更新日:2022年7月11日

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質疑応答(令和元年6月27日)

日時 令和元年6月27日(木曜日)13時30分~14時13分
場所 本庁舎3階 第一会議室

 

質疑応答

(記者)
電動キックボードについて、市長も実際に乗られたということで、既存の交通手段として電動キックボードの導入は、どういうメリットがあると感じていますか。

(市長)
実際乗ってみた感想としては、純粋に楽しかった。ちょっとした距離を走るときに便利だということと、例えば稲毛海浜公園や幕張海浜公園という非常に緑豊かな公園や海辺を散策するのに、自転車でももちろんいいのですが、電動キックボードだとゆっくりと風景を楽しむことができますので、千葉市のそうした空間には向いているのではないかと思います。移動に加えて、プラスアルファの意味を持たせるような、豊かなライフスタイルの中で活用していただければと思います。

(記者)
今の話と少し重なるかもしれませんが、この半年間の実証実験の期間で、どういう方に、どういった利用をしてほしいか、もう一度お聞きかせ下さい。

(市長)
幕張にはいろいろな目的で来られる方がいらっしゃると思いますが、新しい技術の移動手段を知りたいという方や、幕張というまちの特性、個性に興味を持っていただける方に来ていただきたいと思います。また、若い方々にも乗っていただいて、ぜひインスタグラムに出してもらえればと思っています。

(記者)
自転車とみなす基準緩和をしていきますというお話がありましたが、導入にあたっての一番のネックは、基準が少し厳しいということでよろしいでしょうか。

(市長)
そうですね。原付扱いということで、公道を走るにはハードルが高くなってしまいますので、もちろん安全が基本だと思いますが、我々の場合、ある程度、走行できる場所をGPSで決められますので、そのエリアを超えると自動的にモーターを止めることができます。そういったことで、安全な空間を走行環境として定めていきますので、規制を緩和できる余地はあるのではないかと思っています。

(職員)
規制緩和をする場合、エリアを決めなければいけないので、どこを走っているかという情報が必要になってきます。その点で今回はGPSで制御できますので規制緩和もしやすいのではないかと思います。

(記者)
キックボードの関係ですが、これは他の自治体でも同じような実証実験を実施しているところはあるのでしょうか。

(職員)
他の自治体としまして、さいたま市ではもう既に公道実証を実施しています。
他には福岡市、多摩市、浜松市で限定のエリアで実証を実施しています。

(記者)
県内では千葉市のみということでしょうか。

(職員)
はい。千葉市が初になります。

(記者)
今回の実証実験の検証結果で、有用性が認められた場合、規制緩和に向けてどういう手続きが必要になってくるのでしょうか。

(職員)
千葉市は国家戦略特区に指定されていますので、そちらで提案をした上で、メニューとして認められれば緩和が行われるという形です。
実は、福岡市の方ですでにこの提案をしていますので、他の自治体等も含めてデータを集め、メニュー化を目指していきたいと考えています。

(記者)
そうすると、規制緩和されている自治体は、基本的にはないということでしょうか。

(職員)
はい。現行ですと電動キックボードは原付になります。緩和の事例はありません。

(記者)
千葉市では、シェアサイクルを実施していると思いますが、そことの違いは何かあるのでしょうか。

(市長)
もともとシェアサイクルだけをやるという目的ではなく、モビリティー全体で最適な手段が選択できるということが、我々が目指すまちづくりになりますので、自転車とはまた異なる特性を持っている電動キックボードのシェアを織りまぜていくことで、楽しく、そしてその人たちの望む移動手段を提供できるまちを目指していくということになります。

(記者)
電動キックボードの実証実験ですが、先ほどの質問とも重なりますが、シェアサイクルやパーソナルモビリティーと比べ、選択肢を増やすということ以外でのメリットと、そのすみ分けを教えてください。また他のモビリティーと比べた電動キックボードの強みを改めてお伺いします。あと、今お話ありましたように、他の自治体でも電動キックボードの実証実験が行われていて、他の自治体さんはLuupという会社を使っているところが多いようですが、今回、千葉市は違う会社を使うということで、この事業者を選ばれた理由もお伺いできればと思います。

(市長)
電動キックボードの賑わいについて、私は以前から、幕張に関しては移動が苦痛だと思っていました。新都心として整備されているが故に途中に遊びがなかなかなく、移動が作業になってしまうので、その移動におもしろいとか、新しいという意味合いを持たせていく移動手段は、幕張のまちにはある程度必要だということが元々の認識です。こういうものは、楽しいし、新しいですよね。そして、幕張のように不特定多数の方が常にまちに来ることを考えると、比較的、幕張に来る方々と親和性は高いのではないかと思います。シェアサイクルはどちらかというと、日常的な利用をされる方が半分ぐらいは少なくともいますが、電動キックボードは不特定多数の幕張に来られた方々が、本来の目的とあわせておもしろい移動手段がこのまちで味わえるねということを知っていただいて、それで海側の方や幕張のまちを回遊していただいたりということを期待します。

(職員)
Luupではなくて、なぜWINDなのかにつきましては、WIND社の方から提案があり、一緒にやっていこうということになっています。

(記者)
発表外のことで大変恐縮なのと、もしかしたらこれまでの記者会見で出ている質問かもしれませんが、5月末に環境省が産業廃棄物の廃プラスチックの処理について、各自治体に受け入れの要請をしているかと思いますが、これに対して、熊谷市長は何か見解だったり、コメントなどはされましたか。

(職員)
今回の議会でも質問がありましたが、今のところ我々はごみの減量化をやっていて、ようやく2清掃工場体制となりましたが、ものすごく余裕があるわけではないということです。現在、実際に廃プラをやっている業者がどういう状況になっているのか把握して、その結果次第では対応を考えなければいけないことは出るかもしれませんが、今のところ単純に、処理できるかと言われると、なかなかそこまでは余裕がないというのは事実ではあります。いずれにしても業者に対してアンケート調査を実施しますので、その結果を見て、対応は考えたいと思います。

(記者)
東京都では、小池百合子都知事が、もう完全に無理に近い発言をされたりしているんですが、千葉市としては、このアンケート調査の結果によっては、もしかしたら受け入れに応じる可能性もあるということですか。

(市長)
当然、我々のできる範囲内という条件になるわけですけどね。

(記者)
昨日の発表ですが、国家戦略特区で家事支援外国人の、介護の受け入れが実際に始まりますが、介護の現場でも介護だけではなくて、その周辺部分の家事をどうやっていくのかという問題があります。今のところボランティア的なものの活用がありますが、そこも先細りというか、その人たちが介護が必要なことになってしまうので、そうすると家事支援はどうするのかということが大事な視点だったので、昨日の発表はおもしろいなと思っていました。提案される理由とか背景であるとか、なぜ千葉市なのかということを教えていただけたらと思います。

(市長)
国家戦略特区のプランとしてもこの家事支援はありましたので、我々も他の特区の事例については、ある程度、研究をしていました。外国人の人材の活用を含めて、国として進めていく中で、我々もこの特区メニューについては活用していくことは問題ないだろうと考えて、先日発表したとおりに取り組んでいくとしたものであります。

(職員)
市長が説明したとおりですが、ニーズは増えてはいるのですが供給側としてなかなか働く方がいないという状況がありますので、そこで海外の方が働くことによって、共働き世帯とか、そういう方にも役に立つのではないかという期待をしているところです。

(記者)
また後でデータなどをお尋ねをしたいと思います。
それと、先ほど市長のツイッターで死因究明のことをつぶやかれていましたが、私も最近取材していて、死因究明等推進基本法が成立しましたし、基本法の中では特に子どもの死因についてはデータベース化をして、きちんと確認していくなど、大人を含めた全国民ではないですが、まずは将来を担う小さい子どもの死因をきっちり把握して、亡くなるような事故を防いだり、あと市長もつぶやかれていましたが、虐待のようなものを見つけて防止に繋げていくということが大事だと思います。千葉県だと、県や警察や介護の他に医師会も入っている協議会が立ち上がっているのですが、虐待ということを考えると児相を設置している市もそういう死因究明の推進協議会に入りたいなど、そういうお考えとか、あと、これからやっていきたいというお考えがあれば教えていただきたいと思います。

(市長)
ランチミーティングで最終的な話としては、そうしたことに取り組んでいる方々と、例えば保健福祉局やこども未来局と、まず意見交換をしっかりやって彼らの抱えている実情、現状、課題認識をして、我々の各部門が共有するところから始めていきましょうという結論でした。
私も市政を扱う場として、子どもたちの死因の究明は、しっかりやっておいた方がいいと思います。世の中、まだまだ子どもが親の所有物という考え方が強くて、例えば事件性がなく、かつ親御さんが非公表を望まれるケースは本当にそれで終わってしまいます。だから、そういうことも含めて、事故というか、死に至らしめないことができ得たのかどうなのかを逆算して、各行政機関が、どこかでコンタクトを取ることができなかったかなど、できる限り努力をする余地があるのではないかと思いますので、今回の国の法律を含めて、我々としてもしっかり注視して、できることをやっていきたいと思っています。

(記者)
もう一点、7月1日からいよいよ受動喫煙防止の関係で、改正健康増進法の一部施行が始まって、行政機関がどうなるのか、私も取材をしているところです。7月1日の施行で行政機関の部分だけでも複雑だなと思いながら学習している中で、来年の春になると飲食店も入ってきて、ますますわかりにくく、飲食店側も混乱されるとは思いますが、利用する市民側も混乱されると思います。また条例もありますので、今後、半年間に向けて一般市民や事業所に向けて、何かわかりやすいものであるとか、何かやっていこうというお考えがあれば教えていただきたいです。

(市長)
我々は今でも短いムービーを作って、それをSNSやいろいろなところで出していますので、そういう形で早わかりのような趣旨と区分けの話をしっかり伝えていきたいなと思っています。特に来年の4月は大きなタイミングになるので、そこに市民や飲食店の理解を得るために全力で徹底していきたいと思います。
少し話をすると、我々の考え方は、原則、吸えないということです。まだ話を伺っていると、多数の人が吸えない場所はどこですかと言っているのですが、吸えない場所はほとんどですということです。吸える場所がむしろ特殊ですという理解に至っていただくように頑張っていきたいと思っています。
7月には各区役所も含めて敷地内禁煙となりますので、まず第1弾が7月ということで、市民の皆さんも職員の皆さんも変化を感じると思います。

(記者)
電動キックボードに関して少し細かいところですが、これは実証実験が12月末で一旦終わるということですが、それは終わったら撤去するのでしょうか。オリンピックもある中で、そこでの活用については何か考えていますか。

(職員)
実証実験の期間で、ニーズや安全性についての情報を集めた上で、継続するかどうかを検討することになると思います。

(記者)
あともう一点、発表外で、昨日発表があった3人の職員の懲戒処分について、この3人の病院、消防、それぞれ懲戒処分があったということで市長としての受けとめをまず伺えますか。

(市長)
消防、病院どちらも本当に許しがたい事案だと思いますし、市民の信頼を失墜した行為だと思います。しかしながら、消防に関しては、私はポジティブに考えています。これは消防の方には少し失礼かもしれませんが、常習的にこういうことが行われてきた可能性が高いのではないかと思っています。それが昨年来の事案、それから、その後の徹底した取り組みの中で内部通報をしていこうという動きが出てきて、今までこういうものが問題視されなかった、もしくは問題視できなかったことが上がってきました。こういったことは、過程として必ず1年か2年はこういう状態が続きますから、いじめと同じように、出たことが問題ではなくて、もっと出していく、そういう組織風土をつくっていくことが根絶できるスタートだと思っています。報道機関からのご批判は当然あると思いますし、甘んじて受けますが、私としては事案が出たことは、むしろいいことだと思っています。
それから、病院について飲酒の問題は何度も何度も起きてきているわけで、当人の意識ももちろんそうですが、同僚も含めて、私からするとちゃんとしっかり警戒する必要があると思います。仲間を守るためにも厳しいことをしっかり言う文化がなければいけないと思っていますので、改めてそういう観点からも処分したと思っていますので、そこを伝えていきたいと思います。

(記者)
電動キックボードについてお伺いしますが、さいたま市であるとか、福岡市とか先行事例がいくつかある中で、業者が違うといっても新しく千葉市が参入して実証実験をするということで、特に千葉市でねらっているところとして、先行事例でいくつかいろいろな課題が出ている中で、さらに追求をしていきたいところはどういうところがあるか教えていただけますか。

(市長)
我々とすると、実証実験としては、かなり整理した形でスタートできると思っています。

(職員)
今回の千葉市の実験は2タイプあります。一つは公道の実証ですが、こちらは原付と一緒です。もう一つは動物公園で実施するナンバーをつけないパターンです。
公道で実施しているのはさいたま市だけですので、ある程度幅広いところで実際の走行エリアを走ってデータを蓄積することによって緩和に繋げるというところでは、他の自治体とは違うところだと思います。

(記者)
実施しやすいのは公園など、公道ではないところだと思います。千葉市がねらっているのは、その公道をいかに使えるかということで、自転車と同じような扱いにできるかだと思いますが、そのためには何が必要ですか。

(市長)
実証実験で明らかになるとおり、どういうふうに具体的に走行されて、それが特に警察にとって規制緩和ができるだけの安全性が、機能も含めてしっかり満たされているかというところが一番重要な点です。
我々は、規制緩和することが目的ですので、公道外でこういうものを入れて盛り上げることが目的ではありません。それが一番重要かと思います。

(記者)
ちばシティポイントの関係ですが、参加者数が約1万5,000人とありますが、総発行ポイント数がもしわかればご教示ください。

(職員)
ちばシティポイントの総発行ポイント数ですが、5月末現在で千葉市が発行した分が約384万です。あと、イオンが来店ポイントを発行していますので、こちらが約65万です。

(記者)
先ほど参加者数はいいペースとおっしゃいましたが、ポイント数自体は、市長としてこの数字をどうとらえていますか。

(市長)
ポイント数としても順調だと思いますが、我々としては、もっともっと使っていただけるように、予算を用意しています。

(職員)
今年度につきましても、今85事業ですが、約110事業を目指して、拡充に取り組んでいるところです。

(市長)
私が一番重要視したいのは、ポイントを発行することが目的ではなく、これによってあるボランティアをやっていた方が、そのポイントをきっかけに他のボランティアをやろうとするインセンティブができて、実際にこのポイントをきっかけに新たなことを始めたというところです。そのあたりは利用の実態やアンケートなどを通して、ポイントによる促進効果がどこまで出ているか見極めていくと思います。

(記者)
イオンを活用していますが、例えばJRのSuicaであるとか、あるいはセブンイレブンのnanacoなど、当初はそういった多企業というイメージだったと思いますが、現在何か進んでいるお話があればお聞かせください。

(職員)
1年前にもお話ししましたが、今現在、風太ワオンポイントのように千葉市に0.1%還元がある制度でご了解をいただいているのは、イオンだけという状況です。

(市長)
相手がどちらだろうと、同じ地域還元モデルをつくっていただければ、我々はぜひ広げていきたいと思っています。

(記者)
なかなか企業だと、自社のポイントが他の企業に流れるということで難しいのかなと思いますが、千葉市としては他の企業がもし還元してくれるのであれば、ウエルカムで受け入れていくという方向で進めているという理解でよろしいでしょうか。

(市長)
はい。

(記者)
発表外ですが、先日、文科省の方から夜間中学の設置促進ということで、都道府県に関わらず政令指定都市も含むということがあったと思います。先ほどお話がありましたが、外国人の受け入れについて千葉市は取り組まれているので、市長として夜間中学の設置に向けて、何かお考えがあれば、お願いできますでしょうか。

(市長)
この夜間中学に関しては議会からも以前にもご質問いただいていますし、私たち自身も感心を持ってきています。今、自主的な団体の方々が夜間中学校的なものはやっていただいていますので、そことかなり密にコンタクトをとらせていただいて、どういうニーズが夜間中学校にあるのかということを分析していますので、その中で自主的な形でやっていくのがいいのか、行政として取り組むべきなのか、そのあたりを見極めていきたいと思います。

(記者)
もう一点ですが、市長のツイッターにありましたが、夜ハスに参加されたかと思いますが、実際、2年目の夜ハス、ご感想としてはいかがだったでしょうか。

(市長)
本当にすごいなと思いました。千葉公園のキャパシティーを最大限に使ったのではないかと思います。特に今回は3ステージという形で、さらにより幅広い世代の方々が楽しめるような企画であったかと思いますし、着実に千葉を代表するイベントへと成長してきていただいているのではないかなと思います。

(記者)
その中で、人が4万人もあそこに集まれば問題点もあると思いますが、市長が感じられた、トイレなどの問題を含めて何かありますでしょうか。

(市長)
一番人が出た時間帯に通路やトイレの混雑の問題等がありましたので、その辺は3回目に向けて教訓をしっかりと取り組んでいただけると思います。あとは、千葉公園の中だけではなくて、千葉公園の商店街を含めた周辺の方々がこのイベントに呼応するということをしていただくことでエリアが広がるので、そうすれば分散効果も、満足度も上がりますから、次はそこの部分で、ぜひ地域の方にはもっと目覚めていただいて、もっと回遊してほしいと思っています。

(記者)
ナイトタイムエコノミーもやられていますが、千葉にはポテンシャルというか、もっと利用すれば人が集まってくる資源というものがあるとお考えでしょうか。

(市長)
そうですね。都市空間の使い方だと思います。夜ハスは千葉公園という場所、空間だからこそできるイベントだと思いますので、そうした都市空間をこれからも使える余地がある場所はあるだろうと思います。それから、あのようなイベントをやっていく中で都市空間には、こういうハードが必要となってきます。夜ハスは池があるからできたわけですから、夜間に映えるような空間をつくっていくこともあわせて、最終的にはノウハウとして得ていかなければいけないのかなと思います。

(記者)
発表外で1点聞かせてください。モノレールの延伸計画の関係ですが、今月11日に県の教育委員会が新たな県立図書館を青葉の森公園内に整備するという計画を発表しました。県教委の方では年間50万人の来館者を見込んでいて、そこに大きな施設ができてくるということで、仮に青葉病院に駅を作れば、周辺からすればそこが最寄駅になるということで、需要予測とか、そういったところにも影響してくると思いますが、そのあたりどのように考えていらっしゃいますでしょうか。

(市長)
50万人とはまたすごい数を出されたなと思いますが、もちろん我々がモノレールの延伸計画を協議する中では、ある程度、人の予測をしていきますので、今回の県の発表は、我々としてはしっかりと検討の中で参考として、念頭に入れておきたいと思います。

(記者)
恐らく今、業者の方でやっているものには、そこは入ってきていないかと思うのですが、その辺どのような形で整理することを考えていらっしゃいますか。

(職員)
まだ県の方から根拠を聞いているわけではないのですが、この50万人を一体どこまで盛り込んでいいのか。その50万人では、恐らく、過大評価になってくると思うので、少なくとも今はそれは置いておいて、その全域なりをしっかり見た上で、50万人にいくかどうかは別にしても要はその50万人で、どれぐらい影響が出るのかということは、1回、今やっている試算が終わってから考えてみるということになると思います。

(記者)
そこは現状、県教委が出している数字ということで、それを抜きで進めるということでしょうか。

(市長)
そうですね。ちゃんとその影響はある程度加味して判断をします。仮に、例えば、ぎりぎりという結果になった場合は、プラスして、県も言っているし、もう少し上ぶれはあり得るということは、判断のときの参考にしたいと思います。

(記者)
わかりました。
もう一点、先ほども質問が出ましたが、消防局のパワハラの件について、4月から5月にかけてハラスメントを絶対にしませんというような、誓約書にも署名していた2人がそういったハラスメントをしていたということで、一方の事案は去年の話ですが、説明を聞いていると、そもそも指導の延長線上というような認識が強くて、ハラスメントという認識がなかったようだという部分もあって、非常に根深い部分じゃないかということを改めて感じさせたのですが、そのあたり市長として、どう対応していくべきと考えていますでしょうか。

(市長)
おっしゃるとおりです。基本的には、個々の問題じゃなくて、組織風土の問題だということを当初より申し上げてきているので、彼らの組織風土が、彼らの常識が、いくら頭で間違っているかもしれないと思っていても、すぐには人の認識は切りかわらないと思いますから、こういう形で内部通報があり、そして、徹底した処分が行われて、それによって組織として、これが非常識になるということが広がって認識されていくと思います。我々からすると、もちろんそれがないように徹底した教育、周知啓発はやっていきますが、我々としては通報していただいて、そして処分をすることの繰り返しで、組織として本当の意味で認識をしていくことになると思います。今までより厳しい処分を科していますので、わかっていただけるし、わかっていただかなければいけないかと思います。

(職員)
ほかにはご質問いかがでしょうか。
それでは、ご質問ないようですので、以上をもちまして、市長定例記者会見を終了とさせていただきます。

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