地籍調査
千葉市では、道路や市民の財産を保全し、迅速なインフラ復旧を実現するため、地籍調査を実施しております。
地籍調査事業の概要
地籍とは
- 個々の土地について所在(どこにあるか)、面積(大きさ)等の現況を明確にする情報や、所有者の住所氏名(誰のもの)等の情報が「地籍」です。
地籍調査とは
- 地籍調査は、国土調査法に基づく調査のうちの1つです。主に市町村が主体となって、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査です。
地籍調査の主な流れ
- 地籍調査は、1つの調査地区について、概ね3年かけて実施します。
- 1年目の事前調査は、土地に関する既存資料の調査と現況測量等を実施します。
- 2年目の立会等調査は、土地所有者との現地立会を行い、その結果を測量し地籍図案及び測量結果と現地立会で確認した地目等をとりまとめて地籍簿案を作成し、土地所有者への閲覧を実施します。
- 3年目には、地籍調査の成果である地籍図及び地籍簿を、国県の検査を受け、法務局へ送付します。この一連作業が終了すると、この調査地区の地籍調査が完了となります。
- なお、作業の進捗具合によって実施時期が前後することがあります。
地籍調査予定箇所
- 国の「第7次国土調査事業十箇年計画」期間満了の令和11年度までに、東日本大震災において、土地形状の変化などの被害が起きた地区の約11㎢の調査完了を目指します。
- 市の「第1次実施計画」期間の令和5年度から7年度に、約3㎢の調査完了を目指します。
- 令和6年度は、稲毛海岸他で1年目の事前調査(現況測量等)、真砂で2年目の立会等調査(現地立会等)を実施します。
- 地籍調査予定箇所図(PDF:930KB)(別ウインドウで開く)
説明動画
地籍調査でよくある質問
- 地籍調査でよくある質問(調整中)(別ウインドウで開く)
地籍調査に関するリンク
土地所有者の皆様へ
調査地域の土地所有者の皆様には、事前に調査実施のお知らせをいたしますので必ずお読みいただき、現況測量に伴う土地の立ち入り調査へのご協力や、土地の境界立会へのご参加をお願いします。
※R6年度は以下の区域で地籍調査を実施します。
・美浜区真砂、幕張西、中瀬、ひび野、稲毛海岸、高洲、新港、高浜の一部、花見川区幕張町の一部で1年目に行う現況測量の調査を実施します。
・美浜区真砂の一部で2年目に行う境界立会の調査等を実施します。
説明資料
令和6年度地籍調査スケジュール(予定)
説明動画
地籍調査の実施状況
過去の調査地域は、千葉市地図情報システムの道路境界確定位置情報でご確認いただけます。
地籍調査成果の交付
地籍調査成果は、路政課の窓口で交付いたします。