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更新日:2022年11月16日

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動画とテキスト(令和4年10月12日)

動画

テキスト

冒頭発言

それでは、定例記者会見を始めます。
本日は発表事項が2点、お知らせが3点あります。
はじめに、発表事項の1点目は、千葉市基本計画の策定についてです。
第3回定例会に議案として提出して議決をいただいています。令和5年度から開始する千葉市基本計画を策定しましたので、お知らせするものです。
基本計画は、市政全般に係る政策、施策の基本的な方向を総合的かつ体系的に定めるものです。
今回の基本計画の策定の背景、趣旨ですが、いよいよ人口減少社会が現実となっていく状況です。また、テクノロジーも進展しており、これまでの行政サービスではできなかったことも技術の導入で可能となってくることもあります。また、気候変動リスクが増大しており、こうした大きな社会変化を意識、前提とした計画としています。
千葉市ならではのまちづくりの方向性を定めて、市民、自治会、NPO、企業、学校など、多様な主体とよく言われますが、市内の様々な立場の方が目指す未来の千葉市の姿をできるだけ共有して、実現に向けて取り組むことができるように策定したものです。
続いて、計画の概要ですが、計画期間は令和5年度から令和14年度までの10年間で、全6章で構成されています。第4章でまちづくりの基本方針、第6章でまちづくりの総合8分野として政策などをそれぞれ示す構成にしています。
この計画の特徴は大きく四つあります。
1点目は、千葉市が今、持っている特徴、また、優位性を活かしていこうとする計画である点です。今後、さらに磨き上げて未来に引き継いでいくべき、先人が築き上げてきた千葉市の特性を明確化、共有化して、まちづくりの方向性を定めている点が一つ目の特徴です。
2点目は、中長期的な未来を見据えた計画としています。10年後に実現したい姿を「みんなが輝く都市と自然が織りなす・千葉市」として、先ほど申し上げたような社会変化、将来のリスク、またSDGsの誰一人取り残さないといった視点等を踏まえ、重点的に推進する政策を位置づけている点です。
3点目は、みんなで共有し、みんなで取り組むまちづくりの計画としています。行政だけではなく、市民、NPO、自治会、学校、企業、そして、これからの千葉市の将来を担っていく若年世代をまちづくりの担い手として、より一層関わっていただくことを目指して、まちづくりの推進力として位置づけています。この計画の策定の過程では、様々な市民参加の取り組みを通じて、今申し上げた多様な主体の方々に未来の千葉市への期待や思いを伺っており、計画に積極的に反映しています。
4点目は、地方創生を進める計画であるという点です。戦略的なまちづくりを進めていくための千葉市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略がありましたが、この計画を基本計画に統合して、実施計画で事業を具体化し、これまでの総合戦略を継承、統合します。特に高齢者福祉や子育て、教育施策の充実を図っていかなければなりませんが、こうしたものを進めていくためには都市としての成長戦略がなければ、持続可能なサービスにならないと思っており、千葉市が、雇用、商業、観光の拠点都市として引き続き役割を果たしていくための経済政策や都市政策をしっかりと計画の中に位置づけている点が4点目の特徴です。私の市長選挙の公約で、福祉を経済で支えていくということを申し上げましたが、この観点を基本計画の中に織り込んでいくということです。
現在、この基本計画に基づいて、具体的な事業内容を示す実施計画の策定を進めています。具体的な事業については、策定後に改めてお知らせしていきたいと思っています。
基本計画は、多くの市民の皆さまのご協力を得て策定しました。10年後の未来の千葉市の姿として「みんなが輝く都市と自然が織りなす・千葉市」としていますが、これを実現していくため、行政だけではなく、まちづくりに関係する皆さまとともに一丸となってまちづくりを進めていきたいと思っています。そのためにも一人でも多くの市民の方にこの計画の考え方を知っていただきたいと思っていますので、ぜひ皆さま方にもご協力、ご支援をお願いしたいと思います。
次に、発表事項の2点目です。
千葉土気緑の森工業団地とネクストコア千葉誉田への大型の企業立地についてです。
千葉市では、雇用を生み出して税源涵養が今後の持続的発展のために不可欠として、企業立地を推進してきていますが、コロナ禍で変化した企業行動に対応できるよう、企業立地の支援制度もブラッシュアップしています。支援制度を企業に紹介しながら、金融や不動産などの関係先とも連携して、誘致活動を展開しています。
今回、企業立地促進事業補助金を活用して2件の大型の企業立地が実現して、事業計画認定書の交付式を行いますので、お知らせします。
1件目の立地企業は、千葉土気緑の森工業団地に進出していただく、株式会社インスメタルです。浦安市に本社があり、各種鉄板のレーザー切断加工や溶接等の事業を展開している技術力のある会社です。今回、千葉土気緑の森工業団地に工場を新設していただけることになりました。また、災害時には、本社の代替機能としても新設の施設を活用していく方針と伺っています。
2件目の立地企業は、ネクストコア千葉誉田に進出していただく、株式会社PeaceDeliです。株式会社セブン&アイ・ホールディングスのグルーブ企業であり、ネクストコア千葉誉田では、惣菜などを製造するセントラルキッチンに、生鮮品を加工するプロセスセンターを併設した食品製造の拠点施設を整備されることになりました。
今回の二つの企業に対する事業計画の認定により、千葉市からは取得された固定資産にかかる固定資産税や都市計画税相当額の補助、また、雇用に関する補助金などの支援を行ってまいります。
両企業への認定書の交付式については、明日13日木曜日に行います。
株式会社インスメタルは14時15分から、株式会社PeaceDeliは14時40分から、いずれも市役所3階の市長応接室において、インスメタルの福井代表取締役社長、PeaceDeliの石橋代表取締役社長に、私からそれぞれ、直接、認定書をお渡しする予定です。
参考として、現状の企業立地促進事業や計画認定件数と、それぞれの企業が適用する補助メニューの抜粋も掲載していますので、ご覧いただければと思います。
次に、お知らせ事項です。
1点目は、食のブランド「千」認定品と新鮮な千葉市産野菜を使ったオンライン料理レッスンを実施についてです。
千葉市では、千葉市の食や食文化を未来に残していくために、持続可能性を追求して、社会課題解決への取り組みを行われている事業者の商品やサービスを認定するブランドとして、令和2年度から、食のブランド「千」を立ち上げています。
今回、株式会社ABCクッキングスタジオのご協力で、千葉市食のブランド「千」の認定品と、千葉市産の旬の野菜を使用しましたオンラインレッスンおよびキッチンスタジオを会場とした料理教室を実施しますので、お知らせするものです。
オンラインレッスンについては、10月20日木曜日、午後8時より配信を予定しており、こちらはどなたでも視聴が可能です。
配信するメニューは、「秋にぴったり!千葉市の魅力がたっぷり詰まった小松菜とさつまいものカマンベールグラタン」で、ABCクッキングスタジオの公式インスタグラムで配信を行います。
今回、オンラインレッスンの実施にあたり、配信内容に合わせた食材を詰め合わせた千葉市つくたべBOXの販売を100セット限定で、10月1日から行っていましたが、こちらは好評により完売となっており、申し込みは既に終了しています。
今後、12月と来年の2月にも同様のオンラインレッスンを予定しています。2月のオンラインレッスンでも配信内容に合わせた食材を詰め合わせました千葉市つくたべBOXの販売を予定していますので、併せてこちらもご期待いただければと思います。
スタジオでの料理教室については、11月と来年1月に千葉県内と東京都内の複数のスタジオを会場として開催を予定しています。食のブランド「千」の認定品や千葉市産の旬の野菜を利用したメニューを考えていますので、ぜひご参加を検討いただければと思います。
会場では、実際にブランド「千」の認定品や千葉市産野菜の魅力を体感していただくことで、さらなるファン層の獲得につなげていきたいと考えています。
次に、お知らせ事項の2点目です。
アルティーリ千葉とジェフユナイテッド千葉のホームタウン千葉市デーの開催についてです。
今週末、15日土曜日、16日日曜日に、千葉ポートアリーナで行われるアルティーリ千葉のホーム開幕戦、また、10月16日日曜日にフクダ電子アリーナ行われますジェフユナイテッド千葉のホーム最終戦において、それぞれホームタウン千葉市デーを開催します。
アルティーリ千葉のホームタウン千葉市デーにおいては、政令市移行30周年のPR動画の放映のほか、+PLUS(プラス)ちばキャンペーンの利用促進PRや千葉市産の新鮮野菜と添加物不使用のグロッサリーの販売、ふわとろいちごかき氷のキッチンカーの出店もあります。
また、ジェフユナイテッド千葉のホームタウン千葉市デーにおいては、市内在住の小学生にご参加いただき、選手入場時にランウェイをつくり選手を送り出すランウェイキッズの実施と、試合前の練習を間近で見学できるピッチ内の練習見学を実施することにしています。併せて、ご来場の方を対象に抽選を行い、選手サイン入りユニフォームなどのプレゼントも行う予定です。
当日はぜひ各会場にお越しいただき、アルティーリ千葉とジェフユナイテッド千葉の応援をしていただけるようにお願いしたいと思います。
お知らせ事項の最後は、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手、松川虎生選手からサイン入りユニフォームの寄贈と、市民の皆さまへの公開についてです。
千葉市では、本年4月10日にプロ野球史上16人目、28年ぶりに完全試合を達成されました、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手と松川虎生捕手に対して、その功績をたたえて、6月10日に千葉市特別表彰「新時代・ホームタウン感動賞」を贈呈させていただきました。
このたび、両選手から市民の皆さまへの御礼として、10月2日に両選手のサイン入りユニフォームの寄贈を受けましたので、お知らせします。
佐々木選手からユニフォームの寄贈を受けまして、私からは寄贈の御礼、そして、来シーズンにおける両選手のさらなるご活躍への期待をお伝えしました。
なお、資料に記載していますが、寄贈いただきましたサイン入りユニフォームについては、区役所など市内の公共施設のほか、千葉湊大漁まつりで公開して、できるだけ多くの市民の皆さまにご覧いただきたいと思っています。その後も市内各所で展示すべく検討を進めています。
ぜひお二人の功績に触れていただければと思いますし、佐々木選手、松川選手、そして、千葉ロッテマリーンズへのより一層の熱いご声援をお願いしたいと思います。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
企業立地の件でお伺いしますが、規模の大きい企業の誘致が決まったということですが、期待感などがあれば教えていただけますでしょうか。
(市長)
今回、千葉土気緑の森工業団地とネクストコア千葉誉田に二つの企業に立地いただくことになったわけですが、千葉市の立地環境を高く評価していただいたと感じています。
特に、ネクストコア千葉誉田については、造成がまだ工事中のところもありますが、分譲自体が全ての区画で完了しており、非常に千葉市の立地環境に対する期待が具体化したものだと感じています。
市としては、雇用が新しく生み出されることで地域の活性化にもつながっていくと思いますし、税源の涵養にもつながり、新しい福祉施策や子育て支援施策につなげていけるものと思っています。まさに基本計画でも織り込んでいますが、福祉施策を経済、都市政策で支えていく具体的な事例になったものと感じています。
(記者)
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手、松川虎生選手のサイン入りユニフォームの寄贈の件ですが、実際に佐々木朗希選手に手渡された際に、佐々木選手から何かコメントなどはあったのでしょうか。
(市長)
千葉ロッテマリーンズの最終戦のときに頂いたもので、私からは大記録を打ち立てられて、市民に希望と感動をいただいたことに御礼を申し上げました。
佐々木選手からは、ユニフォームを頂いたわけですが、来シーズンに向けての決意が私は伝わってきたと思っています。
(記者)
ホームタウン千葉市デーについて、資料に+PLUS(プラス)ちばキャンペーンの現状の数字を記載いただいていますが、今のクーポンの購入件数や利用金額について、市長の受け止めをお願いします。
(市長)
今回、初めての取り組みで、もともと千葉市の経済政策の中で課題でありました市内のプロスポーツや様々なイベントにお越しいただいた方に、市内の消費につなげていくということがなかなか具体的になっておらず、弱かった点がありました。それを克服して課題を解決していくための一つの試みとなりますが、利用がだんだん広がっていると思っており、認知されているではないかと思っています。
今後も期間を延長して行いますので、多くの方にご利用いただき、市内経済の活性化、また、大規模なイベント時に、市内消費を拡大するための取り組みとして定着させていきたいと思っています。
(記者)
発表内容ではないのですが、昨日、個人旅行の受け入れ再開と全国旅行支援が始まりました。千葉市への影響をどのように考えられているでしょうか。私自身はあまり千葉市が宿泊する観光地というイメージがないのですが、市長が期待するところがあれば教えてください。
(市長)
コロナ禍前までの取り組みとして、インバウンドの拡大を市も観光関係者一丸となって取り組んできました。ホテル関係者が海外の様々なニーズにお応えしたり、食の特殊性に対応できる都市力を上げていこうということで取り組んできました。
コロナ禍の中で、海外から来られる方が相当減少する時期が続いたわけですが、もともとの対応力やおもてなしの力というのは、千葉市の観光関係者は持っていると思います。今回、海外からのお客様がたくさんいらっしゃる可能性が大きくなりましたので、私としては大きな期待を持っています。
まさに千葉市の関係者が持っている底力を発揮して、市内経済の活性化につなげていくことができればと期待しているというところです。
(記者)
子ども医療費の件でお伺いしたいのですが、横浜市が中学校3年生までの全額補助と所得制限の一部負担金廃止の考えを出したところ、川崎市もそれに追随するような形で市長が声を上げているようです。千葉市が今まで子ども医療費の分野で劣っていたとは思わないですが、横浜市や川崎市が拡充すると相対して優位性が落ちる部分も出てくるのかとも思いますが、その背景には子育て環境の競争のようなものがあると指摘されています。
今回の基本計画の中では、子ども医療費の件は触れていないように思いましたが、市長はそのあたりどのようにお考えでしょうか。
(市長)
子ども医療費について、各市が今の制度を見直して拡充しているという動きが進んでいることは、そのように感じています。
千葉市については、窓口での一部負担はありますが、中学生まで所得制限なしで行っており、比較的優位性はあったものと思っています。近隣市や関東の政令市で制度の見直しが進んでいますので、子育て施策全体の中で子ども医療費の助成制度を今後どう展開していくのか、また、給付だけではなく、人的サービスをどう拡充していくのか、子育て施策全体の中で、どの制度に力点を置いて充実していくのか、また、財源の確保をどのようにしていくのか、いま一度、整理する必要があると感じており、来年度の予算編成や実施計画の策定の中で、庁内でもよく議論してきたいと思っています。
(記者)
人的サービスというのは、医師を増やすというようなことでしょうか。
(市長)
子育て施策の中でということです。例えば、待機児童ゼロを実現していますし、放課後の子どもの預け先も充実してきました。また、千葉市の特徴としてファミリー・サポート・サービスや病後児保育など、様々な子育て施策を展開しており、私はある特定の制度だけを比較するのではなく、市民にどういうニーズがあって、どこを重視することが子育て施策に対する支持を得られるのか、また、働くことと子育てを両立していくためにはどういうサービスが必要なのかということを、全体的に検討していく必要があると思っています。
実際に現金給付や窓口の無料化だけでは子育ての支援にはつながらないと思っており、子どもの預け先や、いわゆる人的なサービスをどう充実していくのか、併せて検討していかなければ、子育て施策全体の充実にはつながらないと思っています。
今回、子ども医療費の拡充の動きが各地で見られますので、そういった動きを踏まえて、どういった水準にしていくことが、子育て施策全体の中で持続可能なものになっていくのか、改めて検討する時期に来ているとは思っています。
そういった考え方を踏まえて、実施計画や予算編成の中で具体化していきたいと思っています。
(記者)
今回策定の基本計画の中で、現在の基本計画と比べて、ここは新しく大きく盛り込んだというものや、もしくはこれまでの方針をさらに進歩させたものなど、大きなトピックスになるようなものがあったら教えてください。
(市長)
一番の特徴としては、高齢者福祉や子育て施策の充実を進めていくことです。また、行政だけではなく、多様な主体として市内のNPOや市民団体の方が行政と相互に補完するような形で、地域を支える活動をしていただいています。そういった市民や企業の皆さま方の活動を活性化させて、10年後に目指す千葉市の姿に近づけていきたいということが基本的な考え方です。
私としては、それは千葉市の都市の成長や経済的な成長があって初めて実現できると思っています。今後、人口減少が進んでいきますが、千葉市は東京のベッドタウンではなく、地域の拠点都市として成長してきました。地域の拠点都市として成長し続けるためには、どうしても雇用を生み出していかなければ、千葉市に住まう方や通っていただける方が増加しませんので、雇用をしっかりと確保して、そうした方々が活動を円滑に行っていけるような都市基盤をしっかりと確保していかなければいけないと思っています。
その中で、道路の広域ネットワークと足元の身近な交通機関の確保を挙げており、やはり関東の他の政令市と比べますと、道路の広域ネットワークについては、まだまだ我々としても整備していかなければいけませんし、先日、新規事業化が決定しました検見川・真砂スマートインターチェンジについても、国道357号の渋滞緩和と東京方面へのアクセスの向上に大きな効果を発揮するものですので、広域道路網については、今後も整備していかなければいけないと思っています。また、市内の地域によっては、公共交通機関に接続するための身近な交通手段がなかなかない地域がありますので、グリーンスローモビリティなど新しい形のデマンド型サービスも実施しています。
ミクロの視点とマクロの視点を組み合わせて、都市機能を維持し、向上していく取り組みをベースにして、市民活動や福祉施策の充実に努めていくという考え方を今回の基本計画の中に盛り込ませていただきましたので、それが今回の計画の一つの重要なポイントではないかと思っています。
(記者)
先ほどの企業立地、雇用の確保、促進という話もありましたが、人口減少社会が現実化してきて、技術革新や気候変動リスクなど、いわゆる外的要因が大きく変わってくる中で、それに対応していく実施計画をつくっていくのだと思いますが、今、市長が描いている中で、首都圏の他の地域と比べて、千葉市ならではの特に打ち出したいものが具体的にあれば教えてください。
(市長)
先ほどの答えと重なる部分もありますが、今回、基本計画をつくる際に千葉市を取り巻く人の動きを担当部署によく整理してもらいました。人の動きというのは、転入・転出の動きだけでなく、毎日日中の通勤・通学の動きと両方ありますが、人の動きは大変変わってきています。
私は人口というのは、都市の活力の源泉の一つだと思っていまして、減少を少しでも緩和する取り組みをしていかないと、特に千葉市はベッドタウンではないものですから、経済があって雇用の場所がないと人が集まってこない、拠点性がないと人が集まって来ないということがありますので、人が集まってくるような都市機能を、いつの時代も涵養していかなければいけないと思っています。
今回は、雇用の場所を確保するための企業立地や都市の利便性をさらに拡大していくための広域道路ネットワークの整備を都市の成長のベースにして、多くの人に千葉市に来ていただいて、交流人口を増やして、その上で長く暮らし続けていただくための高齢者福祉や子育て・教育の施策を充実していかなければいけないという考え方を織り込んだ基本計画にさせていただいています。
(記者)
基本計画に関してですが、今後の実施計画は計画期間が3年とありますが、今年中に実施計画が完成する予定なのでしょうか。
(市長)
はい。その予定です。基本計画は令和5年度からですが、令和5、6、7年度の実施計画を策定中です。
(記者)
令和5、6、7年度以降の実施計画は、今後、検討していくということでしょうか。
(市長)
第2次実施計画として令和8、9、10年度については、令和7年度にその時の状況を見て改めて計画をつくるということになると思います。
(記者)
実施計画の計画期間が3年とありますが、これは2020年度から実施計画について策定するための検討の機会を設けてきたということでしょうか。
(市長)
基本計画に基づいた実施計画になりますので、具体的な検討については、今回、基本計画がある程度固まってきた段階で庁内で議論を始め、現在、詰めの策定作業を行っているということです。
(職員)
ほかにご質問よろしいですか。
よろしければ、以上で市長定例記者会見を終了します。

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総合政策局市長公室秘書課報道室

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5598

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