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更新日:2009年11月28日

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妊婦の魚介類の摂食と水銀に関する注意事項

平成17年11月2日に開催された厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会において、魚介類に含まれる水銀に関する安全確保について審議され、「妊婦の魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」等の見直しについてがとりまとめられました。

今回の見直しは、平成15年6月の第61回JEFCA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)において、胎児におけるメチル水銀の暫定的耐容週間摂取量が引き下げられたことから、厚生労働省が食品安全委員会に評価を依頼していたものです。

この食品健康影響評価結果が、平成17年8月4日に示され、胎児におけるメチル水銀の耐容週間摂取量が、一週間当り総水銀として体重1kgあたり2.0μgとされたことを受け、審議会における議論を踏まえ、バンドウイルカ、コビレゴンドウなどの水銀濃度が比較的高い魚介類の摂取量などを改めたものです。

魚介類は、健やかな妊娠と出産に重要である栄養などの、摂取源として欠かせないものですので、この注意事項は妊婦の方々に水銀濃度が高いということから、魚介類を食べないようにするものではありません。偏りのないバランスの良い食事を心がけましょう。

妊婦が注意すべき魚介類の種類とその摂取量(筋肉)の目安

魚介類 摂食量
(1回約80グラムとして)
バンドウイルカ 2か月に1回まで
コビレゴンドウ 2週間に1回
キンメダイ
メカジキ
クロマグロ
メバチ
エッチュウバイガイ
ツチクジラ
マッコウクジラ
週に1回まで
キダイ
マカジキ
ユメカサゴ
ミナミマグロ
ヨシキリザメ
イシイルカ
週に2回まで

マグロの中でも、キハダ、ビンナガ、メジマグロ(クロマグロの幼魚)、ツナ缶は通常の摂食で差し支えありません。

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