更新日:2018年12月1日

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平成30年度心の輪を広げる体験作文 小学生部門優秀賞受賞作品

心の輪を広げる体験作文
小学生部門 優秀作品
「お兄ちゃん」


内木 柊
(千葉市立川戸小学校 四年)

ぼくのお兄ちゃんはしょうがいがある。

ぼくが気づいた時から ちてきしょうがい者だ。

でも、見ためはふつう。だけど、ようご学校に 通ってる。

お兄ちゃんはやさしいし、たよりになる。

四人兄弟のなかで、ぼくと一番あそんでくれる。ゲーム中も ぼくが弟だから、手かげんしてくれる。おやつも 分けてくれる。宿題も教えてくれる。

ぼくは、お兄ちゃんといっしょに買い物に行ったり、おふろに入るのが大好き。買い物は道路や店でのマナーを教えてくれるし、おふろは、お兄ちゃんのくうそう話を聞くのが楽しい。字や絵もじょうずで、マンガや動画をつくったのを見せてくれる。兄弟ゲンカをしてもぼくが弟だからって あやまってくれる。

でもこまったこともある。

お兄ちゃんが学校から帰ってくると うるさい。

ドタバタ ドタバタ わざと大きな音を出して動き回って、その日あった イヤなことやあげくに何年もむかしの話を大声で もんくを言う。ぼくが「しょうがないじゃん。」というと「うるせぇ!!おまえに何がわかるんだ。知りもしねぇのに!!」と、いつも言われる。

そうなると いつも お母さんが出てきて「こうなってる時はしばらくほうっておきなさい。」って言われる。「何で いっつも学校から帰ってくると うるさくなるんだろうね?」ってお母さんに聞いたら、「学校や外では、いろいろルールや気をつかう事があるでしょ?外でがんばっている分、家に帰って来たら、こうやってストレスはっさんしてるんだよ。」って教えてくれた。

たしかにぼくも 学校でつかれたりすることもあるなぁと思った。でも、こんなにオーバーにする必要はあるのかな?と 思ってしまう。

だけど、お兄ちゃんはきめられたことは、ちゃんとやる。兄弟の中でお手伝いは一番だ。犬の世話やおふろそうじも毎日してる。

できる事とできない事がいりまじっている。

弟のぼくでも お兄ちゃんのわからない部分はあるけど、兄弟のなかでも、お兄ちゃんが一番すきだ。

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