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千葉市議会トップページ > 大都市制度・新庁舎整備調査特別委員会行政視察

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更新日:2019年2月28日

大都市制度・新庁舎整備調査特別委員会行政視察

視察日程

  • 平成30年10月29日(月曜日)~10月30日(火曜日)

視察地及び調査事項

視察報告

 名古屋市が目指す大都市制度について(名古屋市)

 【名古屋市の視察の様子】

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 【調査目的】

  • 名古屋市では、少子高齢化の進展、人口減少社会の到来や東京一極集中の高まり等の行政課題に対応するため、「名古屋市の自立」と「名古屋大都市圏の一体的な発展」を基本理念とし、圏域における自治体連携の推進や権限・財源の一元化に向けた協議等を実施している。名古屋市における取り組み・課題等を調査し本市の施策の参考とする。

【委員の所感】

  • 大都市制度に関する現在までの経過に関して丁寧な説明を伺え、さらに名古屋市の取り組みと近隣自治体との連携に関して特徴的な話も聞くことができ参考になった。その中で、徘徊高齢者の対応など、各自治体で懸念されている事項について、相談できる場が持たれているとの話はとても具体的で、各々の現場サイドからも期待されているのではないかと感じた。また、首長・課長・若手中堅職員レベルでそれぞれに開催している懇談会や研究会も興味深いもので、課題解決を近隣自治体と取り組んでおり有効的だと感じた。
    権限と財源の一元化については、当然ながら人手も財政的裏付けも伴わないと実行には移せないため、今後も国に向けての共通の要望として継続していく必要がある。
  • 今後の少子高齢化に対応するためには、政令市の課題や方向性を見直していかなければならないとともに、規模の異なる近隣自治体との広域連携を部分的ではなく圏域として、総合的に取り組まなければならないこと、地域の特性により圏域の活かし方が異なることから、本市においても独自の取り組みをしなければならないこと、上層部だけではなく、庁内全体の理解を進めなければならないことを学んだ。

 一宮市新庁舎建設事業について(一宮市)

【一宮市の視察の様子】

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【調査目的】

  • 一宮市では、「市のシンボルとなる」、「便利でわかりやすい」、「市民にひらかれた」、「安全・安心な」、「環境にやさしい」をコンセプトに新庁舎を整備し、平成26年3月に新庁舎が完成し、同年5月に新庁舎において業務を開始した。新庁舎整備検討から業務開始後の課題等様々な事項について調査し、本市の先行事例として新庁舎整備の参考とする。

【委員の所感】

  • 基本構想や基本計画策定のための検討委員会では、女性や若者代表等様々な立場の方が委員として加わっており、幅広い意見を聞き、取り込もうとする姿勢が感じられた。構造、デザイン的には、ガラスを多用することのデメリットや様々な影響も考慮しなければならないことや、免震構造の正確な安全性にも目を配る必要性がある。また、想定外のランニングコストの発生やビル風による近隣への影響等様々な事項を熟慮しなければならないと再認識した。
  • 一宮市の新庁舎建設の背景としては市町村合併や各部門の分散化があったとのことで、分散化におけるコストや災害時の対応等については、本市でも同様の課題があり、経過が分かりやすく理解できた。市街地活性化の観点についても伺え、駅、商店街、神社を結ぶ拠点としての新庁舎の機能については、今後の本市の整備にも反映できる部分があった。安全・安心への配慮や環境への配慮についてに加え、新庁舎周辺の交通環境や人の流れについての状況等が聞けたのは大変参考になった。

 視察報告書の閲覧

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