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更新日:2026年5月14日

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校長室

 昭和54年に千葉市立稲毛高等学校が開校し、平成2年には国際教養科を設置、平成19年には附属中学校を併設し、中高一貫教育校として、教育活動に取り組んでまいりました。令和6年3月附属中学校を閉校し、良き伝統を受け継ぎ、さらに発展させるため千葉県内の公立学校としては初めて中等教育学校を令和4年に開校しました。この4月に5期生の入学となりました。

中等教育学校においては、中学校に相当する前期課程3年間と高等学校に相当する後期課程3年間の計6年間を、一つの学校として一体的に教育を行うこととなります。校舎の大規模改修工事を行い、エレベーター2基を設置するなどバリアフリーに対応するとともに、電子黒板などのICT機器の整備を行い、アクティブラーニングなど新しい時代の教育に対応した校舎となりました。

そして、今後もより一層「地域・世界・未来を切り拓くグローバル・リーダーの育成」に取り組んでまいります。

以下、本校として特に注力する点を4点あげます。

1 グローバル・リーダーとして英語力は必要不可欠だと考えます。この点、英語圏の人々や英語に近似性のある言語を母語とする人々と比較し、日本語話者は、大きなハンディキャップを負っています。英語の習得には相応の時間と努力を要することとなりますが、十分な学習時間を確保し、前期課程からオールイングリッシュの授業を展開するなどして、生徒を鍛えてまいります。卒業までにCEFR B2程度(英検一級相当)の実力養成・資格取得を目指します。

2 現代的課題にグローバル・リーダーとして対応するためには、従来の文系、理系の枠を超えた文理横断・文理融合による教育が必要だと考えます。実際の社会においても、さまざまな分野を横断する複雑な社会課題が発生しており、幅広い知見に基づいた柔軟な思考力の重要性が高まっています。文理の複眼的思考は、すべての生徒に重要だと考えており、これに欠くことのできない基礎学力の養成に力を入れてまいります。

3 褒めて伸ばす指導を行ってまいります。最近、子供たちの自己肯定感が低いと言われます。しかし、子供たちが自然と自己肯定感が低くなるのではなく、教師を始めとした大人や友人との関係の中で、傷つき、自信をなくしているのではないかと思います。本校では、生徒をしっかりと見て、よい点を褒め、励ましながら教育してまいります。

4 グローバル・リーダーたるにふさわしい品格を身に付けるよう教育してまいります。生徒と教師がともに磨きあい、繰り返し、正しい行いを実践することで身に付けさせていきます。「正しい言葉」を使うことをしっかりと意識し、時として厳しい指導が必要な場面はありますが、「正しい言葉」で指導してまいります。また、教員も生徒もひとりの個人として互いに人格を尊重することが大切であり、意識して「正しい言葉」を使い続けることで、いつか自分のものとして身に付いていくものだと思います。リーダーとしての、寛容性、公平性、責任感、自分の足らざる点を認められる率直さなど一日にしてなされるものではありませんが、その価値を理解し、その実現に向けて努力する生徒を育ててまいります。

今後も、生徒の自己実現を支援し、地域・世界・未来を切り拓くグローバル・リーダーを育成することに、精一杯、取り組んでまいりますので、引き続き御協力をお願いいたします。

千葉市立稲毛高等学校

千葉市立稲毛国際中等教育学校

校長 大野 大輔