水産物を利用した新商品開発は、魅力的な商品が生み出されてはいるが、流通・販売体制に課題があり、拡販が進んでいないことが分かった。また、新たに申請される品目も減少傾向にあり、制度の見直しが必要とのことであった。「熊本といえば○○」というものがすでにあることに立ちかえり、その良さをどう生かしていくかを考えることも、今後の発展に有効ではないかと感じた。
  • 商品開発について助成事業が実施されており、販売促進についても取り組みがなされているが、農業の6次産業化の難しさを感じた。

熊本市現代美術館について(現地視察)(熊本市) 

【現地視察の様子】

熊本市現代美術館

【調査目的】

  • 本市美術館は、平成32年7月の供用開始を目指して、現在、拡張整備に向けた実施設計等の手続きを進めているところであるが、拡張に当たっては改修費用の圧縮や本市文化力強化に向けた美術館のあり方の明確化等を求めた附帯決議がなされている。そこで、本市同様、市街地に立地する熊本市現代美術館を視察し、美術館が市の芸術文化振興に果たす役割など、本市施策の参考とする。

【委員の所感】

  • 美術館としての機能はもとより、市民の交流の場、憩いの場として機能しているところが素晴らしいと思う。これもひとえに職員の皆さんの心遣いのたまものと感じる。また、地域の中の美術館として、地域の方々、商店街との連携もよく様々な年代の人々が来館し、交流スペース、子ども広場等でリラックスしている姿が印象的であった。千葉市にも生かしたい。
  • 街中にあり、企画力にたけている点では共通しながらも千葉市美術館と異なるのは、企画の斬新さを保ちながらも市民の中に飛び込む姿勢であった。日ごろからの市民との積極的関わりによって、震災という「いざ」と言うときにあのような奇跡的な「心の復興」「心の避難所」が可能になることを学んだ。

企業立地支援について、有害鳥獣対策について(下関市)

【下関市の視察の様子】

下関市

(1)企業立地支援について

【調査の目的】

  • 下関市では、企業立地に関する相談窓口を一元化する「企業立地ワンストップサービス」を実施し、事業所設置に係る諸手続きを迅速かつスムーズに進めるための仕組みを整えているほか、企業立地促進条例に基づく各種補助金・奨励金等の支援制度により、企業の誘致を行っている。本市においても、企業立地セミナーの開催や工業団地の現地案内など、様々な方法で市内への誘致を進めているところであるため、下関市における取り組み内容や課題等を調査し、今後の施策の参考とする。

【委員の所感】

  • 市内企業をメインに「企業立地促進条例」に基づいて奨励金(各種)制度を実施している。本市とは違う取り組みであるが、本市の中小企業を支えるためには、参考になった。事務職の就職先がないのは本市も同じ状況であり、事務職の企業を支える取り組みが必要と感じた。
  • 立地支援制度として、下関市が行っている奨励金や、補助金事業等の様々な取り組みがなされていることが説明された。「事業所設置手続きハンドブック」など、毎年更新し、工場等の事業所設置に伴う手続きや関係機関などを記載し、活用を呼び掛けているなど、積極的な取り組みがわかった。陸・海・空のインフラが充実していたり、今後30年間に震度6以上の地震が起こる確率が全国一低い自治体とされる下関市でも、就業者のニーズ(製造業より事務系を希望)に応える施策に苦労されていることもわかって、参考になった。

(2)有害鳥獣対策について

【調査の目的】

  • 本市における野生鳥獣による被害は、現段階では全市的ではなく、一部の区においてイノシシによる農業被害や、カラスやハクビシンによる住戸侵入などの生活被害が発生している状況である。また、今年度からは千葉県で「イノシシ棲み家撲滅特別対策事業」が創設され、これに基づいて緑区の一部の地区を対象に、耕作放棄地等の刈り払い作業への助成が行われている。今後、野生鳥獣の生息域の拡大や、それに伴う農業等の被害額の増加も懸念されるため、下関市における有害鳥獣対策に係る施策を調査し、本市施策の参考とする。

【委員の所感】

  • 千葉市と同様、農家人口の減少や、耕作放棄地が増加しており、被害が増えているようである。有害鳥獣を出さないよう、畑、山林を常にきれいにしておくことが大事だと思う。
  • イノシシ被害防護柵の設置、シカ被害防護柵の設置に対しての補助は、千葉市でも行っているが、下関市では別のサル被害等モンキードッグの養成訓練事業など工夫した取り組みがされている。シカの効果的な捕獲方法や、捕獲した獣(イノシシ、シカ)の肉(ジビエ)の有効活用、普及拡大を図るため、販売先の確保、ジビエセンターで解体処理する頭数の平準化を図るため計画的な捕獲を推進するなど工夫がみられる。参考にさせてもらいたい。

石炭火力発電所について(現地視察含む)(中国電力株式会社新小野田発電所)

【新小野田発電所の視察の様子】 

新小野田発電所

 

【調査目的】

  • 蘇我地区のJFE跡地に石炭火力発電を行う(仮称)蘇我火力発電所の建設計画が出され、現在、環境影響評価等の手続きが行われていることから、実際の石炭火力発電所の施設等を調査する。

【委員の所感】

  • 環境に対する配慮は十分なされていると思う。蘇我火力発電所についても、現在環境アセスメントを進めているとのことだが、今後、電力の安定供給や価格低減などのメリットをアピールし、必要であるものであることを発信していかれることが重要と感じる。副産物の活用についても大変よく考えられており、3Rの推進に合致していると思う。30年以上稼働しているとのことだが、古さは感じさせず、時々の環境基準に合わせて運営されているとのことで、その取り組みが感じられた。設備、人的なことに対する安全基準についても、国の基準や安全週間などの設定による構内の安全に配慮されていると感じた。地域との交流についてもしっかりされており、感心した。
  • 以前から千葉市に計画されている石炭火力発電所のことをイメージしながら話を聞き、現地を視察することができた。石炭由来の粉じん発生防止策については、揚炭からふた付きのコンベアで運ばれるのはよいとしても、貯炭場には屋根しかなく、また一部野積み状態の石炭も見られ、あまり対策がされていないと感じた。所内の道路などにも細かい黒い粒子が目視でき、近隣住民の方へ影響が出ていないのか気になった。やはり国のベースロード電源として位置づけられているとはいえ、化石燃料を使っての発電に将来性・持続性は感じられないというのが正直な感想であった。

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