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更新日:2021年4月22日
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千葉市では、次世代の産業を担う子供の起業家精神(アントレプレナーシップ)を育むため、市内の大学や企業と連携してものづくりの楽しさや、経済・金融の仕組みを学ぶ機会を創出しています。
この取り組みの一環として、小学生を対象に、起業体験を通じて様々な課題を発見し、解決していく中で、働くことや経済の仕組み、地域社会との関わりを学習する「西千葉子ども起業塾」を開催しています。
2020年度は、市内に所在を置くJFEスチール株式会社東日本製鉄所(千葉地区)の協力のもと、「鉄づくりの魅力を伝える記念品を企画・作成しよう!」のミッションに対し、子どもたちが起業による課題解決に取り組みました。
子どもたちは、会社経営者やデザイナーなどの社会人からアドバイスを受けたり、取引先であるJFEスチールと交渉を重ねたりしながら、記念品(クリアファイル)を通してどのように鉄の魅力を伝えるかを議論し、事業提案を行いました。
また、会計を学ぶカードゲームを通じて、金融や税金に関する知識も深めました。
2020年9月20日(日曜日)~22日(火・祝)9時00分~15時00分
オンライン会議ソフト「Zoom」を使用して実施。
「鉄づくりの魅力が伝わる記念品(クリアファイル)を企画しよう!」
※クリアファイルに掲載する内容やデザインを子どもたちが企画
小学4年生~中学3年生 計24名
塾長からの挨拶、千葉市長ビデオメッセージ放映、JFEスチールからの仕事依頼など。
各会社に分かれて、クリアファイルのデザインやJFEスチールへのヒアリング(2日目実施)内容を検討。実際の経営者との社長面談、デザイナーとの打合せなども実施。
各会社の経理担当は、カードゲームを通じて会計や帳簿の仕組みを学習。カードゲームの結果などを踏まえ、千葉銀行や千葉東税務署の方からアドバイスも。
2つのコースが合流し、活動内容の共有や企画アイデアの検討。
1日目に引き続き会社活動。JFEスチールへのヒアリングや交渉、それを受けたデザインの検討など。社長面談、デザイナーとの打合せなども実施。
子どもたちの会社からJFEスチールに向けて企画をプレゼン。
プレゼンの内容や子どもたち同士の相互評価の結果をもとに、JFEスチールが各社に支払う報酬額を決定して発表。
発表された報酬を受けて、各会社で決算を算出。
各社から決算を含めた活動報告や塾長からの挨拶など。
子どもたちは5社に分かれて活動しました。
最終日の決算では、3社が黒字、2社が赤字という結果でした。
・ JFEスチールの大きさや迫力、燃える鉄の様子などをインパクトの強い写真で表現。
・ 鉄づくりの過程をマンガで表現。検索窓の記載でwebサイトにも誘導。
・ 「鉄」という文字を中心に、車やパソコンなど身近な鉄製品への変化を表現。
・ 身近なものに使われており、また鉄製品を苦労して作っている人もいることから、大切に使ってほしいという想いを込めた。
・ すごろくのデザインやクイズなどにより、鉄づくりについて楽しく学べるように工夫
・ 日本の製鉄業のリサイクル技術や環境保全が世界トップクラスであることをアピール
・ 表面は「鉄づくりのヒミツ」として、製鉄の工程や関連するクイズをデザイン
・ 裏面は住居などのイラストを載せ、身近な鉄製品を自分たちで探せるように工夫
・ 鉄がリサイクルされる工程を表現することで、環境面への配慮をアピール
・ 側面に目盛をデザインして定規としても使用できる工夫をするとともに、裏面はあえて無地とすることで使いやすさ(見やすさ)を重視
開催にあたり、多大なご協力をいただきました。感謝申し上げます。
株式会社千葉銀行広報部の皆様
このページの情報発信元
経済農政局経済部雇用推進課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟7階
電話:043-245-5278
ファックス:043-245-5558
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