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更新日:2023年7月28日
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ちば市議会だより No.121(1~4面) 令和5年(2023年)8月1日 |
発行/千葉市議会 |
千葉市議会は4月24日に新庁舎の低層棟へ移転しました。移転後の市議会フロアの一部をご紹介します。
市議会議員選挙後、初めて開かれた臨時会では、議長・副議長の選挙や常任委員会などの各委員の選任(2・3面)のほか、電子採決を可能とするための会議規則の改正や補正予算など6議案を慎重審議し、議決しました(4面)。
第2回定例会では、新体制で補正予算・条例議案などを審査しました(3面)。また、市の一般事務についての質問が行われました。
慎重審議の結果、議案等30件を議決しました(4面)。
私たちは、5月に開催されました令和5年第1回臨時会において、第79代議長、第76代副議長にそれぞれ就任いたしました。これまでの千葉市議会の伝統を重んじ、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいります。
千葉市議会では、平成29年に議会基本条例を制定し、議会改革の取り組みを進めてまいりました。これまでの流れを継承し、議員間で議論を重ね、丁寧に合意形成を図りながら、議会改革、情報発信力の強化、開かれた議会の実現に向けて取り組んでまいります。
この春、市の庁舎がリニューアルされ、危機管理センターの設置、総合防災情報システムの運用により、市民の安全・安心を守る総合防災拠点となりました。市議会の議場も新しくなりバリアフリー化され、傍聴席に音声の聞こえを支援するヒアリングループを導入するとともに、小さなお子さまをお連れの方などが安心して利用できる傍聴席を設置するなど、より多くの皆様に傍聴していただける環境が整いました。ぜひ、多くの皆様に、新しい議場に傍聴においでいただきたいと思います。
少子・超高齢化社会の急速な進展など、社会情勢が大きく変化している中、二元代表制の一翼を担う議会が市民生活の向上のために果たすべき役割は、ますます増大しております。引き続き、市民の皆様の声をお聞きしながら、市民福祉の向上と市政の発展のために全力で取り組んでまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
氏名
選出区
会派名
会派名
自由民主党:自由民主党千葉市議会議員団
立憲民主・無所属:立憲民主・無所属千葉市議会議員団
公明党:公明党千葉市議会議員団
日本共産党:日本共産党千葉市議会議員団
維新・無所属:日本維新の会・無所属の会
議会に提出された議案等を分野別に審査します。議員はいずれかの委員会に所属し、任期は1年です。
危機管理、防災、総合計画、行政改革、財政などを所管
保健医療、高齢者・障害者の福祉、救急、消防、病院などを所管
市民協働、文化・スポーツ振興、環境保全、ごみ、経済振興、農業などを所管
子どもの福祉、子育て、教育、生涯学習などを所管
まちづくり、公園、住宅、道路、上下水道などを所管
2つ以上の常任委員会に関係する案件や、特に重要な問題の調査・研究を行います。
大都市の実態に対応した行財政運営の確立と地方分権の推進について調査するとともに、大都市固有の特性や課題を踏まえたまちづくりについて調査します。
委員長 小松﨑 文嘉
副委員長 青山 雅紀
石川 美香
岳田 雄亮
野島 友介
山崎 真彦
安喰 初美
阿部 智
亀井 琢磨
田畑 直子
石井 茂隆
激甚化・頻発化する豪雨や首都直下地震などの自然災害へ適確に対応していくための防災・減災対策について調査します。
委員長 段木 和彦
副委員長 植草 毅
茂呂 一弘
須藤 博文
大平 真弘
桜井 秀夫
岩井 雅夫
佐々木 友樹
宇留間 又衛門
三瓶 輝枝
野本 信正
議事日程や議案、意見書、請願、陳情の取り扱いなど、議会の運営に関することを協議します。
委員長 中島 賢治
副委員長 川合 隆史
桜井 秀夫
伊藤 隆広
前田 健一郎
椛澤 洋平
守屋 聡
田畑 直子
盛田 眞弓
森山 和博
三須 和夫
市の事務事業が適正かつ効率的に実施されているか監査を行います。監査委員4人のうち2人が議員から選任されています。
米持 克彦
白鳥 誠
会派名 | 人数 | 役員及び構成員 |
---|---|---|
自由民主党 議員団 |
17 |
中島 賢治(幹事長) 三須 和夫(相談役) 前田 健一郎(副幹事長) 伊藤 隆広(副幹事長) 須藤 博文(会計) 岳田 雄亮(幹事) 小松﨑 文嘉 向後 保雄 宇留間 又衛門 石井 茂隆 米持 克彦 石橋 毅 |
立憲民主・無所属 議員団 |
11 |
川合 隆史(幹事長) 田畑 直子(副幹事長) 亀井 琢磨(副幹事長) 渡辺 忍(会計) 白鳥 誠 三瓶 輝枝 |
公明党 議員団 |
8 | 森山 和博(幹事長) 桜井 秀夫(副幹事長) 吉川 英二(会計) 石川 美香 茂呂 一弘 青山 雅紀 伊藤 康平 酒井 伸二 |
日本共産党 議員団 |
7 | 中村 公江(幹事長) 椛澤 洋平(副幹事長) 盛田 眞弓(会計幹事) 野島 友介 安喰 初美 佐々木 友樹 野本 信正 |
日本維新の会・無所属の会 | 5 |
守屋 聡(幹事長) 櫻井 崇(相談役) 大平 真弘(副幹事長) 山崎 真彦(会計) 渡邊 惟大(広報) |
無所属 | 1 | 蛭田 浩文 |
無所属 | 1 | 黒澤 和泉 |
第2回定例会の各常任委員会では、議案や請願・陳情などを詳細に審査しました。質疑の一部をご紹介します。
なお、各委員会の所管事項は2面に掲載しています。
問 物価高騰対策として、未就学児から高校3年生の子どもを養育する世帯に対し、子ども1人当たり1万円の給付金を支給するとのことだが、高校1年生については、県の給付金と合わせると2万円の支給となる。他の年代と比較して不公平にならないのか伺う。
答 本市の制度は、物価高騰に直面する子育て世帯に幅広く給付金を支給し、生活の支援を行うことを目的としている。一方で、県が実施する高校1年生への給付は、制服や教材等の購入費負担軽減を目的とする別制度であるため、重複はしていないものと認識している。
問 中規模ぐらいの病院では、病床数が600床程度ないと、経営的には大変ともいわれるが、新病院は約350床である。この病床数で経営改善に努めながら医療を提供していくことができるのか。
答 病床稼働率は90パーセントを目指さないと経営が成り立たないようになってきており、どこの大病院もサイズダウンしていくと思われ、その中で新病院は、病床数を400床規模まで増床できるようになっている。開院時にはさまざまな診療科が用意されるため、その経営状況を見極め、必要であれば増床し、人材を集めていきたい。
問 暫定利用中の幕張西運動広場に、野球場や多目的広場、駐車場等を整備し、令和6年3月からスポーツ広場として供用開始するとのことだが、利用料金の算出根拠は。また、障害の有無等により料金を軽減できないか。
答 利用料金は、整備費用を踏まえた公共料金の設定基準に基づき、他のスポーツ施設に準じた料金体系としている。また、障害者への料金設定について、減免の基準等があることから、これに基づき、今後地元住民が立ち上げる予定の管理運営委員会と協議し、検討していきたい。
問 原油価格や物価高騰への対応として、保育園や幼稚園等の光熱費や給食費の支援をこれまで行ってきたが、どのような効果があったのか。また、その評価について伺う。
答 光熱費の助成では、一部の民間保育園や幼稚園において令和4年度のうち、前年比増額分の5割程度が補填できたことを確認している。給食費の助成では、一部の民間保育園への聞き取り調査で、食材料費高騰に効果があったことを確認している。これまでの支援は、保育園等の安定的な運営の継続につながっているものと考えている。
問 安定した公共交通の維持・継続のため、今年度も路線バスやタクシーなどの事業者へ原油価格等の燃料費の高騰分を支援するとのことだが、昨年度との違いと支給実績を伺う。
答 昨年度は、1年間分の燃料費に対する支援だったが、今年度は、国が電気・ガス価格激変緩和対策事業として実施する一般家庭等への値引き支援に合わせ、9月までの燃料費を対象とすることとし、4月から半年分を支援する予定である。なお、昨年度は想定の9割以上の申請をいただき、全申請に対して支給している。
第2回定例会では、市政に関するさまざまな質問を行う一般質問を、今回は36人の議員が行いました。その様子は市議会ホームページの議会中継(録画放映)でご覧いただけます。
このほか、第1回臨時会での議長選挙や、第2回定例会での議案質疑の様子なども掲載しています。関連ページ(議会中継等)へのリンク集から、ぜひご覧ください。
「千葉市議会 令和5年第1回臨時会リンク集」で検索
「千葉市議会 令和5年第2回定例会リンク集」で検索
電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、家計への影響が大きい住民税非課税世帯等に対し、重点支援給付金を支給 36億1,100万円
食費等の物価高騰に直面する低所得の子育て世帯に対し、特別給付金の支給により生活を支援するための一般会計補正予算の専決処分を承認 11億2,900万円
補正予算の主なものは、次のとおりです。
Jリーグ興行時の演出や、地震・火災発生時等の避難誘導などに使用される音響設備等が老朽化したことに伴い、改修工事の請負契約を締結
市議会の新庁舎移転に伴い、令和5年第1回臨時会から議場に電子採決システムを導入し、本会議及び予算審査・決算審査特別委員会において、これまでの起立による採決に代えて、電子採決をすることとなりました。
各議員が議席に設置された表決ボタンを押すことで、賛否が瞬時に集計され、その結果が議場内のモニターや傍聴ロビーのテレビに表示されます。
また、この画面を議会中継でも配信しますので、これをご覧になる方も各議員の賛否や数的状況をより分かりやすく確認することができます。
※会議日程は変更される場合があります。
※日程は9月1日(金)に開催される議会運営委員会で決定されます。
※ 第3回定例会で審査する請願・陳情の提出締め切りは8月30日(水)17時です。
本会議等をインターネットで生中継・録画放映しています。パソコンやスマートフォン・タブレットから気軽に視聴できますので、ぜひご覧ください。
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問い合わせ 議会事務局調査課 電話 043(245)5472
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