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更新日:2019年11月11日

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インターンシップを実施しました(令和元年度)

千葉市インターンシップ事業の一環として、美浜区選挙管理委員会で大学生1名、大学院生
1名を実習生として受け入れました。

実施期間

期間:令和元年8月28日(水曜日)~9月3日(火曜日)5日間

場所:美浜区役所

日程 8月28日 8月29日 8月30日 9月2日 9月3日
実施内容

・オリエンテーション

・区長との懇談会

・区役所見学

・投票所設営

・選挙啓発企画研究

・ランチミーティング

・模擬投票

・選挙啓発企画研究

・選挙啓発企画案を発表

・模擬投票

・模擬開票

・選挙人名簿製本作業の補助

実施内容

選挙管理委員会の組織や事務内容について学ぶとともに、模擬投票では実際に投票所を設営して、投票の受付から終了後の開票作業まで体験しました。

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区長との懇談会

美浜区役所各課見学

自己紹介を兼ねた区長との名刺交換の後、インターン生の将来の展望を一人ずつ話してもらいました。
区長からは、公務員という仕事について話していただき、締めくくりにこの一週間で様々なことを吸収してほしいという激励の言葉をいただきました。

美浜区の魅力や今後の課題、地域づくりの取り組みの説明を受けた後、美浜区役所の各課の仕事の様子を見学しました。           

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区役所若手職員とのランチミーティング 模擬投票所の設営

入庁1~4年の若手職員を集め、インターン生の質問に答えるランチタイムを設けました。

投票所設営の基本的なルールを学び、
実際に投票箱や投票用紙記載台を設置し、模擬投票所の設営をしました。
           

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模擬投票の受付

開票作業

投票事務の流れを学び、名簿対照から投票用紙の交付などの投票事務を実施しました。

 

開票作業を実践しました。候補者別に集計をする他、疑問票の判別や無効投票の分類について、選管職員と一緒に考えながら作業を行いました。

 さて、今回のインターンシップの目玉である選挙啓発についてです。
選挙を取り巻く現状と課題を分析し、選管職員とともに選挙啓発企画を考え、まとめた結果を関係者の前で発表しました。

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選挙啓発企画案発表の様子

発表内容

投票率の向上について、3つの視点から選挙啓発企画案を考案しました。

1若年層の投票率のさらなる増加に向けて
(1)大学での政治教育の必修化
教養科目として選挙の歴史の授業を組み入れることで、先人達の努力によって、今日の選挙権利を得ることができたと、選挙の重要性を再認識させる。
(2)企業等における選挙
新人社員を始めとした幅広い年齢層を対象とした研修やコンプライアンス教育の一環として取り入れる。
(3)不在者投票の簡素化
住民票を実家から移してない大学生や不在者投票制度自体が浸透していないため、マイナンバーなどの身分証明書を使って身分確認を行い、遠隔地からでも投票することができるようにする。

2地方選挙の投票率の増加にむけて
(1)政治家との触れ合いの機会を増やす。
地域のイベント等に政治家が参加することにより、政治に対しての関心を高める。
(2)投票日のイベント化
投票日当日、投票所に屋台の設置やイベントを行うことにより、若者や家族が増える。
例えば、有名ゲームアプリとコラボし、当日限定アプリや複数人参加型ゲームを行うことにより、多くの人が投票所に来て、投票自体を楽しんでもらう。
(3)義務投票制の導入
選挙について、情報が溢れているにも関わらず、主体的に考え、行動する人は少ないため、投票率が低い。その為、投票することが義務という投票環境を作り、日本版の義務投票制の導入を図る。(オーストラリアでは、投票しなかった有権者に罰金(約2,000円)を科しており、投票率は90%台で推移している。)

3政治意識を向上させるために
(1)生涯学習施設等を活用し、選挙についてのワークショップや模擬投票を行うことにより
参加者自身の政治意識を高められる。
(2)人間心理や感覚を利用した選挙啓発
例えば、選挙の「主題歌」を作り、この「主題歌」が流れたら、選挙の時期だといった認識を市民に広めていく。また、心理コンサルタント等の協力を仰ぎ、投票行動を促すための心理的戦略を考えた上で、選挙啓発を考えていく。

講評

・実現できるかは別にして、若い人の意見、アイデアを聞けて、勉強になりました。
・発表を聞き、投票行動において大事なのは動機なのかと思い、対処方法として、大学での必修化、政治意識の向上のアイデアが出てきたんだなと思った。
・選挙の仕組み、各議員の役目を理解できるような教育を、企業、教育現場においてもだが、親子間における教育もとても大事である。(若年層の投票率の増加において、親世代が選挙に参加しているかどうかも関係しているのではないか)
・(3)義務投票制の導入について、選挙に関心のない選挙人に投票してもらい、投票率を上げることは果たして政治にとって有意義のことなのかといったいい意味での疑問が出た。
・「目で訴えるより耳で訴えるほうが数倍記憶に残る」と言われるように、選挙の主題歌というのは、斬新的なアイデアだと思った。

実習生の声

・区長との懇談会で、「初めて会う区役所職員の印象がその市の印象になるため、印象というのは重要である」という言葉が印象的だった。
・選管職員が行う具体的な選挙事務では、開票事務作業が印象的であった。模擬投票の際、予想以上に白票や疑問票が多く、その分類が複雑で苦労した。
・若年層の投票率の向上をテーマとして掲げて発表内容を考えたが、様々な選挙啓発方法を考える時間が有意義なものであった。また、発表を受け、選管委員、明るい選挙推進協議会委員、職員から多くのフィードバックがあったのが嬉しかった。
・今まで、公務員の詳しい職務内容がわからなかったが、1週間のインターンを通して知ることができてよかった。今後の公務員試験に対して、モチベーションが高まった。
・1つの選挙を行うにしても、大勢の人が動いて、考えてやっているということを知り、今後改めて1票の重さ、重要さを意識しながら、一票を投じていきたい。

※関連リンク千葉市インターンシップ事業

 

このページの情報発信元

美浜区 総務課

千葉市美浜区真砂5丁目15番1号

ファックス:043-270-3191

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