子どもが夜間・休日に急病になったとき
熱が出た
- せき、鼻水、下痢、嘔吐がひどく、食欲がなくて水分も十分にとれないとき
- 6か月未満の乳児(特に3か月まで)で、熱が高いとき
- この頃の子供はあまり熱を出しません。肺炎、尿路感染、髄膜炎などの可能性があります。できるだけ早く医師に診せましょう。
- 単に熱が高いだけではあまり心配はありません。ウイルスは熱に弱くて、ヒトは細菌やウイルスと戦う力が増します。冷やしたり、解熱剤を使って楽に眠れれば、慌てて受診しなくても大丈夫です。
腹痛を訴えた
- おなかが痛くて歩けないようなとき
- 2歳までの子供が30分以上も泣き止まないとき
- 吐き気、嘔吐、下痢、発熱、咳、鼻水、頭痛、のどの痛み、めまいなどがあるとき
- 簡単に我慢ができる痛みは、あまり心配ないでしょう。もし便の異常がある場合には、便をとっておいて、医師に見せてください。
吐いた
- 吐いたものの中に血液や胆汁(緑色の液体)が混ざるとき
- 強い頭痛をともなうとき
- ひきつけたり、意識がぼんやりしているとき
- 続けて何回も吐いてしまい、水分がとれないとき
- おしっこが半日も出ないとき
下痢をした
- 便の中に、血液や粘液が混ざるとき
- 腹痛が強く、下痢が1日10回以上あるとき
- 食欲がなく、水分が十分とれないで、吐き気が強く、おしっこの出が悪いとき(半日以上尿が出ないとき)
ひきつけた
- 生まれて初めてひきつけを起こしたとき
- 15分以上続くとき
- けいれんが止まっても、すぐに繰り返すとき
- けいれんが止まった後も、意識がはっきりしないとき(呼んでも目を覚まさないようなとき)
咳が出た
- 何度も咳き込んで吐いたとき
- 呼吸が苦しそうで、ゼイゼイしたり、息を吸うときに肩を激しく上下させ、肋骨の上や間がペコペコ引っ込む呼吸(陥没呼吸)をしているとき
- 声がかすれて、オットセイが鳴くような咳や、息が吸いにくいとき
夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています。(対象年齢は生後1か月~6歳までのお子さんです。)
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看護師や小児科医が電話でアドバイスします。(相談日時は、毎日・夜間の19時から翌日6時です。)
電話番号:#8000(プッシュ回線の固定電話や携帯電話)
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