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更新日:2018年12月1日
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心の輪を広げる体験作文
小学生部門 最優秀作品
「気持ちでお話」
井原 侑珠
(千葉市立大木戸小学校 3年)
わたしが二年生の時の冬、お母さんがはたらいている保育所にお手伝いに行きました。子どもたちと所庭でおにごっこで遊びました。しかし、外で元気に遊べない子どももいます。その子は、お話ができず、体を自由に動かせないというしょうがいを持っています。わたしはその子が気になり、その子のいるおへやへ行ってみました。
わたしがその子をはじめて見たときは、
「ふつうの子みたい。かわいいな。」
と思いました。そして、そのおへやにあったプーさんの大きなぬいぐるみで遊びました。わたしが大きなプーさんの後ろにかくれて、プーさんの手を動かし、プーさんの声をまねして、
「ぼくはプーおなかがすいて動けないんだ。」
と言うとその子は、わらったり、きょとんとしていたりしました。その他にも、玉を転がすと、さいご音がするおもちゃで遊ぶと、その子は楽しそうにわらっていました。わたしはうれしくなり、くりかえし玉を入れて遊びました。
わたしはその子と遊んで、一番に思ったことは、しょうがい者で話せなくても、感じょうはあるし、うれしさ、悲しさだってひょうげんはできるということです。それにちゃんと心だってあります。そして同じ人間です。しょうがい者と言ってもなかまはずれでもなく、他のだれでもありません。その子はその子です。なのでその子自しんの感じょうや、心があります。お母さんから聞くと、その子はいろいろなひょうじょうをするそうです。わたしはそのいろいろなひょうじょうに今度その子とあうきかいがあれば気づいてどのような気持ちなのかを考えてみたいです。
話しができない友だちとの出会いは、わたしにとってとてもよいけいけんになりました。そして、話せなくても、気持ちでお話ができるとわかりました。これからもたくさんの人と出あって、気持ちでお話がしたいです。
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