更新日:2025年1月10日

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ウイルスフリー苗

千葉市農政センターでは、各種野菜の優良種苗を生産し、生産農家に安定的に供給しています。
各種野菜の中には、選抜された優良系統の個体をバイオテクノロジーの技術を用いてウイルスフリー化しているものもあります。

※ウイルス:病原体の一種。植物ウイルスは、種類により収量の減少や品質の低下を引き起こす。
ウイルスフリー苗生産、ラン苗の生産の流れ

ウイルスフリー化
ウイルスフリー化植物の生長点付近は細胞が盛んに分裂しているため、ウイルスに感染しにくいとされています。生長点付近を0.2~0.5mm程度の大きさで摘出し、これを試験管内の栄養分を含んだ培地に移植・培養することにより、ウイルスに感染していない植物を得ることができます(ウイルスフリー化)。生長点を肉眼で見ることは難しいので、作業は実体顕微鏡下で行います。
 

ウイルスフリー苗の効果

ウイルスに感染していない苗を用いると、作物が本来の能力を発揮できるため、形状品質の向上や、増収効果が得られます。

このページの情報発信元

経済農政局農政部農政センター農業生産振興課

千葉市若葉区野呂町714-3

ファックス:043-228-3317

seisanshinko.AAC@city.chiba.lg.jp

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