『ムスリム対応セミナー』を開催しました

　千葉市の平成29年の外国人延べ宿泊者数は約57万人泊となっており、多くの外国人旅行者が本市に滞在しております。その中には、宗教やさまざまな理由から食の禁忌や制限を抱えている旅行者もおり、特に課題となっているのはムスリム（イスラム教徒）旅行者への対応です。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、これからも多くのムスリム旅行者の来日が予想されており、彼らの受入対応がインバウンド需要をチャンスに変えるきっかけのひとつになるといわれています。市内でのムスリム旅行者受入れの機運をたムスリム対応に関する基礎知識を学ぶ機会として、このセミナーを開催しました。

開催概要

 スケジュール等 

• 日　程　平成31年2月19日（火曜日）
• 会　場　神田外語大学（外部サイトへリンク）　アジアン食堂「食神」（千葉市美浜区若葉1-4-1） 
• 主催等　主催：千葉市　協力：千葉商工会議所、千葉市観光協会、神田外語大学
• 対　象　千葉市・四街道市・市原市の飲食・宿泊業・商業・観光関連業等を営む方など
• 定　員　各回50人（事前申込制・先着順）
  ※第1部・第2部・第3部それぞれの部分参加も可能です。
• 費　用　無料

　（参考）開催案内チラシ兼参加申込書（PDF：232KB）※現在は募集していません。

講座内容

【第1部】講演
テーマ『ムスリムに対するおもてなし』

（1）内容　
イスラム教やムスリムの基礎知識からムスリム対応のトレンド、成功事例等について紹介していただきました。

（2）講師
フードダイバーシティ株式会社
取締役　横山　真也　氏

（3）参加者数
42名

【第2部】キッチンデモンストレーション
テーマ『現場を知ろう！食神でのおもてなし』

（1）内容
「ムスリムフレンドリー・ハラール証明」を取得した日本初の学生食堂である「食神」。ハラール食材や調味料を使用した調理の実践や味見、これまでの経験談等を紹介していただきました。

（2）講師
栄養食株式会社
食神レストラン支配人　倉光　光影　氏
執行役員　立花　紀子　氏

（3）参加者数
39名

【第3部】ワークショップ
テーマ『千葉市のムスリムフレンドリー対応について』

（1）内容
市内在住のムスリムやすでにムスリム対応に取り組んでいる千葉市内の事業者の方々と一緒になって、これからの取り組みについて話し合いました。

（2）参加者数
31名

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