津波避難ビルに関する情報

千葉市では、津波被害の緊急事態から、まず生命の安全を確保するための、緊急に一時避難する施設として、津波避難ビルを指定することといたしました。

津波避難ビルとは

津波避難ビルは、いつ発生するか分からない津波から市民の生命の安全を図るため、一時的に緊急避難する場所です。津波の恐れがない地震や、火事、台風などの増水のときは、別に指定している「避難所・避難場所」などに避難を行います。
千葉市沿岸を含む「東京湾内湾」に対し、気象庁から「津波警報」、「大津波警報」が発表されたときに、警報が発表されている間の一時的な避難場所として津波避難ビルを使用します。「津波注意報（1m以下の津波到達予測）」の場合は使用いたしません。
津波避難ビルは、原則として建築物の3階又は地上高4m以上の場所のうち、あらかじめ指定した範囲においてのみ、避難者を受け入れます。
指定の範囲については、津波避難ビルの入口に掲示してあります。
指定した範囲における施設や設備（洗面所など）は使用できますが、あくまでも一時避難施設なので、市職員の派遣や避難物資などの備蓄はありません。

詳しくは「千葉市における津波避難ビル指定について」をご覧ください。

千葉市における津波避難ビルの指定（PDF：129KB）

津波からの避難

津波からの避難の大原則は「まず、高台へ避難」です。
地震情報・津波情報を正しく入手し、津波到達時間・到達津波高を確認して、余裕を持って徒歩による高台への避難をお願いします。
お身体の具合により高台への避難が難しい方、津波からの避難が遅れて、高台への避難が間に合わない場合は、お近くの津波避難ビルへ避難をしてください。
緊急の場合は、津波避難ビルの指定に関わらず、高く堅牢な建物へ避難をしてください。
また、津波避難ビルが指定されている地域でも、御自宅が既に高台にある・マンション等の高層階に住んでいる等の場合、無理に津波避難ビルに避難をする必要はありません。
御自宅の近くに高台がある場合も、高台への避難を優先してください。