緊急情報
更新日:2021年6月29日
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千葉市いずみ地区に伝わる郷土食。
いももちと言えば北海道が有名で、ジャガイモと片栗粉で作られています。和歌山や高知県でも郷土料理として食べられており、こちらはサツマイモともち米を使っています。
千葉市は古くからサトイモ、コメの産地ということもあり、いずみ地区のいももちはサトイモとうるち米から作られます。
食糧難の際にコメにサトイモを混ぜたとする説や、子の7歳の祝いに食べられており、それが七五三のお祝いに転じたという説があります。
▶いももちの作り方
千葉市いずみ地区の郷土料理「いももち」が同地区の和菓子屋「菓司庵いずみ野」によって、和菓子としてアレンジされました。千葉市産の米粉(コシヒカリ)とサトイモをたっぷり使っているので、いままでにないモチモチした食感に仕上がっています。
割ってみるとこんな感じ。
北海道美瑛(びえい)産の餡がたっぷり。
自社工房で製餡された餡は、甘さ控えめでだから2個、3個食べられちゃいます。
東金街道沿いにある「菓司庵いずみ野」で買うことができます。
千葉県優良土産品に指定されている「ぼっち畑」や明治神宮献上銘菓の「張果老最中(ちょうかろうもなか)」が有名です。
【菓司庵いずみ野】
住所 千葉市若葉区野呂町1793-333
電話 043-228-2345
菓司庵いずみ野WEBサイト(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
いももちの作り方を若葉区富田町の地元女性グループ「とみた花の里」の皆さんに講師になっていただき、講習会を開催していました。(平成27年度~平成30年度)
平成26年10月、若葉区の富田さとにわ耕園で行われた
「富田コスモスまつり」にて名称投票会を実施しました。
投票総数643票!新作和菓子の名称は357票を獲得した「いもっち」に決定!!
【投票結果】
「いもっち」ダントツです。お子さまには「まんまるチーバくん」が人気だったようですね。
10個以上購入していく方もいたようで、甘さ控えめ、モチモチ食感の和菓子にはたくさんの「おいしい」をいただきました。
市民の皆さまの投票によって名称が決定した「いもっち」のパッケージが完成しました。
おいしそうなサトイモと黄金色に実った稲が描かれたデザインは、千葉市産のサトイモと米粉を材料に使用している「いもっち」にぴったりです。
「いもっち」の製造者である菓司庵いずみ野の林さんが市長を表敬訪問し、
名称の決定とパッケージの完成を報告しました。
林さんが開発にあたっての苦労やこだわりを話すと、
「これは完成度が高いね」と市長も絶賛。
今後も「いもっち」の活躍が楽しみです。
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