ちば市政だより　2021年1月号 18面

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2020年の千葉市

皆さんにとって、2020年はどのような年だったでしょうか。千葉市でもさまざまな出来事がありました。そこで、昨年1年間の市政にまつわる主な出来事を振り返ります。

新型コロナウイルス感染症の発生·感染拡大

市内で1月に新型コロナウイルス感染者が発生。4月7日には法に基づく緊急事態宣言が発出され、千葉県も対象区域になり、外出の自粛などが要請されました。

感染拡大を防止するため、市立学校を一斉に休校、公民館やスポーツ施設などを休館しました。そのほか、次のような対策を実施しました。

ドライブスルー方式の検体採取を導入、医療機関などへのマスク提供、生活費や住まいの支援、事業者の対策などを支援、理美容、宿泊、習いごとなどの利用促進キャンペーン　など

感染拡大の影響により、東京2020大会が延期、幕張ビーチ花火フェスタや千葉の親子三代夏祭りなどが中止になり、YohaS LIVE ONLINE 2020などオンラインでのイベントが多く開催されました。

3月、ちばしチェンジ宣言！！を発出。感染対策を契機に、市役所の利便性向上、時間と場所を選ばない学習環境の整備、企業の生産性向上支援などを進めました。

動物公園にチーターとブチハイエナがやってきた！！

7月、チーターとブチハイエナの展示場がオープンしました。現在、チーター7頭、ブチハイエナ1頭を展示しており、今後ブチハイエナが2頭やってくる予定です。

また、自動運転技術などを活用したオンライン動物園を実施しました。

市美術館リニューアルオープン

7月、市美術館が生まれ変わりました。常設展示室やワークショップルーム（みんなでつくるスタジオ）、子どもアトリエ（つくりかけラボ）などが設置され、鑑賞だけでなく参加・体験を通して、アートを身近に感じることができる施設になりました。誰でも利用できるカフェなども併設。

災害に強いモデル都市の実現を目指して

2019年の台風などによる被害を受けた経験を活かし、電力の強靭きょうじん化をはじめとする5つの柱を定めた、災害に強いまちづくり政策パッケージを策定。企業·団体などと電気自動車（EV）やドローンの災害時活用の協力協定締結など、幅広い連携による災害対応の強化を進めています。

市立小·中学校普通教室へのエアコン設置完了

普通教室への設置が完了し、特別教室への設置も進めています。

また、給食室などの環境改善と避難所の酷暑対策のため、市立学校にスポットクーラーを配備しました。

主な出来事

1月	市制100周年に向けたプレ期間がスタート	8月	東日本大震災による液状化被害を受けた磯辺4丁目地区の液状化対策事業が完了
2月	市健康大使の千葉真一さんが登場するダンスイベント開催		東日本大震災による液状化被害を受けた磯辺4丁目地区の液状化対策事業が完了
3月	幕張新都心の公道で自動運転バス実証実験を実施		美浜区若葉住宅地区を新病院建設予定地とした千葉市立病院再整備基本構想を策定
3月	JR千葉駅西口にウェストゲート千葉が完成		美浜区若葉住宅地区を新病院建設予定地とした千葉市立病院再整備基本構想を策定
4月	市民主体のまちづくりを後押しする、千葉市市民自治によるまちづくり条例を施行	9月	食のブランド「千」認定制度を創設
	市民主体のまちづくりを後押しする、千葉市市民自治によるまちづくり条例を施行	9月	いなげの浜でジャパンビーチゲームズフェスティバルを開催
	千葉市受動喫煙の防止に関する条例を施行、LINEなどを使った受動喫煙SOSシステムの運用開始	10月	千葉市まちづくり応援寄附金（まち寄附）の受付開始
	千葉市受動喫煙の防止に関する条例を施行、LINEなどを使った受動喫煙SOSシステムの運用開始		2019年度決算　平成以降最大黒字58億円
	保育所等利用待機児童ゼロを達成		コロナ差別がゼロのまち宣言を発出
	新庁舎整備工事起工式		ちばし地域づくり大学校を開校
6月	高円宮記念JFA夢フィールドの使用開始		千葉ウシノヒロバがプレオープン
7月	不育症検査費の助成を開始·特定不妊治療費の助成を拡充	11月	令和元年災害記録誌を作成
	多言語防災メール配信サービスを開始		次世代へ持続可能な社会をつないでいくため、千葉市気候危機行動宣言を発出
	稲毛海浜公園に新しいバーベキュー場が暫定オープン		次世代へ持続可能な社会をつないでいくため、千葉市気候危機行動宣言を発出