緊急情報
更新日:2022年1月24日
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暮らしのプラザ1階の情報プラザの「はかり資料コーナー」には、市民や計量関係者から寄贈していただいた江戸時代から現代までの貴重なはかりを展示しています。
また、計量強調月間行事として、平成25年11月1日に展示品をリニューアルしましたのでぜひ一度見に来てください。リニューアル後の画像はこちらから。(PDF:351KB)
両替屋と分銅:江戸時代の取引は定量の貨幣のほかに切銀や丁銀とよばれる銀の板や塊を切ってこの天びんと分銅を使ってはかっていました。そのため、両替屋の計量は重要で高い精度が必要でした。両替屋は現在の金融機関に相当するものであるため、幕府が江戸と京都に秤座を置いて、はかりの製造から検査までを担っていました。 | |
まゆ型分銅:現在の地図の銀行マークのルーツは、このまゆ型分銅です。みなさん、ご存じでしたか? | |
陶器のおもり:戦時中金属不足のため、その代用品として開発されました。戦時中の陶器製のため割れて壊れているものが多く、現存するものは非常に少なく珍しいものです。 | |
棒はかり:江戸時代の商業用はかりはこれで統一されていました。 | |
さおはかり:てこの原理を利用して、ただ一つのおもりをさおに掛ける位置で、品物の重さを合わせます。(携帯用) | |
天びんは神のはかり:古代エジプトのパピルス紙に描かれた裁判図。天びんは善悪をはかる神の道具とされ、冥界の王オシリスの裁判の広間で死者の罪業をはかり比べる様子が描かれています。一方の皿には死者の心臓が、もう一方には真理を示す分銅として羽毛がのせられています。羽毛は地上で最も軽いものとされ、人間の心はそれよりさらに軽くなければならず、重くなるのは罪のせいだとされています。羽毛より軽い心臓を持つ魂だけが天に導かれるのです。 | |
上皿天びん:主に薬局などで調剤用に使われていました。 | |
タイガー計算機:大正12年の第1号機から昭和45年まで発売されていた手廻し(機械)式の計算機です。実際に使ったことがある人には非常に懐かしいものでしょうね。 |
「情報プラザ」の奥には普段なかなか見ることができない「質量検査室」や「分銅保管室」がありますので見学に来ませんか?事前に連絡をいただければご案内します。
質量基準器室:基準分銅の保管及び検査用分銅を校正するため、恒温恒湿になっています。 | ||
分銅保管室:大型はかりの検査や大型分銅(1トン・500キログラム)の校正を行うための部屋です。天井には分銅を吊り下げ移動させるためのクレーンが装備されています。 |
このページの情報発信元
市民局生活文化スポーツ部消費生活センター
千葉市中央区弁天1丁目25番1号 暮らしのプラザ内
電話:043-207-3601
ファックス:043-207-3111
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