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ゴリラに対する取組みについて

更新日:2025年12月22日

ゴリラへの取組みバナー

当園のゴリラがより健やかに毎日を暮らせるよう、アニマルウェルフェアポリシーに基づいた、健康管理の充実と生態行動の発現を目的とした飼育展示場の環境改善に引き続き取り組んでまいります。
(2025年12月現在)

健康管理

給餌

  • 当園では1日に6回の給餌を行っており、そのうち3回は非展示エリアで実施しています。非展示エリアで行う給餌の理由は、飼育職員との関係性の構築や、健康管理を目的としたトレーニングを実施するためです。
  • 現在給餌している品目については、栄養計算を行いゴリラに必要な要求摂取量を満たすようにしております。また給餌している樹木種についても今後栄養分析を行う予定です。
  • モモカへの給餌内容については、東京都恩賜上野動物園で与えていたものと同品目を想定した同量を当園でも提供しています。給餌品目や量については今後も検証・検討し、必要な対策を実施してまいります。

 

生態行動の発現についての取組み

環境エンリッチメント

採食に関する取組み(採食エンリッチメント)
  • ボールフィーダー 導入済
  • 竹製フィーダー  導入済
  • 小型フィーダー  導入予定
好奇心などを刺激することを目的とする取組み(認知・感覚・空間エンリッチメント)
  • 毛布など体を覆うもの 導入済
  • パズルフィーダー   導入済
  • ハンモックの設置   モモカの獣舎内に新規設置済(12月10日)
ボールフィーダー   竹製フィーダー
ボールフィーダー 竹製フィーダー
小型フィーダー   ハンモック
小型フィーダー ハンモック

 

未来へ紡ぐゴリラプロジェクト」として、クラウドファンディングでのご寄付により生態環境の再現を目的に屋外展示場へ様々な植栽を行わせていただきました。また、樹上性生態を引き出す空間づくり目的とした追加対策を現在検討しております。

環境エンリッチメントとは
飼育下の動物が必要としていながら不足している刺激や環境要因を飼育環境へ追加し、動物の本来の行動を引き出し、動物の選択肢を増やすことで生活の質の向上を図ります。

 

繁殖への取り組み

モンタとモモカの繁殖のためのペアリングについては諸条件を考慮しつつ、段階的に実施します。

室内で相手の存在を確認させる(匂い、音)
屋外展示場で扉の格子越しに存在を確認させる

12月17日より“顔合わせ”を始めました。

ペアリング(格子なしでの同居)

ゴリラの安全性の確保から屋外展示場での実施を計画しており、冬季でのペアリングは心疾患などの不慮の事故を招く恐れがあることから、春以降の実施を予定しています。

 

これらの取組み状況については、適宜公式X等で引き続き情報発信してまいります。

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