更新日:2025年8月21日

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ちば市政だより 2025年9月号 2-3面

特集


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アートで楽しむ千葉のまち!千葉国際芸術祭2025(ちばげい) 楽しみ方ガイド

“参加型アートプロジェクトの祭典”としてスタートした“千葉国際芸術祭2025(ちばげい)”がいよいよ、9月19日(金曜日)から集中展示・発表期間を迎えます。

ちばげいの特徴は「鑑賞」だけではなく「参加」して楽しめるアートプロジェクトがたくさんあるところ。

美術館やギャラリーの中ではなく、市内各所で開催しています。初回となる今年は千葉開府900年を記念して鑑賞料が無料! 「アートだから」とかしこまらず、リラックスしてカジュアルに楽しんでいただければOK!この記事ではたくさんの企画から厳選したアートプロジェクトの注目ポイントをご紹介します。

詳しくは、「千葉国際芸術祭」で検索 または、二次元コードから。

問い合わせ 千葉国際芸術祭実行委員会(文化振興課内) 電話 245-5961 FAX 245-5592

集中展示・発表期間
9月19日(金曜日)から11月24日(休日)

千葉都市モノレールの「幻のホーム」を探せ! パラレルワールドをのぞきこもう

千葉都市モノレール「県庁前駅」に幻のホームがあることを知っていますか?延長計画が中断され、使う乗客がいない未使用のホームが存在します。アーティストの沼田侑香さんは、このホームを「パラレルワールドにある架空のホーム」として、市にゆかりのある人々の等身大の姿を展示します。モノレールを待つ人々が、ある位置から見ると背景に同化するような不思議な光景…ぜひ探してみてください!

沼田侑香「パラレルワールド」

会場
千葉都市モノレール 県庁前駅

巨大な女神像に何を祈る? 建築資材から生まれた「ガード下神殿」

西千葉駅脇の高架下に「ガード下神殿」が誕生します。神殿に横たわるのは、全長約18メートルの巨大な女神像。建築資材を流用し、アーティストの伊東敏光さんと近隣住民の方々とともに制作されたものです。女神像の体には数多くの風鈴が吊るされ、列車の通る音や駅前の喧騒と共に、涼やかな音がガード下の空間に響きます。あたらしい神様を前に、あなたなら何を願いますか?

伊東敏光「ゆう-ガード下神殿-」

会場
西千葉駅ガード下

これもあれも遊べるかも!? まち全体を使いたおす「シティゲーム」大会

まちなかにあるマンホール、古い地図、切り株…一見するとごくありきたりのものに見えますが、中国在住アーティストのシー・ユシンさんの手にかかれば、どんなものでも「ゲームの道具」に変わります。あなたもシーさんが市内をリサーチして見つけた気になる物や場所を使って遊んでみませんか? 一度体験したらきっと「もしかしてこれもあれも、遊べるかも!?」という気分になるはず。

シー・ユシン「シティゲーム」

会場
千葉駅周辺エリア

動物公園で不思議体験! 動物×AR×カードで遊ぼう

市の人気スポットの動物公園で、デジタル技術を駆使するアートユニットの「TMPR(てんぷら)」が作品を発表します。かつて生きていた動物、昔の人が想像した生物など、AR(拡張現実)技術と展示のために制作された特別なカードを駆使した体験型作品が展開されます。市美術館所蔵作品のデジタルデータとのコラボもあります。どんな体験になるか現地で目撃してください!

TMPR「こんじゃくえーあーるどうぶつ借景しゃっけい

会場
動物公園 動物科学館

「秘密の人々」を訪ねて 都市を支える人のポートレート展

当たり前すぎて、つい忘れてしまうこと。それは、私たち一人ひとりの生活は、多くの人の真摯な労働によって支えられているということ。ロシア在住の映画監督であり、アーティストでもあるアレクセイ・クルプニクさんが、市の生活を支える労働者や生活者を丁寧に取材し、撮影したポートレート写真展を開催します。警備員、清掃員、食料品店の店主など都市機能を支える一人ひとりの姿がまちなかに大きく展開されます。

アレクセイ・クルプニク「Secret people(秘密の人々)」

会場
そごう千葉店1階駅側正面口前

ジャイアントなマイクロプラスチック!? 環境問題に想いを馳せるアート

海は私たちの命を支えるとても大切な資源ですが、目に見えないほど小さな「マイクロプラスチック」が重大な問題になっています。この「見えない問題」を人々に訴えかけるため、アーティストの安西剛さんが制作するのが「Giant Micro Plastic」です。マイクロプラスチックをペーパークラフトにして巨大化したアート作品。アートから環境を考えてみませんか?

安西剛「Giant Micro Plastic」

会場
稲毛記念館

不用品?それともアート作品? 中古家電に第二の人生を!

日常のあらゆる場面で活躍する家電製品。毎年のように新製品が発売され、古くなった家電は用済みに…。ラジオやプリンター、使わなくなった目覚まし時計が物置で眠るご家庭も多いのでは。そんな現代生活に疑問を投げかけるのが、イギリス在住アーティストのサイモン・ウェッテムさんです。ちばげいでは市内から集まったさまざまな中古家電を使って、動くアート作品を制作します。

サイモン・ウェッテム「Made to Malfunction in Chiba (千葉で壊れるために生まれた)」

会場
第二山崎ビル(中央区富士見2丁目13-1)

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ちば市政だよりの発行日について

ちば市政だよりは、毎月1日発行です。発行日前日までに各家庭にお届けします!


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ファックス:043-245-5796

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