ホーム > 防災・安全安心 > 防災 > 災害に備える > 市の防災対策 > 帰宅困難者対策 > 帰宅困難者がとるべき行動とは

ここから本文です。

帰宅困難者がとるべき行動とは

地震などの災害が発生し、交通機関の運休などにより帰宅が困難になった方を「帰宅困難者」と言います。

平成23年3月11日の東日本大震災では、鉄道やモノレールなど、公共交通機関が長時間停止しました。
地震は午後2時46分に発生しましたが、夕方以降の通勤・通学者等の帰宅が集中する時間帯においても運行が完全には回復しなかったことから、千葉駅や稲毛駅、海浜幕張駅などの主要駅周辺では行き場を失った人々であふれ、最寄りの避難所に殺到するなど、一斉帰宅による混乱が生じました。
この地震により発生した帰宅困難者は千葉県内で約52万人、首都圏では約515万人と推定されています。

むやみに移動を開始しない!

地震などの災害が発生した場合は、「むやみに移動を開始しない」ことが基本原則です!

職場や学校にいるときは、自分の身の安全を確保した上で、落ち着いて状況を把握しつつ、その場に留まりましょう。
発災直後に状況を確認せず、慌てて帰宅を開始すると、路上や駅周辺が混雑し、集団転倒などに巻き込まれたり、火災や余震による沿道建物からの落下物による二次災害に巻き込まれる恐れがあるなど、大変危険な状態となります。    

安否を確認しましょう!

まずは慌てず落ち着いて、自分の安全を確保し、家族等の安否確認を行いましょう。
安否確認方法については、日頃から家族で話し合って決めておくほか、災害用伝言サービスの利用方法について、確認・体験しておきましょう。

公共交通機関の運行情報を確認しましょう!

一時滞在施設の開設状況を確認しましょう!

災害発生時の帰宅困難者による混乱を抑制するため、下記の一時滞在施設を指定しています。
一時滞在施設は、市の要請等に基づき、施設管理者が施設の安全を確認した場合に開設します。開設期間は発災から公共交通機関が復旧するまで(最大3日間程度)を想定しています。ただし、施設の安全が確認できない場合やイベント開催時の利用者保護のため外部からの受入れが困難な場合などは、開設することができない場合があります。

【参考情報】
■令和3年10月7日(木)に発生した地震への対応

地震発生後、市内を通る鉄道が一時的に運休となり、JR千葉駅・蘇我駅の構内に留まる方が発生しました。
そのため、市では、速やかに両駅周辺に「帰宅困難者一時滞在施設」を開設し、駅構内滞留者を受け入れる体制を整えました。
一方で、JR東日本では、車両等を活用し、安全な状態で駅構内に待機していただきながら、早期の運行再開を目指す意向があったことから、協議の結果、一時滞在施設での受入れは、行わないこととしました。

やむを得ず徒歩で帰宅する方は、コンビニエンスストアなど災害時帰宅支援ステーションの協力を得ながら無理をせず帰宅しましょう。

災害時帰宅支援ステーション  

千葉市を含む九都県市では、徒歩で帰宅する方を支援するために、コンビニ、ガソリンスタンド、飲食店などと災害時の協定を締結し、水道水、トイレ、各種の災害情報の提供などを行っていただくことにしています。※水は水道水です。商品のペットボトル水を無償で提供することはありません。

キタクちゃん
※千葉県では、千葉県石油商業組合と協定を締結しています。

 

もしものために、日頃から備えましょう

  • 企業などは、3日間分程度の飲料水・食料などを備蓄し、従業員等の一斉帰宅の抑制に努めましょう。
  • 個人は、職場や学校に、運動靴のほか、持ち運べる飲料水や食料などを用意しておきましょう。
  • 実際に職場や学校から自宅まで徒歩で帰宅し、ルートを把握しておきましょう。

このページの情報発信元

総合政策局危機管理部防災対策課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟3階

bosaitaisaku.POCR@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?