インフルエンザを予防しましょう!
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では細菌による肺炎を伴う等、重症になることがあります。
市内医療機関からの発生報告件数が、2025年10月下旬以降急増し、11月19日時点で、流行発生警報基準値(30.00)を超えました。

今後、更なるインフルエンザ患者の増加が見込まれるため、以下の点を心がけ、感染予防に努めましょう。
千葉市の感染症流行状況は千葉市感染症情報センターのホームページで確認することができます。
感染予防のポイント
- 外出後や食事の前は、手洗いをする。
普段から流水と石けんでこまめに手を洗いましょう。
洗い残しの多い「指先や爪、指の間、親指」にも注意して洗いましょう。
正しい手洗いの方法:「手を洗っていますか?」(感染症対策課ホームページ)
- 室内はこまめに換気する。
季節を問わず、基本的な感染症対策として換気は重要です。
- 適度な湿度(50~60%)を保つ。
空気が乾燥すると、喉の粘膜が乾燥して、ウイルスを防御する力が衰えるため、インフルエンザに感染しやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
- 十分な睡眠及び休養をとり、バランスの良い食事をとる。
日頃から、自己の免疫力を高めておくことも重要な予防策の一つです。
- 予防接種を受ける。
ワクチンにはインフルエンザの発症をある程度おさえる効果や、重症化を防ぐ一定の効果が期待できます。
千葉市では、接種日時点で65歳以上の方などを対象に、2025年10月1日から2026年1月31日までのあいだ、1人1回、インフルエンザ予防接種の費用助成を行っています。
詳細は下記ホームページをご確認ください。
高齢者インフルエンザ予防接種のご案内(医療政策課ホームページ)
- 人混みや繁華街への外出を控える。
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、不織布性マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
- お問い合わせ先
保健所感染症対策課(感染予防について)TEL:043-307-7273
医療政策課(予防接種について)TEL:043-238-9941、FAX:043-245-5554
市内各教育機関のみなさまへ
本市では、厚生労働省通知に基づき、「インフルエンザ施設別発生状況」に係る調査を実施しています。
市内各教育機関におかれましては、インフルエンザ施設別発生状況を把握するため、インフルエンザ様症状の患者による学級閉鎖等があった場合には、報告をお願いしております。
詳細は、以下のホームページをご覧ください。