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更新日:2020年12月23日
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ブラチスラバ世界絵本原画展にて展示中
スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクールの巡回展です。日本と開催国スロバキア、その隣国チェコとの交流100周年を記念して、両国の作家による原画作品や絵本を紹介します。あわせて第27回展の中から各国の受賞作家の作品を展示します。
また、今回金牌を受賞したきくちちきと日本から出品した15組の原画作品を展示するとともに、うち4組の作家に焦点をあて、創作活動の背景を探る特集展示を行います。
田中一村(1908-1977)は、千葉市に20年住み、50代になって奄美大島に移住し亜熱帯の花鳥や風土を題材にした独特の日本画を描いた画家です。
2010年に市美術館で開催した「田中一村 新たなる全貌」展から10年がたち、この間に市美術館に収蔵された田中一村の作品は寄託を含めて100点を超えます。2018年度には、一村の最大の支援者であった川村家より、残る作品・資料の寄贈などを受けました。
本展はそれらの全てを初めて一堂に展示し、画家の生涯の未知の側面を探ります。
2018年 墨、水彩・和紙 作家蔵
絵本「もみじのてがみ」の原画の中から、最初のページとなるこの場面では、真っ赤なもみじの葉をくわえたつぐみが木々の上を飛んで行く様子が描かれています。鳥の視点で空から見下ろす景色はまだ青々として、次の季節の到来を知らせるもみじの赤とは対照的です。横に長い画面を左から右へ、小さな体でバランスを取りながら、つぐみが向かう先には何があるのでしょうか。
作者は、目にした自然の圧倒的な美しさに自信をなくしながらも手を動かし続けて、一つの物語を描きあげたそうです。コンクールでは、巧みな色彩によって輝きや動きにあふれた自然を表現していると高く評価され、金牌を受賞しました。墨や絵具のにじみもやわらかく、寒い季節の訪れすらも心躍るような、あたたかさのある作品といえるでしょう。
問い合わせ 市美術館 電話 221-2311 FAX 221-2316
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