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ホーム > 子育て・教育 > 保育・教育・健全育成 > 小・中・特別支援学校 > 取組み・整備 > 学校施設における耐震診断の結果と、その後の対応について
更新日:2022年3月10日
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令和2年(2020年)4月、市立学校5校の校舎の一部において、耐震診断の結果、耐震性能が不足していることが判明しました。
対象となる学校については、速やかに改修のための実施設計を行い、令和4年(2022年)2月までに5校すべての耐震改修工事が完了いたしました。
「学校施設長寿命化基本計画※1」の策定に先立ち、平成29年度(平成29年10月~平成30年2月)に校舎の健全性の確認に伴いコンクリート強度を現地調査したところ、建設当初の設計時に求められているコンクリート強度を下回る校舎が認められたことから、耐震性能への影響を確認するため、令和元年度(令和元年12月~令和2年3月、山王中学校は令和元年7月~令和2年1月)に再度耐震診断を行いました。
その結果、以下のとおり、Is値※2が0.60未満の2校(稲毛中学校、稲浜小学校)を含め、市の指定避難所として求められるIs値0.75未満のものが5校判明しました。
学校名 | Is値※2 | 棟名 | 延床面積(平方メートル) | |
1 | あやめ台小学校 | 0.65 | 管理棟 | 1,426 |
2 | みつわ台北小学校 | 0.63 | 普通教室棟 | 2,224 |
3 | 山王中学校 | 0.63 | 普通教室棟 | 1,832 |
4 | 稲毛中学校 | 0.59 | 特別教室棟 | 948 |
5 | 稲浜小学校 | 0.50 | 管理・特別教室棟 | 2,004 |
※1 学校施設について、中長期的なコストの縮減・平準化を推進しつつ、安全性の確保や性能の維持・向上を図るための方針を示す計画で、本市は平成31年3月に策定済です。
※2 Is値とは建物の構造体の耐震性能を表す指標で、国土交通省はIs値0.60以上の場合、要求される耐震性能を有するものとしており、Is値が0.30以上0.60未満の場合は震度6強から7程度の大規模地震により崩壊・倒壊する危険性があるとしている。文部科学省では学校施設についてIs値は0.70以上、市では指定避難所としてIs値は0.75以上を求めている。
(1)山王中学校は、外壁改修工事の実施設計を完了していたことから、令和2年度に当該工事に併せて耐震改修工事を実施しました。
(2)他の4校は、令和2年度に実施設計、令和3年度に耐震改修工事を実施しました。
なお、Is値0.60未満の2校(稲毛中学校、稲浜小学校)は、Is値を0.60以上とするための応急的な耐震改修工事を令和2年度内に実施しました。
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