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更新日:2025年11月17日

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校長室

行事をとおして成長し、よさを発揮する宮野木小の子どもたち

10月24日(金曜日)、1~6年生のたてわり班で活動する全校遠足を実施しました。「たてわり活動」は本校では今年度から始まった(再開した)ので、各班を牽引する6年生は1~5年生を半日もの間リードするのは初めての経験。もちろん、6年生が1~5年生のときは、たてわり活動自体がなかったので、班をリードする姿をこれまで見たこともありません。しかし、宮野木小の最高学年は見事にその役割を果たしました。長縄跳びでは跳びやすさや役割などを配慮し、状況に応じてやり方を変えて多くの子が楽しめるようにしていました。予定した遊びがすべて終わったときには、他の班の様子を見て、新しい遊びを取り入れていました。(懐かしい「はないちもんめ」が人気のようでした)「もっと遊びたい!」「6年生はすごい!」という下級生。「疲れた~」と役割を果たした6年生。半日ではありましたが、初めての全校遠足は、宮野木小の子どもたちのよさを互いに感じる楽しく充実した活動になりました。
6年生の千葉市小学校陸上大会に向けた取組が期待どおり、成功裏に終わりました。一か月以上に渡り、自分の目標に挑戦し続けた6年生特設陸上部の児童。その代表(選手)の自信に満ちた姿や堂々とした態度は、事前に行われた校内激励会において全校児童の憧れとなりました。特に今年度から新しくなった宮野木小のユニフォームで試技をする選手の姿は、一段とかっこよく見えました。そして、11月5日の大会当日は宮野木小の選手が大活躍。男子100m走、女子1000m走、男子走り高跳びの3種目で総合1位となる記録を出し、この3名選手は全体の場で表彰されました。宮野木小の選手はもちろん、支えてきた6年生にとっても誇らしいことでした。一緒に練習に取り組んだり応援したりしてきた6年生が、この大会に向けて力を尽くしやり遂げた経験は、大きな自信となって新たな目標に向かっていく原動力になったにちがいありません。
その6年生は11月11日(火曜日)・12日(金曜日)、千葉市の小学校が今年度よりスタートした1泊2日の修学旅行で日光方面へ訪れました。木や道具の感触を確かめながら自分が選んだ絵柄を少しずつ彫っていく日光彫体験。三猿や陽明門、眠り猫などの華やかな彫刻や建築様式に魅了された日光東照宮。かつての鉱山の壮大さと労働の過酷さに驚いた足尾銅山。華厳の滝の水量と迫力。これまで学んだことを実際に体感する貴重な経験となったことと思います。家族のことを思い、財布と相談しながらお土産を考える姿も微笑ましかったです。仲間との小学校生活最後の宿泊行事をみんなで楽しもうとしていた6年生。一泊で帰るのは名残惜しいようでした。
さて、11月21日(金曜日)には過日ご案内しましたように2回目の学習参観を予定しています。子どもたちが充実した学校生活を送り、これまで成長してきた姿をご覧いただければ幸いです。ご来校を心よりお待ちしています。

宮野木小の自慢をさらに伸ばしていくためのスタート

秋休みを終え、子どもたちは気持ちも新たに登校し笑顔が輝いています。前期の振り返りを生かして今後の学習や生活についての期待と目標をもちはじめているところです。
振り返りと言えば、前期の終業式では、宮野木小の子どもたちの前期の成長はこの式に臨む姿勢に表れていると伝え称揚しました。開始前の静寂、そして、体育館に響き渡る校歌、話を真剣に聴く姿勢。表彰の時間は、友達のよさや頑張りを認め温かな拍手を送る子どもたち。その雰囲気は全校を引っ張る頼もしい6年生が率先してつくり出している……宮野木小の子どもたちが自分たちのよさを発揮し合うその様子を見て、とてもうれしい気持ちになりました。その子どもたちに、さらなる成長を願い次のような話もしました。(概要)「~宮野木小自慢に『自分や友達のよさや頑張りを見付け伝え合う』がありますが、実は、自分の良くなかったこと頑張れなかったことを振り返り、直していくこと。これはとても難しいです。でも、できる友達が宮野木小にはたくさんいます。~」宮野木小の多くの子が後期、自分の可能性をより広げる振り返りができるように願うところです。
後期始業式。前期終業式同様、子どもたちが式に臨む姿勢はすばらしいものでした。そのような雰囲気の中、前期終業式に伝えたことに加えてこのように話しました。「後期は自分なりの楽しみや目標、それは小さなことからも見付け、楽しい学校生活にしていきましょう。」前期終業式、後期始業式を通して、全校で宮野木小の子どもたちのよさや自慢を再確認。楽しく学校生活を送るための楽しみやめあてを自分なりにもつ。そして、自分のよさをさらに伸ばしていく。そのためのよいスタートが切れたと考えます。
そのよいスタートを切る雰囲気づくりをしてくれた6年生は24日(金曜日)、本年度から始まった縦割りグループによる全校遠足をリードします。1~6年生が半日楽しく遊び交流が深まることと期待しています。また、6年生は11月5日(水曜日)の千葉市小学校陸上大会に向けた練習にも取り組んでいます。11月4日(火曜日)の事前に行われる校内激励会では、選手がこれまでの練習の成果を披露します。1~5年生は憧れの眼差しで選手を応援することでしょう。今から楽しみです。
さて、これからは寒さを感じる日も増え始め、気温の大きな高低差により体調を崩しやすくなります。また、感染症の流行も懸念されます。保護者の皆様におかれましては、後期の教育活動がさらに充実できますように、お子様の健康観察や十分な睡眠・休養につきまして引き続きご協力をお願いします。

有意義だった夏休みを糧に、さらなる成長を目指して

夏休みが明けて2週間余り。暑い日が続いていますが、宮野木小の子どもたちは元気に学校生活を送っています。先日、1年生が生活科「なつをかんじよう」の学習を実施しました。水着に着替え、昨年砂を入れ替えてふかふかになったきれいな砂場で、ビニールプールに張った水やホースの流水を使って砂遊びや水鉄砲などをして遊びました。その様子は、まるで宮野木小に突然現れた砂浜。終わってしまった夏休みを惜しみ大いに楽しんでいるかのようでした。暑い中でも夢中になって友達と活動する楽しさを味わう宮野木小の子どもたち。こちらまで元気になります。
話は遡りますが、9月1日の夏休み明け集会では、学年の代表児童が夏休みの思い出(取り組んだこと)を2分以内にまとめ、自信をもって話す姿に感心しました。その後の教室では同様に、子どもたちが友達や先生に体験したことを生き生きと伝えていたようです。夏休みが子どもたちにとって有意義であったことがうかがえます。心と体、そして時間にもゆとりをもてる期間があること、制限なく自由であることは、自分に向き合い何かにチャレンジしようという気持ちをもてるようになり、よりよい自己の実現につながるものだと改めて感じました。夏休み明け集会では、子どもたちにいつもの「宮野木小自慢3つ」について改めて伝え、促しました。『1.温かな声かけ・挨拶でクラスや学校を明るくする2.自分なりの目標をもち、友達の目標も応援しながらみんなで頑張る3.自分や友達のよさや頑張りを見付け伝え合う』10月9日の終業式では、その振り返りを全校で行います。有意義だった夏休みを糧に、さらなる成長を目指して充実した学校生活を送れるよう願うところです。
さて、学期末における大きな行事としては、5年生、1年生がバスで一日校外学習に出かけます。また、24日(水曜日)から千葉市小学校陸上大会に向けた6年生の運動部活動が始まります。日頃から、全校の中心となり憧れとなっている6年生には、充実した活動ができることを願うばかりです。10月1日(水曜日)には千葉県警察音楽隊によるコンサート(芸術鑑賞会)を予定しています。どの行事も充実した活動になるよう指導していきます。一方、まだ残暑が厳しく、熱中症のリスクが高い日々が続いています。「暑さ指数」等を目安に時には予定を変更して教育活動を進め、子どもたちの健康・安全に留意していきます。保護者の皆様におかれましても、お子さんの健康管理についてこれまで同様ご協力をお願いします。

これまでに学んだ力を家庭や地域においても発揮できるように

連日の猛暑の中でも、宮野木小の子どもたちは元気に学校生活を送っています。昨年度に引き続き、今年も水泳学習の時間を十分に確保することができました。自分のめあてをもって楽しく取り組む様子やその表情は、水しぶきを浴びてキラキラ輝いていました。
6月25日(水曜日)の午前中、4年1組が宮野木小学校の代表として「千葉市音楽発表会」に参加してきました。事前に校内で出場学級を励ます会が行われ、4年1組が合唱「友達はいいもんだ」合唱奏「小さな世界」を全校に発表しました。この会で得られた応援と自信を胸に、いよいよ当日、稲毛区小学校9校が集う会場の千葉女子高等学校文化ホールに向かいました。本校の発表は7番目。5校の発表が終わっての休憩時間中は、子どもたちの緊張感が伝わってきました。しかし、4年1組の子どもたちは互いの声や音を聴き合って息を合わせ、校内での励ます会で行ったときよりもさらにすばらしい発表をすることができました。他校の校長先生が、「リコーダーの音色がとてもきれいだった」とうれしいコメントを伝えてくれました。また、本校の代表児童は音楽発表会の「閉会の言葉」も務め、クラスの仲間と目標に向かって練習に励んできた達成感を伝えました。大変立派でした。行き帰りの路線バスの中ではマナーのよさはもちろん、優先席を積極的に譲る姿も見られました。宮野木小学校の代表として過ごした半日。4年1組の子どもたちの満足そうな笑顔が印象的でした。
7月10日(木曜日)から7月11日(金曜日)の2日間、つくし学級が千葉市少年自然の家へ「げんきキャンプ」に行ってきました。猛暑が続く時期ではありましたが、予定した活動をすべて実施することができました。暑い中、かまどの煙に苦戦しながらも楽しく調理しておいしくいただいた焼うどん。他校の友達とドキドキしながら名刺交換、学校対抗でゲームをして競い合ったナイトレク大会。ナイトレク大会は、宮野木小の子どもたちが中心となって事前に手作りで用具を作製し、当日は会を進行しました。他校の先生方からは、積極的に準備をする子どもたち姿を褒めていただきました。最終日は藍の生葉染めにチャレンジ。思い思いに絞り染めを行い、世界に一枚だけのすてきなハンカチが出来上がりました。宿泊体験活動で、また、たくましく成長したつくし学級の子どもたち。今後の成長が楽しみです。
さて、19日(土曜日)から44日間の長い夏休みに入ります。お子様と共に健康で有意義な夏休みをお過ごしください。夏休みにしかできないような様々なことにチャレンジして、これまでに学校で学んだ力を家庭や地域においても発揮できるよう期待しています。夏休み明け、子どもたちが満足そうに登校してくる姿が今から楽しみです。

運動会をとおして成長した子どもたちのよさを今後につなげる

梅雨に入り、すっきりとしない天気が続いていましたが、今後、梅雨の晴れ間が続き暑さが長引くようです。そのような中でも子どもたちは変わらず宮野木小自慢の明るい挨拶を交わしながら登校しています。1年生にも「挨拶名人」が増え、遠くからでも「校長先生、おはようございます!」と、梅雨空や晴れない気持ちを吹き飛ばすかのような元気な声を響かせています。相手がうれしくなるような挨拶ができるようになった1年生は、もう皆のお手本です
今年の5月の週末は雨続きでしたが、5月24日(土曜日)は天候に恵まれ、絶好のコンディションの中で運動会を開催することができました。短期間での練習ではありましたが、子どもたちは保護者の皆様の温かな応援のもと十分に力を発揮し、思い出に残る運動会となりました。当日を迎えるまでに、運動会実行委員会が考えたスローガンのもと、各学年の演技・競技はもちろん、応援団も少ない練習時間の中で集中して取り組んできました。本番当日。応援団長の響き渡る声、応援団員のきびきびとした所作。中でも「フレーフレー〇組ゴーゴーゴー!」と競い合う運動会の歌は圧巻で、轟く歌声は一気に運動会ムードを高めました。そして、いよいよ各学年の演技。1年生のかわいく、かっこよく踊る姿、2年生の軽快なステップと最高の笑顔、3年生の息を合わせてかっこよくステップを踏むダンス、4年生の力強く迫力ある伝統のソーラン、5年生の鳴子の音が一つに重なる迫力ある踊り。そして、6年生。フラッグの一つに重なり合う風切り音は、最高学年として全校をけん引し活躍する姿とも重なり、最後の運動会への思いを感じさせてくれました。各学年の力強い走りや紅白リレーも白熱しました。頑張る仲間への応援、自分の役割をしっかり果たす係活動。運動会を成功に導いた実行委員会や応援団。優勝は9年ぶりと喜ぶ白組、そして、悔しい中にも相手を称える紅組。運動会で成長した子どもたちの姿を随所に見ることができました。運動会をとおして成長した子どもたちのよさを今後の教育活動につなげ、さらに伸ばしていきたいと考えます。
さて、6月20日(金曜日)には過日ご案内しましたように学習参観を予定しています。子どもたちが充実した学校生活を送る中で成長してきた姿をご覧いただければ幸いです。ご来校を心よりお待ちしています。

子どもたちのよさを運動会につなげる

新緑が鮮やかに輝く時季になってきました。新年度がスタートしてから1か月余り。新しいクラスや友達にも慣れ、子どもたちの笑顔も輝いています。1年生も今では「おはようございます!」と宮野木小自慢の挨拶をして元気に登校しています。その1年生を支えてきた6年生。入学後から、1年生を迎えて朝の準備を温かく見守ったり、休み時間には一緒に遊んだりもしてくれました。宮野木小のリーダー6年生は、頼もしいです。
4月25日には、「1年生を迎える会」が行われました。全校児童が体育館に集まる中、6年生に手を引かれて1年生が入場。その微笑ましい姿に、この1か月の温かな関わりがうかがわれました。はじめに、今月の歌「あたらしいえがお」を全校で歌いました。「~大きな世界で今めぐり合うあたらしいえがお今日から仲間さ~♪」体育館に響き渡る伸びやかな歌声とその声量は、宮野木小の自慢だと子どもたちに伝えました。そして、6年生実行委員による、宮野木小の一年間の生活紹介を含めた歓迎の言葉、2年生による「あさがおの種」のプレゼントがありました。最後は1年生の代表のお礼の言葉。とても立派でした。再び6年生と手をつなぎ、笑顔で退場する1年生。その様子を温かく見送る上級生。宮野木小の子どもたちのよさが表れたすばらしい会でした。
今週から5月24日(土曜日)の運動会に向けた活動が始まりました。各教室からは毎朝、「ゴーゴーゴー(運動会の歌)」の元気な歌声が聞こえ、盛り上がりを見せています。運動会当日は学年の演技や競技、憧れの応援団、実行委員会や係活動などに生き生きと取り組んできた子どもたちが、お互いの頑張りを認め称え合う姿をご家庭や地域の方と共有することができたらうれしいです。一方、本格的な暑さを迎える時期です。保護者の皆様におかれましては、子どもたちの充実した教育活動が維持できますように、お子様の健康管理に特段のご配慮をくださいますようお願いいたします。
校長

令和7年度の始まりにあたって

春らしい暖かな光が差す中を、ピカピカのランドセルを背負った1年生が元気に登校しています。私が朝教室に行くと「おはようございます!」と、さっそく宮野木小自慢の挨拶をすることができました。95名の1年生が、楽しく学校生活をスタートすることができたことをうれしく思います。
始業式・入学式での子どもたちの期待と希望に満ちた表情、登下校時の明るい挨拶や笑顔。そのような子どもたちの姿から、私たち教職員もやる気と元気をもらいました。保護者や地域の皆様のご協力のもと、教職員が一丸となり、子どもたちの健やかな成長のため、充実した教育活動を展開するよう努めてまいります。
本校では「明るい挨拶・笑顔あふれる学校」を年間生活目標に、子どもの姿として~わくわく登校いきいき活動にこにこ下校~を目指しています。このことを踏まえ、子どもたちとは次のような約束をしました。
〇4月7日の始業式(2~6年生)
『宮野木小自慢の3つ。
1.「温かな挨拶・声かけ」で、明るく楽しいクラス・学校にする
2.自分の目標(めあて)をもち、友達の目標も応援しながらみんなでがんばる
3.自分や友達のよさ・頑張りを見付け、伝え合う
この自慢、ますますがんばっていきましょう。』
〇4月9日の入学式(1年生)
『「できない」を「で~きた」にしよう!できるようになるまで、何度もやってみたり、先生や友達に教えてもらったりしてみてください。失敗しても大丈夫。学校は、できるようになるまでがんばる子を、みんなが応援してくれるところです。できることをたくさん増やしていきましょう。明るい挨拶、返事、新しい勉強・運動…何かができるようになったら、「で~きた」と教えにきてくださいね。』
昨年度からの宮野木小自慢であり、子どもたちがこの一年でますます頑張ることを保護者の皆様、地域の方々と共有する中で、子どもたち一人一人のよさと可能性を伸ばす教育活動をすすめていきたいと考えています。今年度も皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
校長