緊急情報
更新日:2025年9月17日
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千葉市では、埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没を受け、国土交通省からの要請に基づき「下水道管路の全国特別重点調査」を行っています。
このたび、優先実施箇所の調査結果を公表しますので、お知らせします。
▪1 調査対象
・管径2m以上かつ布設後30年以上経過した下水道管路 (全体 市内約40km)
・上記のうち、以下のいずれかに該当する箇所を優先的に調査(うち 市内約10km)
①埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の構造・地盤条件の箇所
②管路の腐食しやすい箇所
③陥没履歴があり交通への影響が大きい箇所
④その他(沈砂池の堆積土砂が顕著に増加した処理場やポンプ場につながる管路)
※本市において③、④に該当する箇所はなし。
▪2 調査方法
目視やテレビカメラにより調査
▪3 優先実施箇所の調査結果 <別添資料参照>(PDF:232KB)
優先実施箇所とした3カ所(市役所前の管路、黒砂水路に放流する管路、南部浄化センターに接続する管路)について、国の判定基準に基づき調査した結果、経年劣化により、一部の管路で腐食やクラックなどが見受けられましたが、管の構造としては問題ありませんでした。
また、道路陥没につながるような緊急性の高い土砂堆積等の異状も確認されませんでした。
(1)市役所前の管路(0.21km)(PDF:1,193KB)
全管路について緊急度Ⅱに該当
(2)黒砂水路に放流する管路(0.71km)(PDF:1,193KB)
管路のうち、0.41kmが緊急度Ⅱに該当。0.30kmは異状なし
全管路について異状なし
※緊急度Ⅱに該当した管路については、止水工事などの応急措置を完了しています。また、路面下空洞調査を実施した結果、異状はありませんでした。
<参考>判定基準(全国特別重点調査仕様)
・緊急度Ⅰ 原則1年以内に速やかに対策を実施(優先実施箇所において該当なし)
・緊急度Ⅱ 応急措置を実施した上で、5年以内に対策を実施
▪4 今後の予定
・市役所前の管路および黒砂水路に放流する管路については、改築工事に向けた詳細設計を令和7年度中に実施します。改築工事は令和8年度から順次着手予定です。
・引き続き、優先実施箇所以外の管路(約30km)の調査を実施します。(令和7年度内に調査完了予定)
このページの情報発信元
建設局下水道施設部下水道維持課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所低層棟3階
電話:043-245-5448
ファックス:043-245-5569
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