ちば市政だより　2020年6月号 16面

特集

まちでよく見かける消防車や救急車。
わたしたちの身の安全を守ってくれるはたらく車には、どんな種類があるのかな？ここでは、消防活動で活やくする車を紹介するよ。

問い合わせ　消防局総務課　電話　202-1664　FAX　202-1614

消防（しょうぼう）ポンプ自動車（じどうしゃ）: 水そう付消防ポンプ自動車と同じ、消防活動の主力です。水はつんでないけど、小さい車で、せまい道でも通れます
指揮統制車（しきとうせいしゃ）: 消防隊のリーダー。ほかの車や消防隊のみんなに指示を出します
はしご付消防自動車（つきしょうぼうしゃ）: 千葉市のはしご車の中で一番長いのは、38メートル級。ビルやマンションの13階くらいまで届きます
水（すい）そう付消防（つきしょうぼう）ポンプ自動車（じどうしゃ）: 消防活動の主力です。約1,500リットル～5,000リットルの水をつんでいて、消火栓や防火水そうの水を使わずに消火できます
救急車（きゅうきゅうしゃ）: 救急救命士が乗っていて、お医者さんの指示を受けるための通信設備や、命を救うための機械を備えています

消防（しょうぼう）ヘリコプターおおとり: 航空隊は空から人を助けたり、水をかけたりするよ
消防艇（しょうぼうてい）まつかぜ: 千葉の海を守るよ！
消火のほか、流れ出した油を取りのぞいたり、海でおぼれている人を助けたりするよ
支援車（しえんしゃ）: 東日本大震災で活やくしたよ！車内にはキッチン、シャワー室、トイレなどがあって、きびしい災害現場で長期間、消防隊員が生活できるんだ

Q1.　消防車の色はなぜ赤いの?: A1.　外国から輸入した蒸気ポンプ車が赤色だったことから、日本でも赤色にしたみたい。それに、赤は目立つしね。今では法律で決まっているよ。
Q2.　消防車は、どのくらいのスピードで走るの?: A2.　一般の道路では時速80キロメートル、高速道路では時速100キロメートルで走れるよ。ただし、この時は赤いランプを点滅させて、サイレンを鳴らさなければいけないんだ。赤信号でも進めるけど、すぐに止まれるスピードで、安全をよ～く確認してからゆっくり走っていくよ。
Q3.　消防車がサイレンを鳴らさず、道路に止まっているところを見かけるけど、何をしているの?: A3.　消火栓や防火水そうが火事の時に使えるか、調べているんだよ。
Q4.　はしご車が届かない建物の火災は、どうやって消すの?: A4.　はしご車が届かない建物には、非常用エレベーターやスプリンクラーなどの消防用設備を付ける決まりがあるよ。高い建物では火災が発生しても、自動的に消火する設備がついているよ。

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